ぎゃ！気が付いたら久しく更新していませんでした！！
みなさーん！エンタの女王を忘れないでください～。
てことで、久々に登場。
いや、"エンタ"していないわけではないのですが、
日々忙殺されておりまして...大変失礼いたしました。

そんな中観に行ったのが、パルコ劇場で公演中、
【ロストインヨンカーズ】
原作・ニールサイモン。演出・三谷幸喜氏という
ある意味最強コンビ！三谷氏は、
「劇作家として強い敬愛を抱くがゆえに、
　ニール・サイモンを演出することは、封印していた」
とのことで、今回ついにその封印を解いたってことになる。
ちなみにこの作品は1991年のピュリツァー賞とトニー賞に輝いた、
ニール・サイモンの代表作のひとつだ。

舞台は第二次世界大戦中のニューヨーク州ヨンカーズ。
厳格で人を寄せ付けず、決して笑わないおばあちゃんと、
その娘、息子、孫たちが繰り広げる家族の物語。
破産宣告を受けた兄。（小林隆）
マフィア？とつながっている弟。（松岡昌宏）
幼少時代に母に植え付けられたトラウマのせいで、
しゃべっているうちに過呼吸になってしまう姉。（長野里美）
結婚することで幸せをつかみたいと考えている妹。（中谷美紀）
母（おばあちゃん）役は、草笛光子。

４人の兄弟たちが不器用なりに一生懸命生きる姿を
ユーモアいっぱいに描いているのだが、
ラストで中谷美紀が、
娘として女として、母の呪縛から逃れたいという気持ちを
訴えるシーンは圧巻。
そしてそこには母に対する愛情、子供に対する愛情がある。
草笛光子さんはさすが大女優という輝きを放ち、
松岡クンもいい味出してた。

華やかな舞台でありました。

【ロスト　イン　ヨーカース】
パルコ劇場　　１１月３日（日）まで