Sep02
ライフ
よく撮ったなあと、驚きのシーンの連続だった。
『ライフ ーいのちをつなぐ物語ー』
正直言うと、最初にこの映画をススめられたとき、
よくある、ライオンがシマウマを襲って食べるような
シーンが多かったら、ちょっと...と思っていた。
動物世界の厳しさを子供に教えることは大切だが、
あまりに残酷さが直接的で...。
バンビやゴマちゃんのDVDを楽しそうに見ている
我が家の4歳児には、シカが襲われたり、
あざらしが波の飲まれて死んだりするシーンは
ちょっときついだろうと...。
でも映画宣伝担当の方が、
「大丈夫です。お子さんと一緒に見てください」
と、自信を持って薦めてくれたので、
子供と一緒に見たら...、
いやいやいや、とにかくカメラワークのすばらしさに
驚いた。
動物の世界を俯瞰して見るのではなく、
動物や植物と同じ目線で撮影しているのがすごい。
移動しながら接近して撮影するという最新技術を駆使。
映画を見ている自分が、群れの一部になったかのような
迫力なのだ。
ハネジネズミというかわいいネズミが、
敵から逃げるシーンなんて、
よくこのカーブを全速力でまわって走っていったなあ、
いや、もしかしたらCG!?と疑ってしまうような
アングルで撮影している。
もちろんチーターがシマウマを襲って食べるシーンも
出てくるが、なぜかとても美しいのだ。
息子は最近、
ハエジゴク(ハエをぱくっと挟んで食べてしまう緑)が
気に入ったらしく、自分の手でマネして遊んでいる。
お子さんと一緒に是非見てください!!