番組ブログ
第460回 渡辺徹 2016年を振り返る その2
渡辺家の2016年を振り返る企画の後編。
「この仕事をやって35年くらいになりますが、
新しいジャンルの仕事が始まった年だと思います。
今年は東京芸大の非常勤講師をやることになって、
昨日も2時間ほど喋らせていただきました。
二科展に写真部門で入賞したのも今年でしたね...
さて、渡辺家の話に戻ると、次男は時間さえあれば、
海外に飛び出していっちゃうんですね。
俺は海外の方が自分を出しやすいんだ、なんて。
それからお袋の一周忌。
ああ、もうお袋はいないんだ、って実感した一年でしたね」
一方、一人残されたお父様は、
どんどん元気になっているという愉快なお話も飛び出しました!
第459回 渡辺徹 2016年を振り返る その1
今日は渡辺家の2016年を振り返る企画の前編です。
「今年は、みんなのスケジュールの都合もあって、
お正月は山形の上山温泉でスタートすることになりました。
旅館では卓球三昧でした!
そして今年の大きな出来事としては、長男の独立。
独立した方はいいんだけど、
問題は独立させた母親とおばあちゃんの二人。
夜中になっても、ご飯炊いて届けた方がいいんじゃないの...
といった感じで大騒ぎするんです」
渡辺家の愉快なエピソード満載です!
第458回 年末特集 リスナーと話そう その3
電話でトークの最終日は、9月1日にご紹介した、北海道の女性、「ぽんた」さんがご登場。
オホーツク海に近い枝幸郡に暮らすぽんたさん。
いつも息子さんとケンカばかりしているのに、ある日、傘を持たないで家を出て、
職場から帰ろうとしたら、さりげなく自分の傘が置いてあった。
息子さんが濡れないように、と、届けてくれたらしい...というエピソードでした。
第457回 リスナーと話そう その2
リスナーと電話でトークの2日目は、11月4日にご紹介した、
鹿児島県の女性、「あいりゅうかん」さん。
あいりゅうかんさんの旦那様が、会社を辞めて、
あいりゅうかんさんのご実家の農業を継ぐ...と決意したとき、
今は亡きお母様が本当に喜んでくれた、というエピソードをお送りいただきました。
第456回 年末特集 リスナーと話そう その1
いよいよ2016年も最終週に突入、ということで今週は特別企画。
今日からの3日間は、今年、印象深い投稿をお送りいただいたリスナーの方と電話をつなぎ、
徹さんとトークしていただきます。
初日の今日は、10月3日にご紹介した、愛知県の「おさかな」さんがご登場。
視覚障害をおもちの「おさかな」さん、盲人将棋大会に出場することになり、
息子さんに特訓を受けた...というエピソードをお送りいただきました。
将棋好きな徹さんと、お話が弾みます。
第455回 弟の誕生日に赤飯を炊いた母。
一人暮らしの母が、息子の誕生日に、
赤飯を炊いて一人で食べていた、という話。
「そうかあ。本人に食べさせるわけでもなく、
自分自身で炊いて食べた。これはジーンときますね」
第454回 ゲームに夢中になってしまった孫
スマホ、タブレットでゲームを始めたら
面白くてやめられない。
孫も夢中になったけど、ついやり過ぎて
禁止されてしまった。
でも親たちが遊んでいるのを見つけて
「僕もしたい...」
「ずっと前にゲーム番組の司会をやってました。
頭ごなしにゲームを取り上げるんじゃなくて、
できれば親も一緒にやって、時間がきたら一緒にやめる、
それをきちんと見せることが大事じゃないか、と、
文章に書いたことがあります」
第453回 我が家が一番
母一人子一人の家庭で育てられた女性。
後に孫やひ孫たちとの同居が始まり、
賑やかな7人家族に。その中心にはいつも母がいました。
94歳で亡くなる直前には、ドライシャンプーや
マッサージを施すととても気持ち良さそうだった...
という新聞掲載の投稿をご紹介。
「自分が子どもの頃、同じように親に身体中を洗ってもらったり、
風呂上りには拭いてもらってたわけですよ。
親が年老いたらそれをこちらがやるのは、
当たり前のことかもしれませんよね」
第452回 ラジオと出会わせてくれた父
いつもイヤホンでラジオを聞いていた父。
大好きな番組に内緒で誕生日おめでとうのメッセージを送ったら、
とても喜んでくれた...
いまその形見のラジオでこの番組を聞いています、
という60代女性の投稿をご紹介。
「昔はよくラジオでこういう伝言をしましたよね。
この番組もぜひそういう風に使ってください!」
第451回 切迫流産を乗り越えた嫁
妊娠6ヶ月で切迫流産となり絶対安静、
食事とトイレ以外は常にベッドで横になっているしかない...
そんな一ヶ月を乗り越えて、無事に出産したお嫁さん。
よかった、ありがとう!
「よかったですね...おめでとうございます。
赤ちゃんが生まれるって、奇跡に近いことですよ。
女性にとっては本当に大仕事ですし。
先だって仲良しのキム兄に女の子が生まれました。
53歳、本当に喜んでました、おめでとう!」
第450回 3年ぶりに自宅に戻れた母
3年前に重い髄膜炎を患い、
一時は回復不能かもと言われたお母様が、
リハビリを経て無事に退院。
「家はいいな、いいな...」
と口癖のように話していらっしゃるそうです。
「よかったですね。
ご自分の治そうという気持ちの賜物なんでしょうね。
俺も旅公演を終えて数ヶ月ぶりに家に戻ると、
やっぱりいいなあ、と思いますね」
第449回 初の「しょちゅうみまい」
幼稚園の先生から生まれて初めて「暑中見舞い」が届き、
大喜びで返事を書いた...という微笑ましい
新聞掲載の投稿をご紹介。
「暑中見舞いや年賀状。大事にしたいですね。
文学座では、支持会の会員の皆さんに
暑中見舞いを書く習慣があります。
でも苦手なんです。私、字が下手なんですよね...
ペン習字の通信教育に4回申し込んだんですけど。
4回とも挫折しました...」
第448回 決して弱音を吐かない母
介護に明け暮れる、とても我慢強い母。
家庭菜園で上手に息抜きしながら、決して弱音を言わない...
「俺たちの世代にとっては、母=ガマン強い。
昔の人だけがガマン強いのかなあ。
今はガマンしなきゃいけないことが
すごく増えてきたんじゃないかな。
大事なのは息抜きですよね。
グチを送ってくれたら、全国に紹介できますから!」
第447回 一番の乗り物は父の背中
還暦を迎えた男性。
幼い頃を思い出し、父の背中に乗って、
飛行機といえばブーン、戦車といえばガタゴトガタゴト...と
よく遊んでもらったもの...という投稿をご紹介しました。
「昔はよくそういう風景を見ましたね。
俺も父親だけじゃなくて、オジサンもよくやってくれた。
大事なコミュニケーションツールでしたね。
最近の子は何ごっこしてもらうんでしょうね。
ロケット? リニア?
スピード速すぎて疲れちゃうからすたったのかもね...」
第446回 家事なんでもやっちゃう夫
夫婦と生まれたばかりの女の子の3人で、
鹿児島に引っ越してきた家族。
それまで仕事人間だった夫が、
こっちに来てからありとあらゆる家事をこなす。
大きな体でミシンに向かい、娘の洋服まで縫ってしまう...
「お子さんがきっかけなのか、環境がきっかけなのか。
ミシンがけは、俺にはできないですね。
ホントに仲良くすごしていらっしゃるんでしょうね...」
第445回 母のような母になりたい
子どもの頃、骨折して母に看病された。
寝るまでマッサージしてくれたり、
小さい声でつぶやいても起きて心配してくれた...
そんな気持ちが自分も母親になってわかるようになった...
母のような母になるのが理想です、という女性からのメール。
「子どもの頃、親は本当に、こっちが大変なとき
どんなに辛くても、近くにいてくれましたよね。
こちらも親になって、やっとその大変さが
わかるようになってきました。親孝行しなくちゃ...」
第444回 孫の運動会の撮影、危うくセーフ!
娘さんが役員で何かと忙しいので、
孫の運動会の撮影係を買って出た夫婦。
ところがカメラがカードを認識しなかったり、
スイッチを入れ忘れたりして、
危なく撮りそこなうところだった...
「これは年に関係なくよくやるミスですよね。
ずっと地面ばっかり撮ってたりね。
ずっと俺がブツブツ言ってる声が入ってたり」
第443回 家族の皆が団結
すい臓がんの父を家族で看護、
亡くなったあと医師から
「最高のチームワークでした」と褒められた...という、
新聞掲載の投稿をご紹介しました。
「でも桜をご覧になることができてよかったですね。
誰もが介護に携わることが当たり前の時代になってきました。
やっぱり笑顔、笑いというものが大切になってきますよね」
第442回 酔って帰った亭主はうるさいけど
酔って帰ってくるとうるさくてたまらないご主人。
でも娘は優しく
「早くお風呂はいって寝たほうがいいよ」と言葉をかける。
と、ご機嫌になった亭主は、
おとなしくシャワーを浴びる...
「本当にうるさいんでしょうね。
うちもそうでした。
親父が帰ってきて酒が入ると顔を真っ赤にして
弁舌さわやかに話し出すんですね。
飲み始めると、お袋と二人で寝床に入ったり...
よく覚えていますね。
でも最近はそんな俺が、酔って帰ると家族に嫌われて。
しょうがないからトイプードル抱いて話してます(笑)」
第441回 笑顔の絶えない秋の一日
父の33回忌に集った一家。
生後間もない、いとこのおしめを代えようと
必死になる10歳の孫娘...
「何かにつけて親戚が集まるのはいいですよね。
お祝い事ならなおさら。
大人は変わらないけど、
子どもはどんどん変わっていきますからね」
第440回 竹信三恵子さんを迎えて その5
最終日はこれからの家族が
どんな問題に直面していくのか、というお話です。
トランプ大統領誕生、イギリスEU離脱...
世界は予想もしないほうに傾きつつあります。
社会はかろうじて「建前」がつなぎとめていたのに、
みんな「本音」を言うようになった。
建前を支える環境がガラリと変わってきているんですね。
家族を見てもそう。
大黒柱による家計がもたなくなってきています。
男女分業の経済がもはや成り立たないんです。
こんな時代には、不安定に耐えうる「柔構造」の家族が
必要になってくると思います。
大黒柱一本じゃなくて、中くらいの柱が二本あるような、
耐震構造の家庭にしていくことが...
第439回 竹信三恵子さんを迎えて その4
今回は竹信さんご自身の「家族」のお話。
3歳のとき、結核でお父様を亡くされている竹信さん。
それからはお母様が薬局を経営しながら、
女手一つで竹信さんを含む三人のお子様を育て上げた...
歴史は繰り返す、というか、竹信さんご自身も、
2004年に、おつれあいを不慮の事故で亡くされてしまったのです...
(当時の模様を「ミボージン日記」という本にまとめられています)
とてもユニークな方だったという夫、悦夫さんの思い出と、
夫婦のあり方についての興味深いお話をご披露いただきました。
「夫婦って、違う国からやってきた大使同士のようなもの、
だから夫婦関係というのは外交関係なんです。
外人だと思えば腹も立たないでしょう?
わかってくれると思うから腹が立つんです」