2017年9月
ゲストは、加賀電子株式会社の代表取締役会長 塚本勲さんです。
小椋さんとは10年以上のお付き合いで、コーラスグループ「ジョリー・ジョーカーズ」のメンバーとしてもご活躍されています。
初めに、加賀電子株式会社を立ち上げるまでの経緯を伺うと、地元石川県の工業高校に入学、しかし社会人の先輩たちと出会い1年で中退、その後上京し、電子部品メーカー「ヴァイオレット電機」に就職しました。そして、工場で組み立て作業、営業を経て弟さんと独立して設立したのが「加賀電子」でした。
「加賀電子」という会社名も塚本さんのお母様が石川県といえば加賀百万石だからということで、そこから命名したといいます。
その後、セレクトロニクスの総合商社として成長する中で取り扱ったヒット商品をご紹介。
CBトランシーバー、インベーダーゲーム、アップル社のディスプレー、ファミリーコンピューターと社会現象になったものばかり! 塚本さんの先見の明を養うために必要なことなども伺いました。
来週も塚本さんからお話を伺います。どうぞお楽しみに。
今月は、国際ネゴシエーター・交渉人としてご活躍中の島田久仁彦さんに、相続まつわる様々な問題とその解決法を伺います。
●相続にまつわる驚きの実話とは?
92歳の方が亡くなり、相続人のみなさんが遺品整理をしたところ、肝心な年金が振り込まれた銀行の通帳、健康保険証、生命保険などが見つかりません。代わりに多くのクマのぬいぐるみがたくさんありました。それらはごみとして出してしまったのですが、その後、仏壇の引き出しから「大切なものはぬいぐるみの中に」とメモが。
驚いてクマのぬいぐるみを取り戻して中を見ると、見つからなかった貴重品がありました。危うく処分されるところだったのです。
●この実話から学ぶことは?
大切なものがどこにあるかは誰かに伝えておきましょうということです。
自分の死後、大切なものをどうしてほしいのか、信頼できる家族、友人を持つことが重要だと実感した事例です。
ゲストは、先週に引き続き、ゴルフトーナメントプロデューサー、ゴルフキャスターの戸張捷さんです。
今回は、戸張さんの長いキャリアの中で出会った『レジェンド・ゴルファー』のエピソードを伺いました。
●ジーン・サラゼン
初めてすべての4大トーナメントを制覇した伝説のゴルファー。
戸張さんが企画したトーナメントの大会名誉会長を依頼するため手紙を書いたところ1ヶ月後に返事があり、指定されたアメリカのゴルフ場でカートの運転をしながら熱意を伝えたそうです。
●タイガー・ウッズ
登場したときは強烈! これまでの飛距離の概念を変えた!
体を作らないと世界に対抗できないと思わせたルーツだといいます。
後半は、松山英樹さんや石川遼さんといった日本のゴルファーの今後について。
松山選手は、難しくタフなコースをこなしていくことでアメリカに行っても上位を狙えるとし、石川選手は今は苦しい時期だけど努力家だから乗り越えて帰ってきてほしいと期待を寄せました。
今月は、国際ネゴシエーター・交渉人としてご活躍中の島田久仁彦さんに、相続まつわる様々な問題とその解決法を伺います。
●一般的には誰に相続する権利があるのでしょうか?
民法で決められていて、一番重要視されるのは配偶者、その次が子供たちです。
例えば、お父さんが亡くなって、奥さんや子供たちが相続すると決まると、ほかの人たちは相続できません。
●そうじゃない場合って?
例えば、子供たちが相続を放棄する、あるいは子供がいない場合は、相続する権利は配偶者と亡くなった方のご両親になります。
相続には順位があり、配偶者は常に相続人、次が第一順位の子供たち。子供が亡くなって孫がいる場合はそのお孫さん。第二順位が直径尊属と言われる両親。両親が共におらず、祖父母がいる場合はその祖父母が第二順位。第二順位の方たちがいない場合は、被相続人のご兄弟が第三順位です。
ゲストは、ゴルフトーナメントプロデューサー、ゴルフキャスターの戸張捷さんです。
意外にも高校生まではラグビーに夢中だったそうで、「人のミスを助けるチーム競技はやったほうがいい」とお父さんに言われ始めたそうです。その後、ラグビーからゴルフに移行するのですが、このきっかけもなんとお父さん。遺言のように「高校に入ったらラグビーをやめてゴルフ部に入れ」と言われ、そこからゴルフ人生が始まったといいます。
大学卒業後は「住友ゴム工業」に就職しゴルフ製品を販売していましたが、「販売だけではダメだ、もっとゴルファーを増やしたい!」と初めてゴルフトーナメントをプロデュース。トーナメントを中継するにあたってゴルフキャスターという新しい仕事もそのころはできる人がいなかったため、知識はあるがしゃべりは得意ではないプロゴルファーをサポートする形で戸張さんも参加したのがきっかけだったそうです。
そして、様々なプロゴルファーとの交流がある戸張さん、今季限りで引退する宮里藍選手もアマチュアの頃から知っているそうで、日本のゴルフ界を盛り上げてくれたスーパースターの素顔を様々なエピソードを交えてお話してくださいました。
中学生の頃からあまりにもマナーが丁寧で「こんな子がいるのか!」と驚いたというお話は興味深かったですね。
来週も戸張さんからお話を伺います。お楽しみに。
今月は、国際ネゴシエーター・交渉人としてご活躍中の島田久仁彦さんに、相続まつわる様々な問題とその解決法を伺います。
●相続対策で覚えておいたことがいいことは?
「だれに相続する権利があるか」と「遺留分」。
遺言書を作成すれば法定相続人以外の方にも財産を相続させることができます。しかし、仮に全財産を法定相続人以外に相続させるとなると、残された家族へのリスクが大きくなります。こうした、あまりにも相続人に不利益な事態を防ぐため、遺産の一定割合の取得を法定相続人に保障する民法上の制度が「遺留分」です。
例えば、配偶者とお子さんが2人の場合は、相続財産のうちの4分の1は配偶者、8分の1ずつはお子さんたちに保障されます。しかし、家族構成によって割合は変わってくるので注意が必要です。
来週は、「だれに相続する権利があるか」を具体的な例と共にご紹介いただきます。
ゲストは、先週に引き続き、日本サッカー協会 最高顧問の川淵三郎さんです。
先日、オーストラリア戦に勝利し6度目のワールドカップ出場を決めた日本サッカー。
今やあこがれの職業のサッカー選手ですが、Jリーグが発足するまではファンも多くなく、実力も低かったといいます。
その成長の影には川淵さんの功績があり、「地域密着型のクラブ運営」と「エリート育成」がありました。
スター選手が誕生にするには、選手自身の努力とそれをサポートする周りの環境が重要だとお話してくださいました。
そして、川淵さんといえばバスケットの新リーグ「Bリーグ」の設立。3年前までは2つのグループに分裂したまさに末期状態! それをわずか半年で問題解決に導いた立役者です。
サッカーではない新しいフィールドでいかに手腕をふるうか、川淵さん曰く「知らないから短い時間でできると思った!」、また表明演説では「俺以上に今バスケについて考えてるやつはいるか!」と真剣さをアピールしたそうです。
そんな川淵さんが思う、今後の発展に必要なのは「アリーナ文化」。プレイヤーではなく、見る側が気持ちよく観戦できるかでお客さんが足を運ぶ回数は変わってくるそうです。
川淵さんのパッション・バイタリティーを間近で感じることができる放送となりました。
今月は、国際ネゴシエーター・交渉人としてご活躍中の島田久仁彦さんに、相続まつわる様々な問題とその解決法を伺います。
●島田さんが監修しているサンセキの「相続にまつわるeラーニング」とは?
事例をもとに、気楽に、楽しく、相続の基本的な知識を学ぶことができる映像です。
スムーズな相続のためには交渉が大事なので、交渉人としての経験を踏まえてアドバイスさせてもらっています。
●相続問題といえば「お金持ちの家庭の話」というイメージで、私たちは関係ないのでは?
そんなことはありません!
司法統計によると、相続トラブルに関する家庭裁判所の調停件数は最近1万件をこえていますが、そのうち44%が相続財産5000万円以下、31%が相続財産1000万円以下、相続財産が1億円を超える場合は10%に満たないと推定されています。
実際、集めている事例もごく普通の家庭の例が多いです。
来週からは、具体的な事例を伺っていきます。