Jun15
ソウル・サーファー
ソウル・サーファーとは、
"特別な才能を持ち、競技に勝つことを目的とせず、
波に乗る真の喜びを知るサーファー"のこと。
この映画は、サメに片腕を奪われた
13歳の天才サーファー、ベサニー・ハミルトンの
実話を基につくられている。
サメに片腕を食いちぎられるも、奇跡的に一命を取りとめ、
サーフィンを再開。
様々な葛藤と闘いながらも頂点を目指す1人の少女。
そこには、彼女の強さと家族の愛がある。
勇気と感動の実話......なんて言うと安っぽくなるが、
とにかくすばらしい映画だった。
ワタクシ、泣きっぱなし......。
『私はあきらめない。
運命が私から何を奪っても、明日を信じて今を生きる』
『誰かが希望を見出す手助けができるなら、
私が腕を失った価値はあったと思う』
彼女のひと言ひと言にぐっとくる。
失った左腕のショットは、デジタル映像を挿入。
以前『フォレスト・ガンプ』で施された技術と同じらしい。
リアルさを追求した映像だ、
さらにラストではホンモノのベサニーの映像が映される。
片手ではうまくお盆を持てなくて、フルーツを落としたり、
片手でウクレレを弾いたり、
ボランティアでタイの子供をボードに乗せたり......、
ホームビデオで撮影したものだと思うが、
実はこれ全て、映画のワンシーンに出てくる光景なのだ。
信念と、あきらめない強い気持ちがあれば、
奇跡は起こるのだと思わせてくれる1本。
『ソウル・サーファー』公開中
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