番組ブログ
第824回 天然ウナギ食べ放題!
昭和40年代の後半、高知県の漁師町で暮らしていた少年。
夏が近づくと父親とウナギ取りに。
いくらでも釣れて、食べ放題だった...と、今では信じられないエピソードをご紹介。
「昭和ならではですよね。
ウチではよく鯉を釣ってきておかずにしたものです。
でも捌いた後で鯉の尾ビレを壁に貼っとくんですよ。
なんであんなことしてたんでしょうねえ...
第823回 笑顔で振る舞う
特別養護老人ホームで暮らし、
12年目になる92歳のお母様。
去年高熱で入院したが、関係者の尽力で
車椅子に乗れるようになり、
自力で食事ができるまで回復しました。
介護に際し心がけていることが2つ。
1)明るい服装と笑顔
2)発言を否定せず相槌を打ちながら何でも受け入れる
この2つが秘訣です...という
新聞掲載の投稿をご紹介。
「これは参考になりますね。
発言を否定しない...わかっていても、なかなかそうはいかないですね。
それと明るい服装! 今度俺も心がけるようにします」
第822回 双子には三人の母が...
結婚12年目にしてようやくお子さんを授かったお母様、
それもなんと双子!
もう両親とも他界しているので、
姉と妹が一生懸命サポートしてくれた。
双子には3人のお母さんがいるようなものです...という
微笑ましいエピソードをいただきました。
「うちの姪っ子、三人姉妹、
上の二人がこの一年でバタバタって結婚、出産。
もう一度に増えちゃって大変です。
こうなるとみんな近所ですから、その三人が
手の空いてる人が泣いてる子の面倒をみるような感じで...
でもそうやって子育てをするから、親戚だなあ、って
思えるようになるんじゃないでしょうか。
だからみんなで育てることってホントに大事ですよね」
第821回 祖父母が愛したパンとコーヒー
子どもの頃同居していた祖父母は、
朝食には必ずパンとコーヒーというハイカラな二人だった。
それから年月を経て、投稿者の朝食も、
いつの頃からかご飯からパンに、
そしてブラックコーヒーが大好きになっていた...
いつの間にか似てきた、家族なんだなあ...というメッセージをご紹介。
「ハイカラだったんですねえ。
俺のじいちゃん、ばあちゃんはパンなんか食べなかったですよ。
俺もたまにトーストが出てくると、何かドキドキした記憶がありますね」
第820回 優しい二人の娘に感謝!
二人のお嬢様がいるお母様。
「一人は地方に嫁ぎ、一人はボランティアで海外にいます。
嫁いだ娘は、いつも私たち夫婦の安否を気遣い、メールや電話をくれます。
海外に行った娘の任地は、メールも電話もつながらない奥地で、
互いに連絡できない状態でしたが、看護師としてがんばってきて、
先日2年の任期を終え、久しぶりに帰ってきました。
そんな娘が、「私には帰る家がある。家族がいる。
何気ないことだけど、幸せで大切な時間だよね」...と、
しみじみ話してくれました。
主人はもうすぐ80歳、いつも気遣ってくれる
優しい二人の娘に感謝!」...というメッセージを頂戴しました。
「うちのマネージャーの奥さんも看護師さんなんです。
で、そのお母さんも看護師さん。
奥さんの弟さんの奥さんも看護師さん。
でマネージャーの実の弟さんの奥さんも看護師さん。
で、そのマネージャーの娘さんも将来、看護師さんになりたいと...
これは羨ましいですね。頼りになるなあ」
第819回 弟と間違えられた私
今日は60代女性のメールをご紹介。
彼女が中学生だったころ、弟の友達から電話がかかってきて、
受話器を取ると、なんと弟と間違われた...ビミョーな気持ちだった...
「受話器を通すと声がちょっと変わってくるから、
わかりづらいことありますよね。
親戚から電話がかかってくると、最近では息子二人と俺、
みんな誰が誰だかわからない。
息子たちが成長したのか、俺の声が幼くなってきたのか...
あとこんなこともありました。
夜遅く電話が鳴って、おばあちゃんが出たんです。
そうしたら『なんか変な男の人がボソボソ、郁恵を出してくれって』。
えー、なんかやだな、気持ち悪い...と言いながら電話に出たら、
なんとそれは和田アキ子さんだったという(笑)」
第818回 病の夫から花束
ガンで弱った夫の病室に見舞いに行くと、
「誕生日おめでとう。いつもありがとう」と花束を渡された。
結婚60年で、初めて誕生日に花束をもらい、
夢のようで自分も泣いてしまった...という女性の投稿をご紹介。
「ラジオをお聞きの皆様も、今年の誕生日に、
奥様に花を贈られてみてはいかがですか?」
第817回 重みがあった伯母の一言
末の子が明日から幼稚園に上がる...というその日に夫が脳卒中で倒れ、
それからは介護の傍ら、6人の子を育て上げた、苦労人の伯母。
ある時、嫁が夫のことを嘆いて「どうしたらいいでしょう」と尋ねたら、
「運命と思ってあきらめるのね」...
並大抵ではない苦労を重ねた伯母の一言に、
お嫁さんも苦笑いしながら納得...というメッセージをご紹介。
「この伯母さん、いいですねえ。ファンになっちゃうなあ。
その一言で元気付けられるって、人間性ですねえ」
第816回 なつかしい「あくまき」
久しぶりに、祖父の家に集まった家族。
みんなで、昔過ごしたように、
ご飯を釜で炊き、おかずは畑で取れた野菜。
そして昔からこの季節になると作っていた
「あくまき」を釜で炊き上げ、
黒糖とキナコを絡めていただきました...というメッセージをご紹介。
「あくまき」は南九州で主に端午の節句に向けて作られます。
木灰の汁「灰汁(あく)」に漬けたもち米を
竹の皮に詰めて縛り、灰汁の中で煮たもの。
見た目はういろうのようで、砂糖・キナコなどつけて食べます。
関ヶ原の戦いの際に薩摩藩の島津義弘公が
日持ちのする兵糧として持参したのが始まり...という食べ物なんですが、
「なんと、実は先日、鹿児島ロケに行ったとき、
ちょうどこの『あくまき』を戴いてきたばっかりなんです」と徹さん。
「温泉街にある古い土間があるお店で、90歳のおばあちゃんが作ってらして。
代々伝わってきたもののようでした。
もち米を灰汁につけるんですが、そこで温泉の水を使う。
だからどこか硫黄の香りがする、不思議な食べ物でした」
第815回 行ってらっしゃい!
旦那様と子どもたちが出かけるとき、
必ず玄関の外に出て「行ってらっしゃい!」と声をかけるお母さん。
その習慣は、自分の母親から受け継いだもの...という、
心温まるメッセージをご紹介。
「うちの母も必ず外に出て父が見えなくなるまで見送っていましたねー。
わが渡辺家も、俺が出かけるぞ、と言えば、
家にいる人間がみんな出てきて行ってらっしゃい、と言ってくれますし、
女房が出て行くときは俺も見送ります。
よし、がんばるぞ、というスイッチが入るんですね」
第814回 両親そっくりの三兄弟
よく母親が三人の息子たちに「お前は橋の下から拾ってきた」
「向こうの山から拾ってきた」と冗談を言っていた。
でもどっからどう見ても同じ顔、みんな揃って両親にそっくり!
誰が見ても「似てる~やっぱり家族だね!」というのが我が家です...
というメールをご紹介。
「遠慮なく話せるっていうのは家族ならではですね。
俺も昔叔父さんが夜なかなか寝ないでいると、
『早く寝ないと山からネロハが来てさらわれるぞ』って言われました。
怖いな、と思ったけど、ネロハって何かと思ったら
寝ろ、早く...を略しただけだったんですね(笑)」
第813回 優しい青年との出会い
次男と三男、子どもたちだけで祖父母の家に旅行させたお母さん。
ところが弟の方が途中で具合が悪くなってしまった...
たまたま乗り合わせた親切な青年が、予定を変更して、
目的地まで送ってくれた...という新聞掲載の投稿をご紹介。
「いい話ですねえ。
うちなんか田舎だったせいか、近所の人は、
親戚だろうが、親戚じゃなかろうが、みんな親戚みたいなもんでした。
俺が遠くをほっつき歩いていると情報がすぐ入ってきたり、
家で一人で泣いていると隣のおじちゃんが心配して来てくれたり。
逆に、近所のヒトによく怒られることがありましたね~!」
第812回 大変だったローラー式脱水
両親が共働きだったので、子どもの頃、
家族の洗濯が役割だったという女性。
冬は分厚い洗濯物が多く、ローラーで脱水するのがホントウに大変でした...
「うちもそうでした。
俺も、あのローラーやりたさに、
濡らした新聞紙を絞ったり、
イカをノシイカだ! って挟んでみてお袋に怒られたり...」
第811回 私を育ててくれた叔母
鹿児島在住の女性のお便りをご紹介。
14歳で母が、翌年、父も相次いで他界し、
その後、ずっと育ててくれた叔母さん。
仕事は看護師だったが、姪が淋しい思いをしないように...と夜勤もなくし、
結婚することもなく面倒を見てくれた。
そして今は、投稿者の娘を、実の祖母のようにかわいがってくれている...
「近くに住んでるばかりでなく、ウマが合うおばさんていますよね。
うちにも、もう亡くなってしまいましたが、そんな叔母がいました。
うちの子どもたちの運動会にも必ず来てくれたり。
裕太なんかお尻がかゆいって、おばちゃんに尻をかかせたりするんですよ」
第810回 92歳の天寿を全うした母
92歳まで農業に精を出し、
ある日突然倒れてそのまま亡くなられたお母様...
「昔からピンピンコロリなんて言いますが...
でも周りの人間は寂しいし、悲しいですよね」
第809回 たった1人、叱ってくれた叔母さんが
両親や叔父が他界、
たった1人残っていた叔母も去年、
あっという間に世を去ってしまった。
おいしかったいなり寿司を、
もう一度食べたい...という男性からのメッセージをご紹介。
「ちょっと前に伯父が亡くなりました。
その奥さんの伯母が亡くなった直後で...
それで親父は4人兄弟のたった1人の生き残りになって...
伯父さんのところに連れて行ったら、
遺骨の前で10分くらい、ずっと話しかけてましたね」
第808回 「自分でやる」を育む時間
幼稚園のお祭りで忙しく働いていたら、
小学2年の息子が年中組の妹の面倒をしっかり見てくれて、
成長を実感した...という新聞掲載の投稿をご紹介。
「親が思ってる以上に、子どもって
任せるとしっかりやってくれるものなんですよね」
第807回 突如難病に襲われた夫
トラック運転手の夫が
突如国の指定難病である視神経の病気になってしまい、
仕事ができなくなった...
あまりにも急で、最初はショックで大変だったが
少しずつ落ち着いて来た。
今の楽しみはラジオ。
これからは2人で野山にも出かけたい...と、
奥様がメールを送ってくださいました。
「大変なことあると思いますが
エンジョイしていただきたいですね。
うちのお袋も晩年、ラジオ大好きでした。
最近、長男の裕太も地方に行くと
お父さんのラジオ聞いてるよ! とよく言われるそうです」
第806回 おしりにあせかいた〜
夏休み、娘を連れて実家に帰省した女性。
朝起きたら娘がおねしょして
「お尻に汗かいた〜」と言っている。
「あんたの子やな」と両親。
投稿者ご本人も同じ言い訳をしていたそうで...
「親子ですねえ(笑)
いい表現ですねえ。
うちのおじいちゃんは日向ぼっこしてて
ウトウトして。寝てたの? と聞いたら、
考え事してたんじゃ...と言い訳してましたね」
第805回 結婚を後押ししてくれた母
女手一つて育ててくれた母を1人残し、
長男である彼のもとに嫁ぐのは...と
ためらっていると
「私は1人が気楽だから、一緒になりなさい」と
背中を押してくれた。
幸い家も近所なので、毎日顔を出して
他愛もない話をして帰ります。
母はいまでも弁当の一品を持たせてくれます...という
富山県在住の女性から届いたメッセージ。
「うちのおばあちゃんも
息子たちがゴルフに行くというとき
わざわざ早起きしておにぎりを作ってくれるんです。
仕事じゃないんですよ。遊びに行くのに(笑)」