もう夏休みも終わり。
今年の夏はどんな思い出を作りましたかー？

さて、我が家の５歳児がどうしても、
「八景島に行きたい！」と言うので
先日連れて行った。

水族館はもちろん、
アミューズメント系にも挑戦。
巨大なタコ（オクトパス）の乗り物や

流れる水の中をくるくるまわりながら
丸いボートで進む乗り物など、大喜び。

そしてクジラやイルカ、アシカショーを観て、
息子は言った。

「リュウチャン、
　大きくなったら八景島シーパラダイスに住む！
　でもって、イルカを動かすお兄さんになる！」

うんうん、そうだね。
夢を持つことはいいことだよ。

クジラがコチラに飛び出てくるような
立体的大パネルの前で
記念写真もパチリ。
夏の思い出になったかな。

お化け屋敷ではキャーキャー叫んで、
出てきたときは泣いてたけどねー。

八景島シーパラダイス、毎年お世話になってます。
息子もいつか彼女とデートで来るのだろうか？
だってここは恋する遊び島、だもんね。
ちょっとさみしー。

文楽って見たことありますか？
一体の人形を３人の男性が操るという、アレです。

２０年くらい前だろうか。
歌舞伎は、歌舞伎座や演舞場を離れて、
渋谷のシアターコクーンで新しい歌舞伎公演を行った。
それが、コクーン歌舞伎。
上演されたのは四谷怪談。
主演は当時の勘九郎（現・勘三郎）。
私もちょうど歌舞伎にハマり始めていた頃で、
猿之助のスーパー歌舞伎と共に、
コクーン歌舞伎の斬新さにショックを受けた。
（歌舞伎ってこんなにおもしろいものなんだ！）と。
そこから古典ものにも興味が出てきたってわけ。

歌舞伎をはじめ、能や狂言、落語も、
日本の伝統芸は、自ら世界を開いて
新しい世界を築いてきた。
そんな中、今回、文楽も......。

パルコ劇場で上演された、三谷幸喜　作・演出の文楽。
タイトルは『其礼成心中』。
舞台は元禄十六年。
当時、近松門左衛門が実際の心中事件を元に書いた
『曽根崎心中』が大ヒットしていたが、
その舞台となった天神の森は、
悲恋の末に心中を遂げようとする男女の心中する場所となっていた。
その森の入り口にある饅頭屋の夫婦と、
心中にやってくる男女の物語を面白おかしく描いた作品。
三谷幸喜らしい人情物語だ。

三谷幸喜は以前、PARCO歌舞伎『決闘！高田馬場』で
歌舞伎にも挑戦している。
私は以前、国立劇場で１回だけ文楽を観ているが、
いまひとつハマらなかった。
でも今回のこのパルコ文楽を見た人が、
これから文楽にハマる可能性は大いにある。
きっかけってこういうことだよねー。

演じ手たちも、自分達の作品を見た観客が
こんなに笑って喜んで拍手してくれて、
しかも何回もアンコールがかかるなんて初めてなんでは
ないだろうか？

これを機に、文楽の世界が新しい方向に広がりますよう。
私も改めて、古典ものの文楽を見てみようと思う。

寺ちゃん、加奈ちゃんと行く
『北海道こんぶとりツアー』が無事終了しました。
たくさんのご応募いただいた中、
６組１２名の親子のみなさんと一緒に、
こんぶをとってきましたよ！

場所は襟裳岬。
とれるこんぶは日高こんぶ。
朝４時半に起きて、こんぶ漁に出る船を見送ります。
そして漁家さんでこんぶを待ちます。
トラックに山盛りのこんぶが届くと、
各漁家さんの子供たちも参加して、こんぶを干していきます。
今は子供達も夏休みですが、
普段は学校に行く前にお手伝いするんですって！
えらい！
こんぶが重ならないように丁寧に広げ、
やっと終わったーと思って息をついたら、
またこんぶ山盛りのトラックがやってきてビックリ！
まだあるんだー！
ちなみに天気がいいと、午後１４時ごろまでには
こんぶが乾いて、製品化されるそうです。
天気や海の状態など、自然に左右される仕事は
大変ですね。

こんぶというと、
出汁をとるくらいしにか使わなかった私ですが、
今回、浜のおかあさんたちにこんぶレシピを
いくつか教わりました。
こんぶとつぶ貝入りのおにぎりや、
こんぶとリンゴ入りの春巻き、
こんぶを素上げにして砂糖をかけるこんぶスナックなど。
どれもおいしかったー。

こんぶとりを手伝った後は、
みんなで襟裳岬を観光して、
殻つきのウニもいただきました。

やはり北海道はでっかいどう！うまいぞう！