番組ブログ
第513回 介護福祉士となった娘
家で祖母の介護をするのを見て育った娘が、
「大きくなったら人のお世話をする仕事がしたい」と、
介護福祉士となり、施設でがんばっている...というメール。
「家の中にお年寄りがいて、子どもと接するというのは、
言葉で教えるよりも、もっといろんなことを学べますよね。
そしてお年寄りと子ども、どういうわけが話が合うようで、
ずーっと話してますよね」
第512回 最後まで父親をまっとうしてくれた父
長く繊維工場で働き、いつも手は油まみれだった
父が亡くなって9年。
母子家庭の私の息子に思い切り愛情を注いでくれた...
ありがとう...という女性からのメールをご紹介。
「確かに、昔の人の手には、年齢によるものだけじゃないシワが
たくさんあったように思います。歴史は手に刻まれていましたよね。
おじいちゃんのゴツゴツした手の感触。覚えていますね。
手はその人を表します。俺も素敵な手の持ち主になりたいな...
でも細くて繊細でキレイな手になっちゃってる。これじゃダメだなあ(笑)」
第511回 寝たら極楽、金要らず
「寝たら極楽、金要らず」というのは、
87歳で今もバリバリ現役、すべての家事をこなしている女性の「名言」。
「いかにも大阪のオバチャンらしい名言ですよね。
でも、寝るということは、それだけでけっこう体力を使うことなんだそうで、
ゆっくり眠れないというのは、体力が落ちてきた証拠なんだそうです」
第510回 腰が曲がっても素敵な母
宮城県の50代男性から届いたメールをご紹介します。
「母は81歳。腰も曲がり、歩くのも大変そうですが、
毎朝4時に起きて朝食の支度、漬物も上手です。
いつもありがとう、長生きしてください!」
うちも同居している義理の母、83歳過ぎましたが、
本当によく働いてくれます。
誰よりも早く起きて掃除、洗濯、食事の支度...
妻は「じっとしててよ!」母は「大丈夫だから!」
「私がやるから!」「私がやるから!」
これどうしたらいいんでしょうねえ...
第509回 勇気ある自分になりたい
新聞に掲載された投稿をご紹介。
「中学3年になった娘の成長に感慨深いものがあります。
差別やいじめのない学校にすることも、平和を作ることだと思うという娘に
『そのためにどうしたらいいと思う?』と尋ねると
勇気をもった自分になりたい、と答えました」
素晴らしい答えですね、と、徹さん。
世の中をよくしようと思うと、理想論を言ってしまうけど、
まず自分がどうするか。そこが大事なんですよね。
一人だと勇気をもつのが大変だから、仲間を作るといいんじゃないでしょうか...
「勇気仲間」!
第508回 みるみる弱った父を介護して
千葉県の30代女性からメールを頂戴しました。
「83歳の父が急に弱り、介護が必要になりました。
ほんの数年前まで元気で働いていたのに...こんなに急に弱るなんて。
でも父の世話をしていると、私も昔、こんな風に育ててもらったのかな、と
改めて感謝の気持ちが湧いてきました」
親の年老いたという実感は、ある日突然、おや、と思うんですよね。
親に思うのは当然なんですが、最近、俺は自分でそう思うようになりました。
得意だったクイズが、頭ではわかるんだけど、言葉に出てこなくなっちゃって...
リンゴ、って言ってるつもりだったのに、口からは「ブドウ」って出ちゃって...(徹さん)
確かに、少しずつ、そういう風になっていくのが人間というものなんでしょうね...
第507回 あったかい亡き父のジャンパー
今日は鹿児島の40代女性から届いたメールです。
「父が旅立って2年。まだ片付かない中に、
生前着ていたジャンパーを見つけ、私が着ています。
なぜだか、着ているとあまり寒さを感じません。
父に包まれている感覚になるんです」
うちもお袋が亡くなってから随分になりますが、
まだ片付けられずにいます。
親父は施設なので、実家は空き家になっていて、
「処分してくれていいぞ」と言われてるんだけど、
そんな気持ちにもなれないんです。
どうすればいいんでしょうね...
第506回 二人の息子を文字通り体当たりで育てた嫁
今日は埼玉県にお住まいの男性からのメールをご紹介。
「自慢の家族は嫁です。
二人の息子と、文字通り取っ組み合いながら
立派に育て上げてくれました。
就職も決まり、お土産に嫁の好きなスイーツを買って帰ってきたりします」
取っ組み合いという言葉、久々に聞いたような気がします...と徹さん。
ケガをしない程度の、愛情のこもった取っ組み合い、いいんじゃないでしょうか!?
第505回 熊本の2週間を振り返る
RKK熊本放送のスタジオから、
木村和也アナウンサーと共にお送りしてきた2週間も、
早いもので最終日となりました。
「子どもは4月に小学生になります。
外で遊ぶのが好きで、海が近いものですから、
3歳くらいから釣りを一緒に楽しんでます。
去年の七夕の短冊にも、大きくなったらマグロ漁師になるって(笑)」
「天草にお住まいだそうですが、イルカがいるんですって?」
「そうですね、遭遇率99%以上です。海に出ると
イルカたちが迎えてくれますよ」
「おいしいもの多いんでしょう?」
「天草は魚だけじゃなくオリーヴがとれるんです。
それで作ったオリーヴオイル、名産のトマト、
地元であがったイカ...を材料に使ってパスタを」
パスタ、と聞いたとたんに目がきらりと光った徹さん。
ここから二人のパスタ・バトルがスタート!
料理好きな二人の男の意地のぶつかり合いをお楽しみいただきました!
第504回 熊本市内ロケ~籠町通りにて
今日は熊本城から離れ、市内の繁華街に移動。
古い商店街、籠町通りを散歩していると、
35年ほど前に徹さんがコンサートツアーで訪れた際、
会場にいたという女性と遭遇!
「とても元気で明るく、約束を歌ってくださって...」
照れ笑いの徹さん!
今は二人の息子さんが県外に出て、
ご主人と二人暮らしとのこと。
「下の息子の就職が決まって、4月から社会人です」
「おめでとうございます!」
そこから話は徹さんだけに食べ物にシフト!
熊本名物の「いきなり団子」トークで盛り上がります!
第503回 熊本市内ロケ~熊本城の前で
家族の時間 イン 熊本、
今日と明日はスタジオを飛び出し市内ロケの模様をお送りします。
今回のロケ先は熊本城!
もちろん、中には入れず、遠くから眺めるだけですが、
石垣の崩れた惨状は、せつないものがあります。
そんな現場に居合わせた、千葉からやって来たご夫妻に
突撃インタビュー!
「小さい頃暮らしていたことがあるので、
久しぶりに様子が見たくなって」というご主人。
歴史を教える講師をしていらっしゃるとのこと。
音楽がきっかけで知り合ったというお二人に、
「どんな音楽?」と徹さんが水を向けると
「約束とか、アゲインとか...」と
即座に徹さんのヒット曲を挙げるご主人に一同、大笑い!
お互いのいい所を一つだけ教えてください、との徹さんの問いに
「優しいところ」(ご主人)
「頑丈なところ」(奥様)
と、息もぴったりのお二人でした!
第502回 熊本のリスナーを迎えて(2)
熊本放送のリスナー、合志市のラジオネーム
「いろえんぴつ」さんを迎えてお送りする2日目。
ご長女がノルウエーの方と結婚され、
先日、年末年始をノルウエーで過ごされてきたとのこと!
今日は現地での話を中心に伺いました。
「クリスマスは親戚一同が集まって...50人くらいが一軒の家で、
お取り寄せのお肉ドン、じゃがいもドン!
向こうの方は、牛肉よりも安いのでトナカイが多いです。
食べにくくはなく、切れば柔らかいですよ(笑)。
トナカイのソーセージもありました。
お菓子はお姉さんが焼いたケーキ、お婆ちゃんのプディング...
といった具合で、10種類くらい並びます。
ほんの一切れと思っても、1ホールくらい食べちゃいましたね。
そういう時もお酒は出ないで、ジュース」
熊本の結婚式・宴会はお酒が出ないと始まらないのに...と、
RKK木村アナウンサーもビックリ!
第501回 熊本のリスナーを迎えて(1)
熊本からお送りする2週目。
月曜日と火曜日は、熊本県合志市のリスナー
ラジオネーム「いろえんぴつ」さんをスタジオにお迎えして、
楽しいお話をいろいろ伺います。
「今は旦那と次男と一緒に住んでます。
長男は外で働いていて、長女は東京にいます」
なんとご長女は転勤先の東京でノルウェーの方と知り合い、
ご結婚されていらっしゃいます!
「長女が中学生の頃、外国の方を泊める
ホストファミリーをしばらくやっていたことがあります。
そんな経験があったことも影響しているのかもしれません」
東京に行くとき、東北や北海道の人と結婚するかもしれない、
それはそれで仕方ない...と思っていたけれど、
何処の人? って聞いたら「ノルウェー」って...
「えー! 遠いねー!」
そして最初に熊本に来たときは
「色が白かねー!」
それが最初の感想だったそうです!
第500回 熊本の皆様からのお便りご紹介(3)
RKK木村アナと共に、熊本放送を通じて募集した
メッセージをご紹介する最終日、
今日は荒尾市の30代女性から届いたメールのご紹介。
「去年、番組で実の母が投稿したメールを偶然聞きました。
そこで私もメッセージを送ります。
いつも心配してくれてありがとう!
春になったら子どもたちを連れて遊びに行くからね」
さて、金曜日恒例の「お母さんトーク」ということで、
木村和也アナウンサーにお母様のお話を伺いました。
「74歳になります。
人が集い、みんなでわいわい賑やかにやってるのが好きですね。
熊本もとても気に入ってくれていて...
大怪我をして1年くらい入院しているときも付き添ってくれて。
母はそんな時も何の根拠もなく
『なんか和也、大丈夫な気がするんだけど』ってずっと言ってくれてました。
その言葉に救われてきたような気がします。偉大ですね」
第499回 熊本の皆様からのお便りご紹介(2)
RKK熊本放送を通じて募集したメッセージをご紹介する2日目。
今回は遊び三昧で奥様にさんざん迷惑をかけたものの、
義理のお父様に温かい言葉をかけられて立ち直ったという
60代男性からのお手紙。
「去年の地震の後は、しばらく車中で暮らしながら、
ご近所の皆様と一緒に食材を持ち寄り、助け合って暮らしました」
立て続けに大地震に襲われた熊本、
それまではほとんど地震を経験したことがなかっただけに、
市民の皆様の驚きも大きかったようです。
「最初の地震のあと、ほぼ一日かけて片付けた後に、
さらに激しい本震が来たので、
ダメージは大きかったんじゃないかと思いますね」(木村アナ)
現在、何が必要ですか? という徹さんの問いに
「いま熊本が元気に動いている、ということを
風化させずに知っておいて欲しいですね。
そして機会があればぜひ遊びに来て欲しい。
地震の前よりもエネルギッシュというか、
みんなが前向きになっている熊本を見ていただけると思います」
第498回 熊本の皆様からのお便りご紹介(1)
RKK木村和也アナウンサーと共に
熊本からお送りする「家族の時間」も3日目。
今日から3日間は、熊本放送をお聞きの皆様から
届いたメッセージをご紹介します。
トップバッターは、熊本市で農業を営む女性からのメッセージ。
築160年の古い家で暮らしていらっしゃいます。
去年の熊本地震では「家が潰れる!」と思わず車に避難したら、
離れて暮らす長男が様子を見に駆けつけてきてくれた。
そして「地震のせいじゃないけど」といいながら、
同棲する彼女と結婚することに決めた...と
嬉しいことがありました、とご報告いただきました。
「私も本震のとき、泊まりで会社にいたんです。
妻と子は熊本市内のマンションにいましたが、
家の中のものはすべて全滅でしたね...」と木村アナ。
「熊本県全体としては、前向きな思いをみんな持っています。
熊本城も地震で瓦が落ち、石垣が崩れて...
地元の人間は涙する方が多かったですね。
でも今はそれが熊本復興のシンボルになっているように思います」
第497回 熊本放送木村和也アナウンサーと共に(2)
昨日に引き続き、RKK熊本放送、
木村和也アナウンサーにお話を伺います。
16年前、「再び歩ける可能性は1%未満」という
過酷な宣告を受けた木村アナウンサー。
リハビリの日々を支えてくれたのは、現在の奥様でした。
「ケガをしたのが3月でしたが、
彼女とお付き合いを始めたのはほんの数ヶ月前でした。
スタートラインについたばかりの時期。
これからいろんな思い出作るぞ、みたいな...
そんな時期のケガだったので...」
「将来を考えるより、目の前のこと。
どうなっていくかわからない中での入院生活でした。
お付き合いも一回リセットしようと伝えたんです。
そしたら、『今それを考えるときじゃないと思う。
考えるのはもっと後のことにしよう。
今は体がよくなること、前向きに考えていきましょうよ』
...そんな風に言ってくれたんです。
火の国の女、腹の据わり方が違いますよね」
それから7年後のご結婚まで、二人にどんな時間が流れたのか...
感動的なストーリーをお送りしました。
第496回 熊本放送木村和也アナウンサーと共に(1)
今週と来週は熊本市からお送りします!
今日と明日は、RKK熊本放送の
木村和也アナウンサーを迎えて、いろいろお話を伺います。
縁も親戚もいない熊本の地に就職して26年という木村アナ。
2001年にテレビの取材中、パラグライダーの体験飛行中、
突風に煽られて墜落し、脊髄損傷の重傷を負いました。
「手術して麻酔から目が覚めたのは翌日の明け方。
医師は、再び歩けるようになる可能性は1%あるかないかと」
「今日初めてお目にかかりましたが、
普通に歩いていらっしゃいますね...」
それでも一生「リハビリ」と付き合っていかなければいけないという
木村和也アナウンサー、
「自分の思うようにいかないことをマイナスにとらえるより、
できなかったことが少しでもできるようになったことを
喜びに変えていくという時間の過ごし方が大切だなって」
なぜこんなに前向きになれたのか、
そんなお話を明日も引き続き伺います!
第495回 決して甘えない母
杖をつき、日々を過ごしていながら、
決して苦しいと言わないお母様。
もう甘えてもいいんだよ。でも決して甘えないんだろうな...
そんな母が大好きです、という40代男性からのメールをご紹介。
「お母さんに対する男の気持ちが集約されてますよね。
俺たちの親世代って、本当に甘えないし、
痛かったり苦しかったりすることを隠しますよね。
でもこれからは、何でも気軽に打ち明けられる環境を
整えていくことも大事かもしれませんね」
来週から2週間は東京のスタジオを飛び出して、
熊本からお送りします! どうぞお楽しみに。
第494回 40日間261枚の宝物
夏休み中、孫の面倒を見ることになった女性。
成長記録をつけようと、得意のカメラで写真をたくさん撮りました。
今ではそれが宝物です...という投稿をご紹介。
「いいですね。一日6枚、7枚を毎日。孫はかわいいっていいますよね。
義理の姉の家に孫が生まれましたが、義姉も義兄も本当に変わりました。
今までよくウチに来てたんですが、全然来なくなりました。
俺の酒の相手も全然してくれなくなっちゃって(笑)」