文化放送「キニナル」
もうすぐ12月。
12月と言えば、やってくるのが「クリスマス」
クリスマス間近ともなると、
街は煌びやかなイルミネーションが輝いています。
そんなイルミネーションの美しさ!
ではなく、その電球「LED」を今回、
気になってみました。
最近ではほとんどの電球が「LED」に
交換され、耳馴染みがあるかと思います。
でも、その「LED」いったい何なのか・・・
向かった先はNECライティング。
LED照明のスペシャリストがたくさんいる会社です。
お話して下さったのは、住宅照明部の石橋健司さん。
社内にある照明器具のショールームのような場所で
LEDについてお話し伺いました。
電球というと、これまでは「白熱電球」と「蛍光灯」が
多く使われてきたが、そこに「LED」が加わった現代、
どんな違いや特徴があるのか聞いてみました。
「白熱電球」は、小型・軽量で、調光が可能。
温かみのある色をしていて、スポットライトなどに適していて、
価格もリーズナブル。
蛍光灯は白熱電球よりも長寿命でさらに、価格も安い。
リビングや学校の教室など、室内のメイン照明として使われています。
ではLEDは何なのか。その名の通り発光ダイオードを利用した照明で、
その光は強く、赤、青、緑を基本に様々な色を表現することができる。
また、寿命が長く、光も強いため、室内のメイン照明や、スポットライト、
街灯、車のヘッドライトなど幅広く使用されている。
ただ、白熱電球や蛍光灯に比べて、価格が高い。
そして、LEDで特徴的なのが、
調色機能があること。
温かみのあるオレンジ色の光「電球色」。
寒色系のさっぱりとした光「昼光色」。
中間色の白っぽい光「昼白色」。
と、それぞれ色を調節できるのです。
ちなみに、石橋さんのご自宅はまるで、
電気屋さんかのような真っ白で明るい「昼光色」で
統一しているそうです。
そして、そんなLEDは今や、様々な商品に形を
変えています。
例えば、照明は照明でも懐かしい商品。
おじいちゃんの家、おばあちゃんの家を
思い出すようなペンダントライト。
これもペンダントを引くとオン、オフが
チェンジできるLED照明です。
そして、驚きの商品が、
「クロスフィール」。
照明の働きはもちろんのこと、
なんと、音楽まで天井から降り注がれるのです。
スマホなどからブルートゥースで接続し、
あとはお気に入りの音楽やラジオが聞けちゃいます。
つまり、天井から「キニナル」が流れてくるのを
聴けてしまうというわけです。
まだまだ、進化し続けるLED照明。
そして、NECライティング。
最後に、石橋さんは、「安心・安全な製品、そして生活を」
それを心がけて解発、製品化していると、
力強くお話してくださいました。
ぜひ、当たり前にある「照明=LED」。
明かりがあることのありがたみを感じながら、
明るい生活をしていきましょう。