『アウディ A4』
【眞善's EYE】
今回アウディA4に乗ってみて、
新潟往復600キロを1日で走った感想。
まずアウディに出会って感動と言うのは
それほどなかった。
なぜならば普段街中でも、よく見かける顔つきだし、
自分のイメージしているアウディデザイン、そのもの。
ベンツやBMWに比べて押し出し感が強くは無い。
つまりは、『すっきり』と言うイメージ。
ただし値段はBMWやベンツに並ぶもの。
そして僕の漠然としたイメージの中では、
これぞアウディと言うようなイメージがないのも事実だった。
それが、走り出して一瞬で、魅了され始めるわけです。
なんなんだ、この高品質感。
距離を積めば積むほど、
このアウディの走りの品質の虜にとなってる自分がいる。
アダプティブクルーズコントロールも、完璧な挙動。
いやいや、クルーズコントロールを使わずに、
自分でアクセルもブレーキもコントロールしたくなる。
ブレーキタッチも気持ちいいし、アクセルも気持ち良い。
ただ唯一納得いかないのは、ナビゲーションシステム。
進化の極致を突っ走っているような感じがして、
逆に使いにくいことこの上ない。
このナビゲーション、これさえ使わなければ
百点満点の車である。
どこかで人間は進化をするにあたって
新しいシステムを採用したがる。
でも人間はシステムの進化ほど人間自体が進化しているわけではなく、
使いやすさの到達点と言うのは、どこかに、
すでにあるのではないだろうか。
その到達点を無視して、進化し続けて行けばそれは
逆に使いにくいと言う現象を生んでしまう...
ということがわかった気がする。
そういったことを考えると先日の
三菱アウトランダーもそうであったが、
CarPlayやら何やらよりもポータブルナビゲーションが
1番使いやすく安心感がある。
もし僕が買うのであるならばそういったナビを
つけることを前提に車を選ぶのかもしれない。
ただこのアウディでびっくりしたのは車自体に、
もうSIMカードが挿入されていると言うこと。
車自体が通信機器になっていたのである。
いやーこれには参った。
CarPlayよりも理想的であるとは思った。
正直このアプリ欲しいとは思う欲しいとは思うのだが、
エスクードの2倍の価格である。それさえなければなぁ...。
あー夢のアウディ!