文化放送「キニナル」
もしかしたら、我々人間にとって
最も身近なモノで、無くてはならないもの。
それは「木」なのではないでしょうか・・・
座るためのイスやテーブル、それも「木」が使われ、
何かを書くときに使う紙、それも「木」が原料。
何より、人間がキレイな空気がすえているのも、
「木」のおかげだったりもします。
そんな無くてはならない「木」
詳しく勉強するために我々が向かったのは
東京は江東区新木場にある「木材・合板博物館」
そこに待っていてくださったのは、
館長であり、木博士とも言うべき大先生
「岡野健」さん。
この岡野先生がまた、「木」が大好きで、
取材中ずっとニコニコしながら教えてくださいました。
この博物館、とにかく「木」「木」「木」。
こうしてみると、改めて、木には多くの種類が
あることが分かります。
体育館のハリに使われているという
太い合板も!
そして印象的だったのが、
材質によって人体への感じ方が変わる。ということ。
博物館には、公衆電話BOXサイズの部屋が3つ並んでいて、
「アルミの部屋」「プラスチックの部屋」「木の部屋」
と分かれています。
それぞれ、入ってみると雰囲気が全く違うのです。
まずはアルミの部屋!
見た目は現代的でクールな印象だが、
入ってみると、ひやっとしていて、
どこか、寂しい感じが・・・
続いてはプラスチックの部屋!
こちらは見た目は柔らかで、
温かみがあるイメージですが、
入ってみると、妙な圧迫感が!
最後は、木の部屋!
まず、見た目は言うまでもなく
温かみがあって思わず入りたくなってしまう。
そして、木の匂いがまた良いんです。
さらに、空気の出入りが肌で感じられるような
開放感に包まれます。
木の取材だからというわけではなく、
断トツで、木の部屋が心地よかったです。
そんな「木」ですが、
使えば使うほど、森林破壊!
と言うイメージがありますが、
そうではなく、使えば使うほど、
新しい木が育ち、循環していくのです。
つまり、我々人間は木を大切にどんどん
使っていく必要があるのです。
温かみがあって、おしゃれで、
人間には無くてはならないモノ
「木」を大切に、そして有効的に使い、
地球を守っていきましょう。