文化放送「キニナル」
気がつけば、12月も後半です。
来週の日曜はもうクリスマス。
再来週はお正月!
そんな楽しみがたくさんある一方、
ノロウイルスが各地で猛威を振るっていますね~。
眞善もつい最近まで、体調を崩していました。
さらに、病原性大腸菌O157が原因の集団食中毒も
発生しています。
この原因はただ1つ!細菌が原因です。
そこで今週は、「抗菌」がテーマです。
そもそも「抗菌」とはどういう効果なのか。
気になって足を運んだのは栃木県、那須塩原市の
抗菌研究所!
そう、抗菌においてのプロフェッショナルです。
抗菌剤などを作っている会社で、こちらの代表取締役、
丸尾茂明さんがまた、ハンサム!
常にアイデアを考えては実験!まさに発明家というような方。
まず、キニナルのが「抗菌」ってなに?
簡単に教えてくださいました。
「抗菌」・・・「菌の繁殖を防止する」という意味。
「殺菌」・・・「菌を殺す」つまり死滅させるという意味。
「滅菌」・・・まさに「全滅」無菌状態にすること。
「除菌」・・・菌の数を減らし清浄度を高めること
「減菌」・・・菌の量を減少させる、という意味
効果の高い順にいうと、
「滅菌」「殺菌」「除菌」「抗菌」「減菌」
ということになります。
その中でも「抗菌」を専門的に研究するのが「抗菌研究所」。
社内を見学させてもらうとまさに想像していた
空間が広がっていました。
白衣を着て顕微鏡を覗いている社員がいたり、
試作中の商品を片手に歩いている役員の方がいたり。
精密機械があったり、
まさに研究所といった感じ。
そして、ここの看板商品である、抗菌剤はなんと、
ホタテの貝殻で作られているというから驚きです。
ホタテの貝殻を独自の技術で焼いて加水処理をして
粉にしているのです。
その抗菌剤の名は「スカロー」
強アルカリ性の力で、細菌を分解し、
抗菌・消臭・酸化防止という効果が高く期待できる。
このスカローが凄い!
眞善が毎日履いている革靴。
スカローを2プッシュしただけで、
一切臭いが消え去ったのです。
つまり、臭いも一種の菌によるものということです。
この結果を受け、僕らは思いついたのです。
「そうだ!西川さんの靴でやってみよう」
ということで、スタジオでは
西川さんのブーツの臭いをチェック!
眞善も、ADも「・・・。」
ということで、次回!
クリスマスはサンタさんではなく、
丸尾さんがスカローを持って遊びに来てくれます。
そして西川さんの臭いを消し去ってくれます。
お楽しみに!
【キニナル的 車のススメ】
今回、キニナル取材班が長距離取材のお供に選んだのは、
マツダアクセラハイブリッド。
そりゃーもちろん、長距離走るなら、
少しでも、燃料代やすくあげたいではないですか。
前週までに、なぜか番組全員で石川県まで
飛行機で取材行っちゃいましたから、
そりゃ、制作費ひっ迫してるってもんです。(笑)
で、ならば、燃料代、かるーく済むほうがいいなと。
それでいながら、取材チーム男3人衆が
安心して移動できる車。
しかも、楽しみながら、安全に。
じゃあ、プリウス??
いやいや、あまりに王道過ぎるでしょ。
あまりに主流に乗ってしまうということを
好きではないこの番組は、
うん、リスナーの皆様だってそうでしょ。
ということで、プリウスじゃないハイブリッド。
しかも良きライバルでもある、
アクセラセダン、ハイブリッド~!
早速マツダに連絡してアクセラのチョイスを伝えると、
マツダコダワリのマシーングレーという
ボディカラーの一台を用意してくれました。
なんでもこのマシーングレープレミアムメタリック、
今年の夏過ぎに発売した新色でありながらも、
アクセラの21パーセントの受注比率。
それだけ、クルマを美しく見せるカラーというのが
存在している証拠でしょう。
マツダ曰く
『このカラーは機械の持つ精緻な美の追求をテーマに、
強い陰影のコントラストと緻密さを高次元で両立することで、
あたかも鉄の塊から削り出したかのような
リアルな金属質感を実現。
匠塗りのさらなる進化が生んだ、
まさに熟練した職人の手塗りにも迫る金属の質感。
高精度で規則的に並んだ輝度アルミフレークが、
滑らかかつシャープにハイライト分を輝かせる。』
とのこと。
横浜のマツダの研究所でコイツとであったときには、
『ほほー、こだわりのグレーなのね!』な印象でしたが、
だんだんと、色に対する愛着が、
ほんの数日の付き合いでも変わってきたくらい。
それはさておき、
お借りしたアクセラハイブリッド、
運転席に体を滑り込ませると、
気持ちいいくらいにフィットして落ち着く。
おおお、いいじゃん。
でも、発進のさせ方がわからない。
そう、普通のアクセラとはシフトレバーが違うのです。
そこは丁寧にアクセラハイブリッドの開発主査である
柏木さんに丁寧に教えて頂きました。
一通りのレクチャーが終わると、一人だけの空間になり静寂が。
そこでメーターパネルに目をやると、
残走行距離822キロの表示。
え、コイツは一回の満タンで800キロ以上走れるのかと、
うらやましくもなり・・・
いざ、走らせてみると、走った距離分、
そこからマイナスされないではないか!
そう、僕はハイブリッド経験がそんなに多くないので、
ハイブリッドに乗ると、すかさずハイブリッドの領域を多用して、
その新鮮味を堪能してしまうことから、かなーりエコな運転で、
『エンジン始動させずに走行ゲーム』を始めてしまっていた。
すると、横浜市内なら、速度50キロ近くまでは、
電池とモーターだけで不自由なく走ってくれる。
で、またそれが快感でもあり、そんな走りばっかしてるから、
ガソリンは使わない。
ゆえに残走行距離がほとんど減らない事態に。(笑)
じゃあ、それでもバッテリーは使ってんだから、
そっちがなくなるだろ!ってなツッコミ、大歓迎です。
コヤツには回生ブレーキなるものがついておりまして、
物体が動いているエネルギーを充電に使うカシコイ奴なのです。
つまりは、ブレーキかけると、発電される。
それを効率よく使ってると、これまた新たにエネルギーを貯めて使うので、
総消費は少ないわけです。
またまた、僕の中では『ブレーキで発電ゲーム』
まで始まっちゃっていたのでありました。
その日は距離にして20キロほど走りましたが、
メーター表示で減ったのは5キロほど。
まあ、とにかく恐れ入りました。
でも、取材行程では、
そんなにハイブリッドばかり楽しんでいられないから、
普通に意識せず走ります。
しかも、ハイブリッドカーが、
その恩恵をあまり享受させてくれないという
高速道路が主戦場。
でも、走りそのものについて、普通に走ってみて
「いい車だな」と感じる。
なんだか根拠のない安心感。
つまりは、しっかりしているんだろうね。ボディが。
それが根拠になる。
この後日、まだ新しい状態とも言える
ラクティスに乗ったのだけど、同じ『固めのサス』でも、
まったく違うなと。
安心感が、まったく違うのですよ。
アクセラと比較しちゃうと、気持ち悪い安心感のない硬さがある。
アクセラの硬さを知らなきゃ良かっただけなんです。
それなら幸せ。
おっと、ラクティスの話ではなく、
アクセラです。ハイブリッドです。
高速メインでの燃費は22キロチョイ。
優秀じゃありませんか。
2リッターのエンジンでですよ。
ハイブリッドが機能することなく、気持ちよく走ってくれます。
今回、一般道もそれなりに走ってみて、
細かい段差も心地よくいなしてくれて、
すごく良く調教された馬に乗っているような感覚。
まさにロードスターでマツダが追い求めている感覚が、
このクルマにも生きづいているんだなと感じられたわけです。
那須から帰り道の東北道、時間はもう暗くなっている頃でしたが、
サービスエリアで遠くからこのクルマを見た時、
自分が乗ってきたクルマだということを忘れて、
『綺麗な塊』という目線で、
このアクセラハイブリッドを見つけてしまいました。
マシーングレープレミアムメタリックの魔力です。
さてさて、ここまで、書いてきて、なんですが・・・
欲しいかといわれると、僕はそうではない。
お値段が240万円くらいから280万円。
今の僕には、生活スタイルと照らし合わせて、高価なのです。
280万円出せば、アテンザのガソリンだって
チョイスできちゃって、思いっきり見栄張れます。
400万円のアテンザと、同じアテンザではあるのですから。
一方、デミオならば、選択肢に杯って、
半額くらいで小粋に乗り回すのも、それまたお洒落。
※あくまで、僕の場合ね。
僕のAZワゴンはロードバイク乗せられて、寝られるのに、
アクセラハイブリッドは、それが出来ない・・・。
つまりは、今の僕の生活スタイルには似合わないので
そこが高価...ということ。
じゃあ、どんな人がアクセラハイブリッドだと、カッコイイか。
まず、20代女性、お父さんお母さんに買ってもらってください。
彼氏が出来たとしても、喧嘩にならずに、
素敵な女の子でいられます。そして知的です。
お母さんと一緒に使ってください。
街中メインで使っていれば、
あなたがガソリン代を払うことはまずないでしょう。
その分のお金を自分に使えます。お洒落してください。
まさに、これからの自分を輝かせてくれるクルマ
と言う事が出来るでしょう。
それから、子供たちが巣立って、もう大きい車じゃなくてもいい。
夫婦二人のための時間をこの車で!
夫婦二人でドライブ旅行いっぱいしたい!!
と考えている夫婦、素敵じゃないですか。
いざとなれば、友達も快適に乗せられます。
夫婦二人で、初めて訪れる場所、いっぱい見つけてください。
それでいて、移動中の運転も快適に楽しめて、
ランニングコストも抜群ですから、
あの運転席・助手席の空間ならば、楽しい時間が生まれそうです。
そして、クルマとしての造形、塊感、デザイン、
そこかしこに、平面ではない、コダワリと上質さを味わえる。
そりゃ、ドイツやイタリアあたりのクルマの雰囲気と勝負出来るはず。
つまりは、カッコいいわけです。
中尾彬さんなんかが乗ってたら、超オシャレ。
ベンツなどに乗ってる中尾さんより、大人な中尾さんに見える。
そう言う印象。
ちなみにキニナル20代男性ディレクターなんかは、
あまりの格好良さに、SAでの休憩中に
何度もキーの開閉ボタンを押しては「俺の車だ」アピールを
する始末。
これも、結局は魅了された結果。
移動手段・・・の箱!
・・・でなく、
アクセラは、『運転するクルマ』なんです。
そして、僕にはまだ早いけど、本質をわかっている方々には、
似合うクルマなのでしょう。