4月1日のキニナル。
テーマは、「書くこと」です!
人に何かを伝えるとき、「書く」こと最近していますか?
便利な時代になってパソコンやスマホで打てば文章の添削までしてくれます。
しかし、4月の新生活の始まりに自分の名前を「書く」ことも多いのではないでしょうか。
今回は眞善&西川が日頃から愛用している筆記具のお店を取材しました。
取材させていただいたのは港区青山にある「ラミー東京青山店」です。
お話ししてくださったのは店長で笑顔が素敵な伊藤さんです。
こちらのラミーは1930年創立のドイツのハイデンベルクに本社を構える筆記具メーカーです。
そんなラミーの万年筆についてお話を伺いました。
もともと万年筆は小学校の子供が最初に持つ筆記具として開発されました。
そのため、今でもドイツや周辺国では学校内での教育用筆記具として使用されています。
ラミーの万年筆はリーズナブルな価格設定、持ちやすさと書き味の良さ、美しいデザイン性で世界中で大ヒットしています。
そんな万年筆ですが、伊藤さんは消しゴムで消せない分、素直な気持ち、人間らしい部分を表せると言います。
また、ラミーを輸入している商社「DKSHジャパン」の高橋さんにもお話を伺いました。
高橋さんもラミーの万年筆の魅力にハマってしまったうちの1人。
極細、細字、中字、太字などがありますが、日本では漢字を書くので極細や細字がよく使われています。
しかし、高橋さんは太字を使っています。その方がインクを多く使って字がきれいに見えるそうです。
インクも色のバリエーションが豊富にあるので用途によって使いこなすと表現も変わります。
ペン先の材質も様々で、質の高いペン先は金でできています。
インクは酸性のため長年使用すると酸でペン先が変形したり劣化したりします。しかし、酸に強い金をペンに使用することで高いクオリティーのままペン先を使用することができます。
他にも金のペン先が人気の理由としては、弾力をつけることができるからとのこと。
美しい日本の文字とめ、はね、はらいをしっかりとつけることができます。
ステンレスのペン先もあります。硬い書き心地が好みという方にはピッタリです。
ステンレスも腐食に強く、それでいて金より値段が安価です。
どの万年筆にも一長一短があって最終的には使う人の好みです。
文字には癖や感情が現れます。人間の感情、喜怒哀楽は一瞬のうちに流れてしまいがちです。
書き留めておいて振り返ることも大切です。
ぜひ「書く」ことおすすめします。
最終回もいつも通りのキニナルをお送りしました。
そんな最終回のメッセージテーマは「伝える」でしたがキニナルもみなさんに何かを伝えることはできたでしょうか。
皆様の中にこれからもたくさんの「キニナル」が生まれ、その「キニナル」によって人生が楽しくなることを願っています。
長らくのご愛聴本当にありがとうございました。
18.4.1 ON AIR MUSIC
M1 The Last Time ft. Gary Lightbody/Taylor Swift
M2 便箋歌/クラムボン
M3 今日もどこかで/小田和正
M4 オワリはじまり/かりゆし58