5月15日 第161回 放送後記

文化放送「キニナル」

今回のテーマは「たわし」!

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暑くもなく、寒くもなく、心地よい季節。

そんな爽やかな時期は、洗濯や洗車、

掃除をしたくなるものです。

そんな時に欠かせないモノ。

そう、「タワシ」です。

恐らく、皆さんのお家にも1つはあることでしょう。

ただ、そのたわし。

どれだけの工程を経て、製品になっているか。

ご存知ですか?

また、たわしと言えば、

よくテレビなどで「ハズレ」の品として

紹介されることもありますよね・・・

とんでもないんです。

タワシは貴重で、素晴らしいものなんです。

ということで向かったのは「たわし」業界の

最王手!「亀の子束子」です。

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その西尾商店に入ってビックリ!

当然ですが、「たわし」だらけ。

それも、柔らかいタワシから硬いタワシ、

大きなタワシから小さなタワシ、

可愛いタワシからカッコ良いタワシ、

たくさんの種類のタワシがずらっと並んでいます。

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驚きなのは、タワシの元祖です。

今では当たり前のように、手のひらサイズの

タワシを想像しますが、元はと言えば、

足の泥を落とすマットから始まっているそうです。

そして気になるのがその原料です。

主な原料はヤシの木の繊維で、

今では棕櫚の繊維、サイザル麻と、

多岐に渡り、触感もそれぞれ!

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お話を伺った、広報の石井さんは、

そのタワシの魅力に取りつかれ、

石井さんの家のキッチンには洗い物よりも

タワシとスポンジの数の方が多いとか・・・

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そんな亀の子束子ですが、実は

工場などで大量生産しているのかと思いきや、

1つ1つ、職人の手によって手作りで作られているんです。

しかも、その検査項目は厳しく、20項目以上!

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その検査を潜り抜けたタワシこそ、

商品として店頭に並ぶのです。

今回は眞善もタワシ作りに挑戦!

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しかしこれがまた難しい!

力加減、毛の扱い1つで、一気に形が変わります。

眞善が作ったタワシを、

工場長の関谷さんに検査していただきましたが、

お世辞込みで80点!

でも、80点じゃ、製品としては出せません!

100点でなければ・・・

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つまり、それだけ、緻密で丁寧に作られているということです。

さらに、開発に携わる鈴木さんのお話によると、

タワシはモノを洗うだけでなく、

身体にも使えるのだそうです。

それも、毛の柔らかさによって段階があり、

初心者にはコレ!中級者にはコレ!

上級者には硬い毛のタワシ!と、

あるそうです。

ぜひ、皆さんもタワシで身体を洗ってみてはいかがでしょう。

その刺激から抜け出せなくなります!

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さて、スタジオでは西川もタワシにトライ!

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応援する眞善

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初体験ということで、腕を真っ赤にしながら

タワシで洗っていましたが、放送終了後には

すっかりハマってしまい、自宅に持ち帰っていきました。

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一家に一個、当たり前のように存在する「たわし」。

実は、こんなにも奥深いものだったのです。


さて、次回のキニナルもお楽しみに!





日常生活の中で、何となくふと「気になった」コトやモノ、ありませんか?
「あの商品はどうやって作られているのだろう?」「なぜ、あの店はいつも行列ができているのだろう?」「最近よく耳に するあの噂話は本当なのだろうか?」 この番組では、そんなちょっとした興味や好奇心を共有していきます。
それを現象としてただ伝えるのではなく、パーソナリティ・岡田眞善がその現場に赴き、見て、聞いて、感じたものをリス ナーの皆さんにお伝えします。
俳優・プロカメラマンとしても様々な活動をしてきた「エネルギッシュすぎる超庶民派ラジオパーソナリティ」の眞善さ んが日曜夜のゆううつ感を吹き飛ばすワイド番組です。


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