番組ブログ

第453回 我が家が一番

母一人子一人の家庭で育てられた女性。
後に孫やひ孫たちとの同居が始まり、
賑やかな7人家族に。その中心にはいつも母がいました。
94歳で亡くなる直前には、ドライシャンプーや
マッサージを施すととても気持ち良さそうだった...
という新聞掲載の投稿をご紹介。
「自分が子どもの頃、同じように親に身体中を洗ってもらったり、
風呂上りには拭いてもらってたわけですよ。
親が年老いたらそれをこちらがやるのは、
当たり前のことかもしれませんよね」

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:まごころ介護録 2016年12月21日 17:00

第452回 ラジオと出会わせてくれた父

いつもイヤホンでラジオを聞いていた父。
大好きな番組に内緒で誕生日おめでとうのメッセージを送ったら、
とても喜んでくれた...
いまその形見のラジオでこの番組を聞いています、
という60代女性の投稿をご紹介。
「昔はよくラジオでこういう伝言をしましたよね。
この番組もぜひそういう風に使ってください!」

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:父親奮闘記 2016年12月20日 17:00

第451回 切迫流産を乗り越えた嫁

妊娠6ヶ月で切迫流産となり絶対安静、
食事とトイレ以外は常にベッドで横になっているしかない...
そんな一ヶ月を乗り越えて、無事に出産したお嫁さん。
よかった、ありがとう!
「よかったですね...おめでとうございます。
赤ちゃんが生まれるって、奇跡に近いことですよ。
女性にとっては本当に大仕事ですし。
先だって仲良しのキム兄に女の子が生まれました。
53歳、本当に喜んでました、おめでとう!」

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:我が家の家族自慢 2016年12月19日 17:00

第450回 3年ぶりに自宅に戻れた母

3年前に重い髄膜炎を患い、
一時は回復不能かもと言われたお母様が、
リハビリを経て無事に退院。
「家はいいな、いいな...」
と口癖のように話していらっしゃるそうです。
「よかったですね。
ご自分の治そうという気持ちの賜物なんでしょうね。
俺も旅公演を終えて数ヶ月ぶりに家に戻ると、
やっぱりいいなあ、と思いますね」

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:母へ、そして母から 2016年12月16日 17:00

第449回 初の「しょちゅうみまい」

幼稚園の先生から生まれて初めて「暑中見舞い」が届き、
大喜びで返事を書いた...という微笑ましい
新聞掲載の投稿をご紹介。
「暑中見舞いや年賀状。大事にしたいですね。
文学座では、支持会の会員の皆さんに
暑中見舞いを書く習慣があります。
でも苦手なんです。私、字が下手なんですよね...
ペン習字の通信教育に4回申し込んだんですけど。
4回とも挫折しました...」

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:子育て日記 2016年12月15日 17:00

第448回 決して弱音を吐かない母

介護に明け暮れる、とても我慢強い母。
家庭菜園で上手に息抜きしながら、決して弱音を言わない...
「俺たちの世代にとっては、母=ガマン強い。
 昔の人だけがガマン強いのかなあ。
 今はガマンしなきゃいけないことが
 すごく増えてきたんじゃないかな。
 大事なのは息抜きですよね。
 グチを送ってくれたら、全国に紹介できますから!」

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:まごころ介護録 2016年12月14日 17:00

第447回 一番の乗り物は父の背中

還暦を迎えた男性。
幼い頃を思い出し、父の背中に乗って、
飛行機といえばブーン、戦車といえばガタゴトガタゴト...と
よく遊んでもらったもの...という投稿をご紹介しました。
「昔はよくそういう風景を見ましたね。
 俺も父親だけじゃなくて、オジサンもよくやってくれた。
 大事なコミュニケーションツールでしたね。
 最近の子は何ごっこしてもらうんでしょうね。
 ロケット? リニア?
 スピード速すぎて疲れちゃうからすたったのかもね...」

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:父親奮闘記 2016年12月13日 17:00

第446回 家事なんでもやっちゃう夫

夫婦と生まれたばかりの女の子の3人で、
鹿児島に引っ越してきた家族。
それまで仕事人間だった夫が、
こっちに来てからありとあらゆる家事をこなす。
大きな体でミシンに向かい、娘の洋服まで縫ってしまう...
「お子さんがきっかけなのか、環境がきっかけなのか。
 ミシンがけは、俺にはできないですね。
 ホントに仲良くすごしていらっしゃるんでしょうね...」

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:我が家の家族自慢 2016年12月12日 17:00

第445回 母のような母になりたい

子どもの頃、骨折して母に看病された。
寝るまでマッサージしてくれたり、
小さい声でつぶやいても起きて心配してくれた...
そんな気持ちが自分も母親になってわかるようになった...
母のような母になるのが理想です、という女性からのメール。
「子どもの頃、親は本当に、こっちが大変なとき
どんなに辛くても、近くにいてくれましたよね。
こちらも親になって、やっとその大変さが
わかるようになってきました。親孝行しなくちゃ...」

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:母へ、そして母から 2016年12月 9日 17:00

第444回 孫の運動会の撮影、危うくセーフ!

娘さんが役員で何かと忙しいので、
孫の運動会の撮影係を買って出た夫婦。
ところがカメラがカードを認識しなかったり、
スイッチを入れ忘れたりして、
危なく撮りそこなうところだった...
「これは年に関係なくよくやるミスですよね。
ずっと地面ばっかり撮ってたりね。
ずっと俺がブツブツ言ってる声が入ってたり」

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:子育て日記 2016年12月 8日 17:00

第443回 家族の皆が団結

すい臓がんの父を家族で看護、
亡くなったあと医師から
「最高のチームワークでした」と褒められた...という、
新聞掲載の投稿をご紹介しました。
「でも桜をご覧になることができてよかったですね。
誰もが介護に携わることが当たり前の時代になってきました。
やっぱり笑顔、笑いというものが大切になってきますよね」

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:まごころ介護録 2016年12月 7日 17:00

第442回 酔って帰った亭主はうるさいけど

酔って帰ってくるとうるさくてたまらないご主人。
でも娘は優しく
「早くお風呂はいって寝たほうがいいよ」と言葉をかける。
と、ご機嫌になった亭主は、
おとなしくシャワーを浴びる...
「本当にうるさいんでしょうね。
うちもそうでした。
親父が帰ってきて酒が入ると顔を真っ赤にして
弁舌さわやかに話し出すんですね。
飲み始めると、お袋と二人で寝床に入ったり...
よく覚えていますね。
でも最近はそんな俺が、酔って帰ると家族に嫌われて。
しょうがないからトイプードル抱いて話してます(笑)」

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:父親奮闘記 2016年12月 6日 17:00

第441回 笑顔の絶えない秋の一日

父の33回忌に集った一家。
生後間もない、いとこのおしめを代えようと
必死になる10歳の孫娘...
「何かにつけて親戚が集まるのはいいですよね。
お祝い事ならなおさら。
大人は変わらないけど、
子どもはどんどん変わっていきますからね」

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:我が家の家族自慢 2016年12月 5日 17:00

第440回 竹信三恵子さんを迎えて その5

最終日はこれからの家族が
どんな問題に直面していくのか、というお話です。
トランプ大統領誕生、イギリスEU離脱...
世界は予想もしないほうに傾きつつあります。
社会はかろうじて「建前」がつなぎとめていたのに、
みんな「本音」を言うようになった。
建前を支える環境がガラリと変わってきているんですね。
家族を見てもそう。
大黒柱による家計がもたなくなってきています。
男女分業の経済がもはや成り立たないんです。
こんな時代には、不安定に耐えうる「柔構造」の家族が
必要になってくると思います。
大黒柱一本じゃなくて、中くらいの柱が二本あるような、
耐震構造の家庭にしていくことが...

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:ブログ 2016年12月 2日 17:00

第439回 竹信三恵子さんを迎えて その4

今回は竹信さんご自身の「家族」のお話。
3歳のとき、結核でお父様を亡くされている竹信さん。
それからはお母様が薬局を経営しながら、
女手一つで竹信さんを含む三人のお子様を育て上げた...
歴史は繰り返す、というか、竹信さんご自身も、
2004年に、おつれあいを不慮の事故で亡くされてしまったのです...
(当時の模様を「ミボージン日記」という本にまとめられています)
とてもユニークな方だったという夫、悦夫さんの思い出と、
夫婦のあり方についての興味深いお話をご披露いただきました。
「夫婦って、違う国からやってきた大使同士のようなもの、
 だから夫婦関係というのは外交関係なんです。
 外人だと思えば腹も立たないでしょう?
 わかってくれると思うから腹が立つんです」

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:ブログ 2016年12月 1日 17:00

第438回 竹信三恵子さんを迎えて その3

3日目は、最近よくマスコミでも取り上げられるようになった
「ワーク・ライフ・バランス」のお話。
仕事と生活をどうバランスよく調和させるか?
注目を浴びるようにはなったけれど、まだまだバランスは悪い日本。
「いまだにブラック企業、ブラックバイトが横行していますよね」
日本の仕組みでは、労働時間の規制はありません。
残業しないとやっていけないから、仕事をバンバン投げ込まれてしまう。
これ、高度成長期のシステムがそのまま残っているからなんです。
雇う側の頭が、40年前と何も変わっていない。
もし困ったら、ネットで「労働相談」を検索して、相談してみてください。
客観的に話を聞いてもらえます。
それだけで、自分の置かれている状況がわかるはずだから...

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:ブログ 2016年11月30日 17:00

第437回 竹信三恵子さんを迎えて その2

二日目は介護や保育の問題を取り上げます。
「介護や保育はとても大切な仕事なのに、
 給料が安すぎて、とてもじゃないけどやっていけない。
 最近、介護の職場では、男性の寿退社という笑うに笑えない事態が起きています。
 介護の仕事では、一家を養っていけないから」
なぜこんなことになるのか、といえば...
ここにも家事労働ハラスメントが影響しています。
普通の主婦がタダで適当にやっているような仕事に、
まともな賃金を払えない...そんな考え方が蔓延しているから、と竹信さん。
事態を解決するにはどうすれば?
「労働時間を短くして、誰もが家事に関われるようにすればいいんです」
そのあたりは、オランダが先進的でとても参考になるとのこと。
「家事をバカにしているから、
 男性は離婚しても家事ができなくてどうしようもなくなっちゃう。
 女性はお金がなくてどうしようもなくなっちゃう...」

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:ブログ 2016年11月29日 17:00

第436回 竹信三恵子さんを迎えて その1

今週は、元朝日新聞記者で、
労働問題を専門に扱ってきた和光大学教授、竹信三恵子さんを
ゲストに迎えてお送りします。
初日は、竹信さんが提唱された造語「家事労働ハラスメント」について。
「日本は家事労働をバカにするというか、軽視する社会。
 普通の会社で働いていると、家事をする時間なんか本当にありません」
でも対価が払われないから、といってバカにされるけれど、
日々の食事を用意し、子どもや高齢者をケアするというのは大変な仕事。
大変だね、と、男たちは口で言うだけで全然わかっていない。
金にならないからといって、バカにする。
これが「家事労働ハラスメント」なんです。
家事を大切にしない社会は、少子化につながっていくんです...

興味を持たれた方はぜひ
竹信さんの「家事労働ハラスメント」の本をお読みになってください!

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:ブログ 2016年11月28日 17:00

第435回 最後の最後まで親孝行できなかった

自分を産む直前に母親を亡くし、
夫も早く他界、相次ぐ地震...と苦難続きの中、
必死に子育てしてくれた母...
でも親孝行できないまま失くなってしまった...
「最後にかけた一言がクソババアになっちゃったって...
まさか最後になるとは思いませんものね。
普段から感謝の言葉をかけておくのが大事なのかもしれませんね」

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:母へ、そして母から 2016年11月25日 17:00

第434回 2つの選択肢を用意

何でも「イヤイヤ!」と拒絶する2歳の息子。
一計を案じて「こっちとこっち、どっちにする?」と聞くと、
喜んで選ぶようになった...
「なるほど、そうか。
無理やりじゃなく、自分で選ばせた、と、
持っていくことが大事なんですね。
ママ友にアドバイスを受けたそうですが、
これは情報交換の上で大事ですよね。
うちの女房も、その頃の友だちとずっと仲がいいんですよ」

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:子育て日記 2016年11月24日 17:00
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