Jul19
平賀源内と杉田玄白
パルコ劇場40周年記念公演は
『非常の人 何ぞ非常に』作演出はマキノノゾミ氏。
江戸の町を駆け抜ける天才2人。
平賀源内と杉田玄白の友情と生き様を描いている。
平賀源内は佐々木蔵之介。
杉田玄白は岡本健一。
佐々木蔵之介の舞台での存在感はピカイチだが、
今回、意外にも...と言ったら失礼かな。
予想以上に、岡本健一がよかった。
杉田玄白といったら歴史の教科書などで
禿頭のイメージがあり、
解体新書の人、というくらいは知っているが、
この作品であらたなキャラが出来上がったような気がする。
実際、こんなふうに飄々としていて
ユーモアのある人だったとしたら面白い。
そしてラストで源内に向かって玄白が思いのたけを
ぶつける瞬間があるのだが、ここはぐっとくる。
気持ちを押さえながら叫ぶ...って難しいよね。
ぐっときたところで、オーラスはトンっと叩かれる感じ。
コレがまた心地よい。
そのほか、名バイプレーヤーの篠井英介も濃い。
男5人だけの舞台。
『非常の人 何ぞ非常に~奇譚 平賀源内と杉田玄白』
パルコ劇場にて7月28日まで
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