5月7日 第212回 放送後記


5月7日のキニナル。
テーマは、「発電」です!


当たり前だけど、実はありがたいモノ。
そんなものを毎週クロースアップしている
この番組。
今回はその究極です!


目に見えないけど、大切で、ありがたい。
「電気」です。
そして、その「電気」をつくる現場に
足を運んできました。


向かったのは群馬県上野村。
またしても「村」です。


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神流川発電所。ここで取材スタートです。
この神流川発電所の発電は水力発電。
さらに、水力発電の中でも珍しい、
揚水発電です。


東京電力ホールディングス株式会社・
リニューアブルパワー・カンパニー富岡事業所長の
野澤英二さんと、東京電力パワーグリッド株式会社渋川支社
富岡制御所PR担当角田正夫さんに案内していただくことに。


ヘルメットを着用し、
いざトンネルの中に!


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中は車2台がすれ違えるほどの空間。
約10分車を走らせると発電所に到着!


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中に入ると驚きの空間がそこに広がっていました。
高さおよそ50m、幅33m、長さ200mの
空間が広がっていた。巨大なかまぼこ型の空間。

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そもそも、ここ「神流川発電所」は、
長野県の「南相木ダム」に蓄えた水を650メートル下にある
「上野ダム」に流して発電しています。


この方式を「揚水式発電」といって、高さの違う2つのダムの間を
管でつなぎ、上のダムで貯めた水を下のダムへ落下させて、
その落下エネルギーでタービンを回し発電します。
そのため発電所は2つのダムの間に造られ、
高さは下のダムより低い位置になる。
2つのダムの間は通常は山だから、
どうしても発電所は地下になるというわけです。


一度発電に使った下のダムの水を、
電力の余っている時間帯に再び上のダムに汲みあげ、
使用電力のピーク時にまたその水を使って発電しています。


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因みに「水力発電」は、
川の流れを利用して発電する「水路式」や、
ダムを作って、そこで生ずる落差を利用して発電する
「ダム式」などがあり、これらは天候、雨量に左右されます。
しかし、「揚水式」は影響を受けず、
必要な時に発電できるのです。


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意外と知らない方も多い揚水発電!
実はとてもありがたいモノだったのです。
そんな発電を支えるお2人は、
「ぜひ、電気は大切に使ってほしい。」と
お話しくださいました。

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こうして、電波に乗せて皆さんにお届けできるのも
「電気」があるから!
感謝しつつ、これからもお送りしていきたいなと思います。


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17.5.7 ON AIR MUSIC
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M2 今日もどこかで/小田和正 
M3 アイ/秦基博
M4 Like a star/Corinne Bailey Rae


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