メッセージテーマは"大ピンチ!"でした。
眞善さんの「ちょっと質の悪いトイレットペーパーが消しゴムのカスみたいになる」発言から、トイレットペーパーへのこだわりも多く寄せられました。
特集は、人生にとって大事な相棒と言っても過言ではないトイレットペーパー!
皆さんは普段、自分がどこのメーカーのものを使っているか把握していますか?
ファンレターが届くトイレットペーパーというものも世の中にはあったのです。
今回の取材、いつも眞善さんが家で使っているトイレットペーパーを「あれ?そういや、どこの商品なんだろう?」と確認したところ、丸富製紙さんの「花束」というシリーズだったことから始まります。
ということで、静岡県まで行ってきましたよ!
トイレットペーパー、ティッシュペーパーなどの家庭紙生産の専業製紙会社 丸富製紙株式会社さんです。
静岡県富士市にある 富士根工場を見学しながら、経営戦略室室長の佐野裕宣さんと広報の小林万記さんにお話を伺いました。
この丸富製紙さん、すごいんです!取材していくうちにどんどん出てくる出てくる驚きの事実!
まずは国内の家庭紙生産量シェア第1位ということ。単純計算で数字だけ見れば、8人に1人が丸富製紙さんの家庭紙を使っている!?千葉県にあるあの有名な"夢の国"にも卸しています。知らなかった~!
さらに「ダブル(2枚重ね)のトイレットペーパー」を初めてやったのも丸富製紙さん!
そして、トイレットペーパーのこの模様、ありますよね?
「エンボス加工」というのですが、これを初めてやったのも丸富製紙さん!
「エンボス加工」されているトイレットペーパーってなんか特別感あっていいですよねぇ(^^)
そしてそして、「牛乳パックを再生紙として利用する」という常識も丸富製紙さんが最初なんですって!
紙と石油成分を分離するという再利用の技術を確立した会社ということですよね。
木材を材料にしたパルプからではなく牛乳パックなどの古紙から作るというのが丸富製紙さんのこだわりの1つ。
牛乳パックの紙と石油部分を剥離した山。 石油系成分は燃料として利用されます。
家庭から出たもの以外に工場から来たものも再利用。
ちなみに新聞紙がトイレットペーパーになると思っていたら、あのインクを取り除くのは大変だそうです。新聞紙は新聞紙に再利用されるのが通常。
牛乳パックなどの古紙の方が上質な再生紙になると教えて頂きました。
↓ こちらは大判のパックを破砕する工程。刃がぐるぐる回って粉々に!
↓紙の色を落とすのがこの球形の窯。
↓眞善さんが「人生最大のトイレットペーパーだぁーっ!!」と大喜びしていたジャンボ原紙。愛おしくてついスリスリ。
こんな大きなトイレットペーパーは見たことがなかったので、逆に眞善さんが小さくなっているように見えてきますね。
佐野さんはトイレを見るための国内だけでなく海外視察もされています。
世界のトレンドとして、ヨーロッパや韓国では3枚重ねが主流とのこと。5枚重ねなんていうのもあるんだそう。「海外のスーパーなどでシングルは見たことがない」とお話してくれました。
日本ではシングルやダブルが主流なのになぜ?
「そもそも値段が全然違います。ヨーロッパや韓国は2倍、アメリカは3~4倍。トイレットペーパーは高級品なんです。」
国内だと、関東はダブルが7割シングルが3割。関西だとシングル7割ダブルが3割。名古屋はちょうど50%50%という結果が。地域によって主力が違うんですね!
キニナルのは今後のトイレットペーパーの進化ですが・・・?
佐野さん「40年以上この形。おそらくこの形が完成形なんじゃないかなと思う。今後は柔らかさや吸水性、長さなどの機能を追い求めつつ、お客様が手に取りやすいお手頃さのバランスをとりながら開発を進めていきたいです。」
スタジオでは、人気の「緑茶の力 プレミアム」を開けてみました!
静岡と言えば緑茶ですよね。香りもいい感じです♪3枚重ねなのにふんわり感が損なわれていません。
ちなみにシングル、ダブルもありシングルは一度なくなったものの、復活希望のお便りが山のように届いて再度販売がされるようになったというエピソードが!
↓丸富製紙さんについて、詳しくはこちらからどうぞ。
http://www.marutomi-seishi.co.jp/
佐野さん「たかがトイレットペーパーですけど、されどトイレットペーパーなんですよね。そのワンロール当たり前のようにありますけども、それを作るのにすごい手間暇がかかって、色んな人の想いが詰まっていますので、どうか必要以上に無駄に使ったりちょっと残ってるけど捨てちゃうようなことのないように、最後まで使い切ってもらいたいです。」
お世話にならない日がないトイレットペーパーですが、知らないことばかり。当たり前のことってたくさんの人の努力で出来ているんですよね!忘れちゃいけないなと改めて思いました。
『日本全国津々キニナル』は、丸富製紙に取材に行くためにお借りしたジープ Renegade(レネゲード)のお話でした。
FCAジャパン株式会社 広報部マネージャー 富田さんにまたまたお世話になりました。
(今回はちゃんと富田さんの美しさも写真におさめてきたディレクター!ナイス!)
ジープの末っ子と言いつつもかなり幅があります。
イタリアのDNAを持ったジープということなんですが、発売早々、女性オーナーに大人気だそうです。
車内もとてもオシャレなのでそのあたりも人気の秘密でしょうか。
眞善さんいわく「乗っていて楽しい車!恋人と乗ってて喧嘩しない車!」とのこと。ただ、後ろのシートは人が乗るよりも荷物を置くという風に使った方が良さそうです。
まずは二人で乗るためにこちらのRenegadeから入って、結婚して子供も乗せるようになったらCherokee、そしてお金に余裕が出来たらWranglerという風にステップアップするのもいいかも。
今回の取材は高速走行が多かったこともあるかもしれないのですが、燃費もなかなか良かったということですよ。
~本日のお歌~
今日は、紙が重なるトイレットペーパーにちなんで、声を重ねる"コーラスグループソング"をお送りしました。
M1 Can't Sleep Love /ペンタトニックス
M2 「シェリー」から「December,1963 あの素晴らしき夜」 /ジャージー・ボーイズ
リクエストリアクション 落ち葉のコンチェルト /アルバート・ハモンド
M4 クリスマス・クワイア /ゴスペラーズ
M5 Two days,one night /Smooth Ace
M6 Up, Up And Away /フィフス・ディメンション