『皇居東御苑の散策が人気!入園者数、過去最高に』
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2017年5月1日(月) デイリー「ホッと」トピックス
『皇居東御苑の散策が人気!入園者数、過去最高に』
リスナーの皆さんは、皇居に行かれたことはありますか?
実は今、四季折々の自然を楽しめる「皇居東御苑」の人気が高まって
いるそうなんです。
去年の入園者数は145万5592人で、1968年に公開を始めて以来最高を記録。
東御苑は天皇、皇后両陛下も散策される思い入れの深い場所ということも
あり、宮内庁では「皇室のお庭」のさらなる魅力発信のため、いろいろと
工夫を重ねているのだとか。
ちなみに、東御苑にあたる場所は、江戸時代には城の本丸などが置かれて
いた場所で、戦後に整備・公開され、現在はさまざまな植物や、カワセミ
などの野鳥の観察も楽しめます。
そんな中、今年の3月下旬、宮内庁は東御苑に入園できる三つの門(大手門
・平川門・北詰橋門)の近くに、「皇居東御苑と天皇皇后両陛下」と題する
案内板を設置。バラ園や古品種園など、見どころや地図を示したうえで、
両陛下ゆかりのエピソードを日本語や英語で紹介しています。
例えば、二の丸庭園の池に放流した「ヒレナガニシキゴイ」は、天皇陛下の
発案でインドネシアのコイと日本のコイを交配したこと、阪神大震災の復興
の象徴として全国に広がった「はるかのひまわり」を両陛下も住まいの御所で
育て、その種で東御苑でもひまわりを栽培していることなどを解説しています。
また、宮内庁は去年6月、三つの門の外に「皇室のお庭」「入園無料」などと
英語や韓国語でも記した看板も設置した。看板に添える園内の写真を季節に
合わせて入れ替えるなど、多くの人が親しみやすい環境づくりを進めている
ということです。
新緑を愛でに皇居東御苑にお出かけになってみては、いかがでしょうか?