12月24日 第245回 放送後記

12月24日のキニナル。
テーマは、「外灯」です!

クリスマスイブの24日、皆さんはどのように過ごされたでしょうか?
クリスマスに向けて街中にイルミネーションやツリーが飾られいっそうクリスマスを盛り上げてくれます。
しかし、こういった灯りよりも大事な灯りがあります。今回は私たちの生活にはなくてはならない「外灯」の特集です。

今回は都内某所の従来の蛍光灯の外灯からLED灯に交換する現場を取材しました。
その現場の作業責任者「株式会社関工パワーテクノ」電力部の宍戸さん、作業員の長谷川さんを含むたくさんの作業員の方にお話しを聞かせてもらいました。


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宍戸さんによると、外灯のLED化はまだ半分にも達していないと言います。
LED化にするメリットは、消費電力が少ないこと。蛍光灯の30~40%で、寿命は7倍以上でさらにLEDの方が明るいとのこと。いいことずくめなんです。


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そもそも外灯は、街路灯、防犯灯などを総称した言葉です。
宍戸さんによると、街路灯は道路照明で2車線道路のような車道を照らしているもの。防犯灯は住宅街にあるような照明を指しています。
そんな防犯灯の始まりはイギリスのロンドンで19世紀初頭にガス灯による「街灯」がつけられたのが最初です。
日本では1871年に初めて横浜でガス灯がつけられて、東京では1982年に初めて電気によるアーク灯(電灯)がつけられました。
その後、電球が開発され1887年に東京江戸橋郵便局に電球による街路灯が取り付けられました。
街路灯が普及したのは大正12年の関東大震災がきっかけでした。


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防犯灯は明るさが決まっていて、推奨基準では「4メートル先の歩行者の見え方」という基準で明るさが規定されています。
また、設置感覚や高さは自治体によって基準が決められています。


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実際に点灯したところを確認させてもらいました。明る〜〜い。
LEDにするだけでこんなに違うとは・・・。


今回はたくさんの作業員の皆さんにお話しを聞かせてもらいました。
「子供たちが歩くところは明るくしてあげたい」「日本を明るくして、人間を明るくしたい」
責任者の宍戸さんからは「防犯灯は自分は気になるけれども、市民の方は見過ごしていると思う。でもそれでいいと思っている。」という言葉をいただきました。

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外灯は明るく目立つ存在だけど、人の印象では陰の存在です。
「株式会社関工パワーテクノ」で働く皆さんがいることで私たちは安全に生活できています。
もし空を見上げることがあったら、その下に輝く外灯にも目を向けて欲しいと思います。


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17.12.24 ON AIR MUSIC

M1 Santa Tell Me/Ariana Grande

M2 街の灯り/堺正章

M3 予告/aikido
M4 Peppermint Winter/Owl City



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