文化放送「キニナル」
今回のテーマは「干物」!
干物は知っているけど、詳しくは・・・
しばらく干物食べてないなぁ・・・
そんな方多いのではないでしょうか。
また、干物のイメージと言えば、
硬かったり、ぱさぱさしてる。
なんて方もいらっしゃるのかも・・・
同様に、眞善もそういうイメージでした。
そう、取材に行くまでは!
向かったのは静岡県は伊東市!
まさに、干物の本場です。
伊東市に入った瞬間に至るところに
干物屋さんがずらっと並んでいました。
その中でも今回足を運んだのは
「山六」です。
なぜかといえば、山六には、
日本一の干物さばき名人がいらっしゃるんです。
そんな名人に会いに、そして干物そのものを
学んできました。
まずはその、名人がいる工場に!
およそ10名ほどのお母さんたちが、
1匹およそ10秒ほどのペースで、
さばいてらっしゃいました。
その中でもひと際目立つ存在が!
そう、この方こそ、日本一の干物さばき名人。
坂下さんです。
実は坂下さん、今ではさばき大会には
出場していないんだそう。
というより、出場できないのです。
その理由は、殿堂入りを果たしたから!
つまり干物界のレジェンドです。
その実力は誰もが認め、
干物を見ただけで、業界の方なら
誰でも坂下さんがさばいた干物と
分かるほど!
しかし、この域にまで達するには、
およそ30年かかったそうです。
そんなさばき名人がさばいた魚は後に
味付け行程に移ります。
ここからお話しいただいたのは、管理をしている
那須原さん!
那須原さんは味付けから管理、干す工程までの
工場の責任者でもあります。
ちなみに好きな干物は「アジ」だそうです。
そして素朴な疑問を聞いてみました。
「美味しい干物を見極めるコツ」
これは、「丸みがあって、黒ずんでないモノ」
だそうです。那須原さん曰く、
干物は鮮度が落ちるのと、乾燥するのとの競争
なんだそうです。
そしてそんな新鮮な山六の干物は、
店頭での販売、そしてネットでの販売もしています。
食べたくなった我々は最寄りのお店。
山六総本店へ足を延ばし、試食させていただくことに。
今回、色んな種類の干物を食べさせていただきました。
正直言うと、今まで食べていた干物は、
何だったんだろう!
そう思うほど、実がぷりぷりでジューシー。
ビールやご飯のお供には、ベスト!
そして、美味しさの秘密にはもう1つ!
それは、炭と網で焼くこと。
これによって脂が良い具合におとされ、
香ばしさを兼ね備えた味になるのです。
そんな取材の様子を聞かされたら、
西川も黙っていません。
今回は、山六さんのご協力により、
わざわざ東京店で焼いていただき、
それをスタジオまで運び、試食です。
自分では切り身の魚しか焼いて食べたことない
という西川。
それはもう、感動の嵐!
ぜひ、1度、本場の干物を本場の焼き方で
味わってみてください!
干物に対するイメージがガラッと変わります。
お勧めです。
さて、次回のキニナルもお楽しみに!