5月7日のキニナル。
テーマは、「発電」です!
当たり前だけど、実はありがたいモノ。
そんなものを毎週クロースアップしている
この番組。
今回はその究極です!
目に見えないけど、大切で、ありがたい。
「電気」です。
そして、その「電気」をつくる現場に
足を運んできました。
向かったのは群馬県上野村。
またしても「村」です。
神流川発電所。ここで取材スタートです。
この神流川発電所の発電は水力発電。
さらに、水力発電の中でも珍しい、
揚水発電です。
東京電力ホールディングス株式会社・
リニューアブルパワー・カンパニー富岡事業所長の
野澤英二さんと、東京電力パワーグリッド株式会社渋川支社
富岡制御所PR担当角田正夫さんに案内していただくことに。
ヘルメットを着用し、
いざトンネルの中に!
中は車2台がすれ違えるほどの空間。
約10分車を走らせると発電所に到着!
中に入ると驚きの空間がそこに広がっていました。
高さおよそ50m、幅33m、長さ200mの
空間が広がっていた。巨大なかまぼこ型の空間。
そもそも、ここ「神流川発電所」は、
長野県の「南相木ダム」に蓄えた水を650メートル下にある
「上野ダム」に流して発電しています。
この方式を「揚水式発電」といって、高さの違う2つのダムの間を
管でつなぎ、上のダムで貯めた水を下のダムへ落下させて、
その落下エネルギーでタービンを回し発電します。
そのため発電所は2つのダムの間に造られ、
高さは下のダムより低い位置になる。
2つのダムの間は通常は山だから、
どうしても発電所は地下になるというわけです。
一度発電に使った下のダムの水を、
電力の余っている時間帯に再び上のダムに汲みあげ、
使用電力のピーク時にまたその水を使って発電しています。
因みに「水力発電」は、
川の流れを利用して発電する「水路式」や、
ダムを作って、そこで生ずる落差を利用して発電する
「ダム式」などがあり、これらは天候、雨量に左右されます。
しかし、「揚水式」は影響を受けず、
必要な時に発電できるのです。
意外と知らない方も多い揚水発電!
実はとてもありがたいモノだったのです。
そんな発電を支えるお2人は、
「ぜひ、電気は大切に使ってほしい。」と
お話しくださいました。
こうして、電波に乗せて皆さんにお届けできるのも
「電気」があるから!
感謝しつつ、これからもお送りしていきたいなと思います。
17.5.7 ON AIR MUSIC
M1 Beautiful now /Zeed
M2 今日もどこかで/小田和正
M3 アイ/秦基博
M4 Like a star/Corinne Bailey Rae
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