May17
寺山修司の世界
寺山修司没後30年、パルコ劇場40周年を記念して上演された
パルコ劇場の『レミング』。
寺山氏が主催した『演劇実験室◎天井桟敷』の最終公演だった
作品だ。
ワタシは寺山修司の作品を見たことがないのでわからないのだが、
今回の舞台を見て、オリジナルがすごく見たくなった。
のっけから圧倒される演出。
スピード感、リズム感、無駄のない動き、せりふの美しさ。
動きも言葉も、誰か1人がタイミングを間違えると、
全てが成立しなくなってしまうような演出になっている。
もともとはどういうつくりだったんだろう。と...。
冒頭、八嶋智人と片桐仁が横に並んでのやりとりには感服した。
お見事!と心の中で拍手。
ストーリーはと言うと...、うーんんこれがうまく説明できない。
壁を破ることと母との執着と悪夢と...。
たぶん深いメッセージがこめられてるんだろうが、
考えれば考えるほど難解。
でも昔の作品をこんなふうに生まれ変わらせてしまうなんて、
やっぱり舞台は面白いな。
寺山作品、リアルタイムで見ておきたかった...。と、つくづく。
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