『西東京で縄文時代の生活を疑似体験できる!?』
※放送終了後1週間しかお聴きになれません。
※詳しくはコチラをご覧ください。
2017年4月12日(水) デイリー「ホッと」トピックス
『西東京で縄文時代の生活を疑似体験できる!?』
皆さんは西東京市に縄文時代の大規模な遺跡があるのを
ご存じですか?
西東京市・東伏見にある「下野谷(したのや)遺跡」という縄文時代の遺跡。
5千~4千年前の縄文中期、広場を囲むように住居や倉庫が並んで生活が
営まれていたとみられ、2カ所の集落に400軒以上の住居跡が確認されて
おり、南関東最大級の縄文集落跡だそうです。2年前に一部が国史跡に指定され、
現在は遺跡公園となっています。
そんな「下野谷遺跡」の価値と魅力を、もっと多くの人に知ってもらおうと、
市の教育委員会がCG映像を使って縄文時代の暮らしを疑似体験できる、
デジタルコンテンツを制作しました。
このコンテンツは、遺跡公園でタブレット端末などをかざすと、
まるで縄文時代の集落にいるように住居や人々が画面に浮かび上がるほか、
空からの風景なども見られ、音声ガイドや解説、クイズなども付いています。
遺跡の地図を描いた画面には4つのボタンがあり、土器のボタンからは、
土器や石皿を自在に回転させ立体的に見ることができるほか、
竪穴住居の中に入り家族それぞれの仕事ぶりなどをぐるりと見ることができます。
また、別のボタンからは丸木舟が浮かぶ石神井川や、クリが実りイノシシを
捕らえられる豊かな森が見えたり、さらに、タブレットを掲げてジャンプすると、
50メートル上空からムラや森を見下ろせるんだとか。
どなたでもタブレットやスマホなどで見られるアプリが、
5月までにダウンロードできるようになる予定です。
ゴールデンウィークなどに、お子さんやお孫さんと一緒に、
縄文時代の生活にふれてみてはいかがでしょうか?