番組ブログ
第291回 寝たきりでも子どもを気遣う父
もともとスポーツマンだったのに、
認知症で体力が落ちてしまい、寝たきりになったのに
「ちゃんとご飯食べたか」
「寒いやろ、車で送ったろか」
と、子どもを気遣ってくれるお父さん。
「先日、お袋の一周忌がありました。
親父は施設にお世話になっていますが、
親戚が集まると喜んで、お酌して回ったり。
息子である私に疲れてないか、と、
いくつになっても父親なんですね。
それが息子としては嬉しかったり」
第290回 認知症で衰えていった母
認知症を患い「お金を盗んだでしょう」と
娘さんを責めるよう2なったお母様。
それでも積極的にデイサービスに通い、
介護を受ける時には「ありがとう」の一言を欠かさない...
「うちのお袋もそうだったんです。
親父に対して金を持ってってるとか、隠してるとか。
それを番組で一緒になったお医者様に、
それは病気の症状ですよ...といわれてホッとしたのを覚えています'
第289回 彼女が妊娠!しかも双子...(~_~;)
こどもの日の今日は、
以前、番組でご紹介したメールをお送りくださった方と
電話をつないでお話する新企画!
きょうは3月23日にご紹介した、
結婚前の彼女が双子を妊娠してしまい、
思わず「なんとか一人にならないの?」と叫んでしまったという、
長野県の「エビルズ」さんと電話でお話しました。
建設業、ダンプで砂利など運びながら聞いてくださっているエビルズさん。
妊娠がわかった時は、仕事が順調じゃなかったから、大丈夫なのかと...
今では欠かすことのできない家族!
最後には、徹さんから子どもたちの披露宴に出席してくれるという
約束を取り付けていらっしゃいました!
第288回 認知症の母を介護して10年
認知症になったお母様も10年間介護したという女性。
夫の協力あってこそ乗り切れました...というメッセージをご紹介。
「前に聞いたよ、ってつい言っちゃいますけど、
それは言っちゃダメなんですよね。
義理の母につい、言ってしまって、次男に怒られました。
俺もこの番組で、以前に話したことをまた話すかもしれないけど、
その時も決して『前に聞いたよ』とは絶対に言わないでくださいね」(笑)
第287回 伊勢湾台風で運命が変わった両親
伊勢湾台風で妻を亡くした男と、
夫を亡くした女...
縁あって2人は新しい家庭をもつことになった。
すぐに女の子が生まれ、翌年、さらに子どもができた。
生活は局限の苦しさ...
「どうすればいい?」と姉に相談する男。
「授かりものだから産みなさい」と答える姉。
そして、お葉書をくださった女性が、
この世に生を享けることになりました。
第286回 一人でニューヨークに旅立つ息子
小さい頃は頼りなかった息子さんが、
高校生になり、アルバイトを始めて
とてもしっかりしてきて、
ついに一人でニューヨークへの旅を計画するまでになった...
というお母様からのメールをご紹介。
子どもは親が思っている以上に育ってるんですよね。
うちの次男も自分でコーディネートしてアメリカに行きました。
「でも飛行場の荷物検査場に荷物を全部置いたまま、
飛行機に乗ろうとしたんですよ...」
第285回 手元が器用な母
「手元が器用な母。施設でもこまごまと手を動かしている。
私があの年になったら、何ができるだろう?」と自問する
娘さんからのメールをご紹介。
「やっぱりお母さんには勝てないんですね。
昔のお母さんは、みんなレース網とか、
手先を使うことをよくやってましたよね。
そして子どもが寝てから一生懸命縫い物をしたり。
昔のお母さんって、スーパーマンだったんですね」
第284回 「元気が一番」と、おおらかに
子どもたちが小さい頃、父がよく面倒を見てくれて、
本当に助かった...というお母様の投稿をご紹介。
「近くにいる人間ほど見えてないところってあるもんですよね。
俺も親に息子たちのいいところを散々説明されました。
息子の俺のいいところも気づいてくれるといいのになあ」
第283回 97歳の母のもとに通う3人の息子たち
施設に入所している叔母のもとに、毎日交互に通う3人の息子たち。
幸せだなあ、と思います...というお葉書。
「うちも、父のところに親戚が施設に毎日のように通ってくれて...。
でも実の子じゃないから、甘すぎることがあるんですよね。
お菓子やお酒がたくさん置いてあって...」
第282回 人の悪口を言わなかった父
足の指の形まで、父親そっくり。
でも父親は決して人の悪口を言わなかった。
残念ながら、その部分は似ていない...というメールをご紹介。
「俺も若い頃は、父親になんか似てないと思ってたけど、
年を重ねるごとに、似てるな...と思うようになりますね。
特に自分が写ってる写真とかビデオとか見てるとそう思いますね」
第281回 みんなに好かれる肝っ玉母さん
怒鳴るようにしゃべって、
子どもにも怒られていたという奥様。
でも心は優しく、誰からも好かれる...
「だいたい奥様というのは、家にいるときと外とでは、
態度がガラリと変わりますね。
家に電話をかけても、俺だとわかると、
ああ...って、途端に2オクターブくらい声が下がる。
あれって、何なんでしょうねえ」
第280回 風見しんごさんを迎えて その5
金曜日は恒例、お母様のお話。
「50のときに膠原病を患いまして、
それから6年すぎて、長女のえみるが3歳のときに他界しました、
57になったばかりでした」
元気な頃は明るくて、もしこのお母様がいなければ、
私は芸能界デビューなんかできなかったと思う、という風見しんごさん。
「口ぐせというか、教えは、大きな声でしゃべれと。
萩本欽一さんも、オーディションのとき、お前声でかいな、よし合格」
家族がいなかったら、こうしていま、大きな声を出せていなかっただろう、
と、しみじみ語る風見しんごさんでした。
第279回 風見しんごさんを迎えて その4
2年前に亡くなられた風見しんごさんのお父様のエピソード。
「絵に描いたような昭和の頑固オヤジ。
町工場を経営していて、星一徹のような...溶接なら俺に任せろみたいな、
そんなオヤジでした」
そんなお父様がえみるさんの亡くなる2年前ぐらいから、
少しずつ様子がおかしくなっていった...
「まだ65でしたけど、アルツハイマーと診断されまして...」
24時間の介護が必要になって、東京に来ることになったお父様。
「昼と夜の生活が、真逆になったりするんです。
頭ではわかっていても、戸惑ってしまいますね。
徘徊も始まって、ひとさまの家に入って行ったりするんです。
でも本人は正しいことをやっていると思っている。
このギャップを埋めるのは、本当に大変でした...」
第278回 風見しんごさんを迎えて その3
今年13歳になる二女のふみねさん。
「お姉ちゃんがいたときは、後ろから顔をのぞかせているタイプでしたが、
いなくなった後は、自分から前へ出るようになりました」
7つ違いの妹、ふみねさん。
小さなお母さんというタイプのお姉さんが突然いなくなった。
すると、どんどんお姉さんのような行動をとるようになった...
そしてある日、彼女が「私はえみるだ」と言い始めた...
家の中がどんどん暗くなっているのを3歳なりに感づいて
私がお姉ちゃんになれば、みんなが明るくなるかもしれない。
「3歳だから大丈夫だとおもっていたんですが、
全然そんなことはなかった。気づいてやれなかった、私が情けなかった」
そのほか、萩本欽一さんとのエピソードもお送りしました!
第277回 風見しんごさんを迎えて その2
なんでそんなに元気なんですか?
「こういうやり方しかわからない(笑)。
この一本調子で34年、35年...」
今回は奥様のお話を...
「出会いは、知人の紹介...仲間内にいたのが妻です。
当時は歌手を目指して、中原めいこさんに師事していました。
でも結婚で、夢はあきらめて...出会ってからもう26年になります。
あまりでしゃばるタイプではないんですが、
かといっておとなしいわけでもない。強いです。芯がしっかりしてます」
ご長女の死をどうやって乗り越えていらしたんでしょう?
「かわいい盛りだったので、心に大きな穴が開いてしまって
どうしようもない状態だったんですが、妻は逆に
『だからこそしっかりしなけりゃ』と。
無理やりにでも笑顔を絶やさずにがんばってくれてました。
一年ぐらいたったときに、体力的にまずダウンしたのは妻でした」
さらに追い討ちをかけるように...せっかく妊娠した男の子は死産だったのです...
第276回 風見しんごさんを迎えて その1
デビュー時期が近いこともあって、
何となく親しみを感じる...というお二人。
「よく萩本欽一さんから見出されてと言われるんですけど。
大将に言わせると、俺は見出してない、
お前が勝手に居座ったんだ、って必ず言われるんです(笑)」
こんにちはー! と部屋に入っていったら
「元気がいいのが来たな。合格だよ」
後から聞いたら、そのとき「合格だなんて言ってねえよ」って...
現在は「3人家族」の風見さんですが、
皆様もご存知の通り、ご長女を事故で亡くされています。
そして今月5日「さくらのトンネル 20歳のえみる」という本を出版。
「9年前に長女のえみるが突然事故で他界しまして...
それから3人でがんばってきた9年をエッセイの形で書かせていただきました」
第275回 机一つに素敵なドラマ
二人の子育てを終えたお母様。
狭い家で、2人に一つの机しか置けなかった。
でも、一人は小学校の教員に、一人は博士号を取得して活躍中。
環境より、子ども自身の「学びたい」気持ちが大切...という、
聖教新聞に掲載されたお便りをご紹介。
「勉強する環境は本人次第ですね。
でも最近のデータでは、自室にこもるより、
リビングで勉強する方が成績が上がる、という話もあるようです。
自室だと、ついほかのことやっちゃうんですね」
第274回 孫の視点で見てみると...
4歳のお孫さんと散歩。
大人には珍しくないとか光景でも、
子どもにとっては目新しく魅力的に写る...というお話。
「 散歩っていいですよね。
体のことも考え女房に誘われて散歩しますが、
発見が多いですね。各家の個性がわかったり、
挨拶をするようになったり。コミュニケーションが生まれる。
散歩って楽しいですよね。
それにしても子どもは石とか、枝とか、好きですよね...」
第273回 貴重な一日
101歳、要介護5のお母様の面倒を見ている女性の投稿をご紹介。
今日やることは今日のうちに...と考えて介護していたら、
自分の生活も充実してきた...との内容。
「今日できることは今日、なかなか難しいけど、
それを自分に止めておくことができるのも、
介護していればこそ、なんですね。
俺も、今日やること...うわ、いっぱいあるわ!」
第272回 仕事は趣味のお父さん
大工さんの娘さんからファクスが届きました。
「趣味は仕事」というお父さん
夏場は70度の屋根の上での作業も珍しくないとか...
「大工さん、かっこいいですよね。
小学生にも人気の仕事ですよね。俺も憧れました。
大工さんの役もやらせていただきましたが、
高いところを歩くとき、へっぴり腰になっちゃいますね。
それよりさらに苦手なのは、低いところから
高いものを見上げるのがダメなんですよね。
だから自分を大きくしたんです(笑)」