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水谷加奈のエンタの女王

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Feb20

あなどるなかれ、かまぼこ

鈴廣1小田原の鈴廣といったら、かまぼこの老舗。
箱根駅伝では「鈴廣前」という通称で親しまれている。
たまに車で店の前を通りかかると、
いやいや、土日などはたくさんの人で賑わっていて、
「そんなにかまぼこって人気あるの?」
なーんて思っていたのだが、
たまたま店に寄ってみてビックリ!鈴廣2
かまぼこ新発見!!
わたしはかまぼこを甘く見ていた。
スミマセン!!!
かまぼこの世界がこんなに奥が深くて広いとは......。
かまぼこをはじめ、焼きかま、揚げかま、
塩辛や干物、わさび漬け、地ビール、酒、
スイーツにいたるまで地元の名産がずらり。
店の一角には、かまぼこバーなるスペースがあって、鈴廣3
かまぼこソムリエが切ってくれるかまぼこをつまみに、
お酒が飲めるようになっている。(1セット500円)
また、興味深いのはかまぼこの食べ方の紹介だ。
かまぼこといったら、薄く切って醤油つけて...
くらいだよね、なんて思い込んでいた私は
なんてつまらない女だったんだろう、と...。
たとえば、
『かまぼこをスライスしてオリーブ油をかければ、
 驚くほど洋の味。シャンパンのオードブルにピッタリ』
とか、
『かまぼこにシソを乗っけてサーモンで巻くと、
 彩りもよくオードブルに最適』
など。
目からうろこのレシピが各コーナーで紹介されている。
その他、かまぼこにオリジナルの絵や文字を書いて
感謝の気持ちを人に伝える『プリかま』企画や、
専用のツールでかまぼこを型抜いて、
子供が喜びそうなデコ弁にしよう、という
アイディアグッズの販売などもあり、
いやいや、かまぼこ業界も生き残るためには、
いろいろと考えているんだなあ、と感心。
いや、これだけ考えて様々な発信をしているから、
鈴廣という会社は繁盛しているんだなあ、
と痛感。

隣のかまぼこ博物館では、
かまぼこ・ちくわ手作り体験教室もあり。
子供の自由研究にもオススメ。

いやいや、とにかく
かまぼこに対する考え方が変わった。

小田原 鈴廣
http://www.kamaboko.com/

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