パルコ劇場でミュージカル上演中。
『恋と音楽』は、稲垣吾郎、ゴロチャンの主演。
前回、やはりパルコ劇場でゴロチャン主演の
『ぼっちゃま』を観たが、これも面白かった。
面白い...というより、好感が持てる...と言うのかな。
誤解を恐れず言えば、ゴロチャンは演技がすごく上手とか、
歌やダンスがすごく上手、ってわけではないが、
なんかチャーミングで、何をやってもかわいいのだ。
新作ミュージカルのヒロインを捜し求めている
ミュージカル作家の前に、ある夜、謎の"理想の女性"が
現れる、二人は恋に落ちるのだが...、
果たしてその女性は実在するのか幻なのか？
というラブストーリーだ。

「ボクは胸を張って彼女に恋をする！」
というゴロチャンのセリフが印象的。
舞台後ろのピアノ、ベース、バイオリン、パーカッション
という生演奏も小粋でおシャレ。

役者も演出家も作家も音楽家も、
みんなが楽しんでつくったんだろうなという空気が
伝わってくる作品だ。
ちなみに～、
売れない役者役の菅原栄二がいい味出している。
新しいタイプの役者さんが出てくると嬉しいね。

『恋と音楽』
　　１２月２８日まで　パルコ劇場にて