2月18日のキニナル。
テーマは、「種」です!
私たちが毎日食べている野菜。それらは種や苗から育ったものです。
そんな生命の源である種の特集です。どのように作られているのか取材してきました。
取材させていただいたのは横浜市に本社がある「サカタのタネ」です。
100年以上の歴史がある種や苗を販売する会社です。
今回は「サカタのタネ」の直営店、「ガーデンセンター横浜」にお伺いしました。
お話してくださったのは広報宣伝部長の清水さんです。
こちらのガーデンセンター横浜は日本最大級の園芸専門店でタネのコストコとのこと。
花や野菜の種や苗、いろんな種類の鉢植え、観葉植物など豊富な品揃えで見ているだけでも楽しい空間です。
「サカタのタネ」は品種を作ることとタネとりをしています。
車の世界でいうと、新しい車を作るというのが品種作り。
新しく作った車を工場で生産するのがタネとり。
そして工場が畑と教えてくれました。
農家さんや園芸の仕事では「種と苗」が必要になるが、自分で種を採ってそれを栽培するというのは極めて少ないです。
サカタのタネというような種苗会社が作ったものを購入して栽培しています。
では、どうやって作っているかというと「メンデルの法則」が関係してきます。
1865年にメンデルさんが発表した研究結果が「メンデルの法則」です。
「エンドウ豆の形や性質の特徴に着目して交配を繰り返して、交配の組み合わせによって遺伝の仕方に法則があることを発見した」
この法則とは優性の法則、分離の法則、独立の法則の3つです。
このメンデルの法則、説明がとても難しいので・・・割愛します。(キニナル方はぜひ調べてみてください)
今日、遺伝については多くのことがわかってきていますが全ての始まりはメンデルとエンドウ豆なんです。
タネの開発は「10年一仕事」と言われ、目標通りの品種ができるまでに10年近くかかると言われています。
店頭に並ぶまでにはいくつものドラマを乗り越えた一粒と言えますね。
「種は命の設計図。たくさんの情報が詰まっている。だからこそロマンがある。」と清水さん。素敵な言葉です。
育てれば食べることもできるし、育てる楽しみや喜びを味わうこともできます。
また、命の大切さを学ぶこともできます。
皆さんも種を蒔いて植物を育ててみませんか?
18.2.18 ON AIR MUSIC
M1 Life is a flower/Ace of Base
M2 歓びの種/YUKI
M3 太陽と花/高橋優
M4 いちごいちえ/やなわらばー
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