Sep30
バンコク
羽田から国際線が飛ぶようになって便利になった。
今年の私の夏休み。遅まきながら~。
木曜の仕事を終えて、深夜便でバンコクへ。
金曜の朝到着。
金、土、日と遊んで、日曜の深夜バンコク発。
月曜の早朝に羽田着でそのまま仕事。
という、無駄のないハードスケジュールだった。
バンコク楽しかったよー。
車社会なので、道はいつも混雑。
スーパーの駐車場も車でいっぱい。
サイドブレーキは引いちゃいけないらしい。
ぎゅうぎゅうの縦列駐車から自分の車を出すときは、
前と後ろの車を手で押してスペースをつくる!
一般のタクシはショッキングピンク。
街中での移動は、かかっても150バーツくらいだから、
日本円にすると450円くらい。
安っ!
つうか、日本が高すぎっ!
電車の乗り方もわかりやすい。
カラフルな電車がかわいいでしょ。
一駅15バーツで45円くらい!やっぱり安っ!
店先にミシンを出して仕事しているおばさんがいたり、
お金を寄付してもらうために道端で民族楽器を
つまらなそーに演奏している少年達がいたり。
土日開催のチャトチャック市場は活気にあふれ、
チャオプラヤー川沿いのレストランはムード満点。
トムヤムクンやタイスキ、タイ王宮料理など、
食事もおいしかった。
とはいうものの、道を歩いていると
生まれたばかりの赤ちゃんを抱っこした女性が
物乞いをしていたり...、
小学生くらいの少年が花を売って歩いていたり...、
日本の豊かさも改めて感じた旅でありました。
Sep16
カッコよすぎる!髑髏城の七人
やったね。
今回もカッコよすぎるこのシリーズ。
劇団☆新感線2011夏興行・いのうえ歌舞伎。
1990年に初演、その後7年ごとに再演を
繰り返してきたこの舞台だが、
再演といっても毎回、全く違う魅力を見せてくれる。
ストーリーも演出も、役者の顔ぶれも。
一度見るともうやめられない、くせになる。
時は戦国。
関東の荒れ野に浮かび上がる漆黒の髑髏城。
闇の中から現れる魔人。
そして宿命の闘いに挑む若者達。
まずは舞台上で1人、風に吹かれて見得を切る
小栗旬の姿にしびれる。
そして森山未来のなんとも妖艶で恐ろしい魔王。
女も惚れてしまいそうな小池栄子の太夫。
など。とにかく全てのキャラが魅力的でセクシー。
キレのいい台詞回しに動きも小気味よく、
惚れ惚れしたり、ワクワクしたり、
大笑いしたり、ラストは泣きそうになったり、
全てのエンタテインメント要素がぎゅっと詰まった
すばらしい舞台。
次回のシリーズが今から楽しみだモノ。
『髑髏城の七人』
10月10日まで 青山劇場
その後大阪
Sep09
シティボーイズ 健在
今年もシティボーイズのライブが始まった。
タイトルは『動かない蟻』。
大竹さんが、"働かない"蟻を"動かない"と
読み間違えたところから決定したそうだ。
という感じに、シティボーイズはいつも
雑談や他愛のないおしゃべりからヒントを得ながら
舞台を作り上げていく。
意味がないと思われるもの全てが、いつのまにか
意味のあるものに変わっていくというプロセス。
実は今回、きたろうさんの意向により、
作・演出がいつもと違う人になった。
見ている私たちはそれほど重要だと思わないが、
シティボーイズはじめ、現場のスタッフなどは
"いつもと違う"やりかたに
かなり不安があったみたい。
大竹さんも幕が開くまで相当
ピリピリしていらっしゃった。
新しい演出家を連れてきたきたろうさんも、
いつもより責任を感じていらっしゃったのか、
プレッシャーがあったんじゃないかな。
それが舞台に表れていた気がする。
(だから、きたろうさんはいつもよりきちんと
演じていらっしゃった気がする!?)
もちろん幕が開いてみると、大竹さんたちの
不安はどこにいったのか。
はっきりいって面白い。
いくつものオムニバスがちょっとづつリンクして
ラストにまるくなるという、すばらしい完成度。
ゲストの荒川良々もすばらしかった。
そして大竹さんが60すぎてもしっかりお尻を
出してくれていることにワタシは
深く感動している。
大竹さん、死ぬまでライブやってください。
まったく老け込まない、ナンセンスでシュールな
シティボーイズの舞台はサブカルの頂点です!
カッコいいっす。
『動かない蟻』
世田谷パブリックシアターにて
9月19日まで
その後、大阪、名古屋
Sep02
ライフ
よく撮ったなあと、驚きのシーンの連続だった。
『ライフ ーいのちをつなぐ物語ー』
正直言うと、最初にこの映画をススめられたとき、
よくある、ライオンがシマウマを襲って食べるような
シーンが多かったら、ちょっと...と思っていた。
動物世界の厳しさを子供に教えることは大切だが、
あまりに残酷さが直接的で...。
バンビやゴマちゃんのDVDを楽しそうに見ている
我が家の4歳児には、シカが襲われたり、
あざらしが波の飲まれて死んだりするシーンは
ちょっときついだろうと...。
でも映画宣伝担当の方が、
「大丈夫です。お子さんと一緒に見てください」
と、自信を持って薦めてくれたので、
子供と一緒に見たら...、
いやいやいや、とにかくカメラワークのすばらしさに
驚いた。
動物の世界を俯瞰して見るのではなく、
動物や植物と同じ目線で撮影しているのがすごい。
移動しながら接近して撮影するという最新技術を駆使。
映画を見ている自分が、群れの一部になったかのような
迫力なのだ。
ハネジネズミというかわいいネズミが、
敵から逃げるシーンなんて、
よくこのカーブを全速力でまわって走っていったなあ、
いや、もしかしたらCG!?と疑ってしまうような
アングルで撮影している。
もちろんチーターがシマウマを襲って食べるシーンも
出てくるが、なぜかとても美しいのだ。
息子は最近、
ハエジゴク(ハエをぱくっと挟んで食べてしまう緑)が
気に入ったらしく、自分の手でマネして遊んでいる。
お子さんと一緒に是非見てください!!