May27
久々に歌舞伎
新橋演舞場5月歌舞伎、昼の部は松本幸四郎の
『敵討天下茶屋聚』
→かたきうちてんがぢゃやむら、と読みます。
幸四郎が悪の二役を演じている。
悪党ながらどこか憎めない滑稽さや小心さも
持ち合わせたキャラが面白い。
ラッキーなことに、
今回は花道の七・三の横の席だった。
七・三というのは、役者さんが花道に登場して
舞台に向かうまでの途中の場所で、
スッポンの仕掛けがあるところ。
役者はこの場所で立ち止まって見得を切ったり、
スッポンでせり上がったり消えたりするのだ。、
ワタシの真横で豪快な見得を切る幸四郎。
もう、股間まで丸見えでドキドキ。
いや、もちろんフンドシは締めているけどね。
なんだか気になってしまうくらいの近さってこと。
久々によい席で観ると、やはり気分が良い。
たまにはいいね。
もうちょっと値段が安ければ助かるんだけど。。。
歌舞伎はハマルと、時間もお金もかかるから大変。
最近はたまにしか観にいってない。
ちなみに夜の部は『籠釣瓶花街酔醒』
→かごつるべさとのえいざめ、と読みます。
タイトルの読み方も難しいよね~(笑)
5月歌舞伎
新橋演舞場 5月25日千秋楽
May20
奄美大島サイコー!!
ゴールデンウイークの前半を利用して
奄美大島に行ってきた。
なんて、優しく平和でのんびりした島なんだろう。
知り合いの家に泊まらせてもらったのだが、
家の目の前は海!
最高のプライベートビーチだ!!
釣竿をたらしておくと、黒鯛がかかった。
みんなビックリ。
すぐさま捌いて、新鮮なうちにいただいた。
んまい!!
わかめや海苔、自生しているクレソンも近所で取れる。
海苔は甘辛く煮て『ゴハンですよ』になった。
ごはんがススムススム!
私が行った翌日から梅雨入りしてしまったんだけど、
(平年より11日ほど早いらしい)
雨が降っていて外で遊べなくても、
それはそれで楽しい。
奄美の民謡を聞きながら、じっと海を見つめるだけで
時がゆっくり流れていく。
もちろん右手には黒糖焼酎ロック。
きくー!!
夏の奄美も行ってみたい。
思う存分海で遊ぶのも、これまたよし。
May09
劇団☆新感線
あー、やっぱり劇団☆新感線を見ると
すっきりするなあ。
舞台は戦前の1930年。
ヤクザの組同志の抗争が繰り広げられる中、
ブラジル人と日本人のハーフであるオセロは、
美しく若いモナと結婚。
しかし、チンピラ上がりのミミナシという男に
ハメられて、オセロはモナの愛を疑い始める。
男の嫉妬は厄介だ。
ラストはぐっとくる。
客席からは女性のすすり泣きも!
今回の主役、オセロに橋本じゅん。
(古田新太はコクーンに出ているようだ)
腰を痛めてしばらく休んでいた橋本じゅんだが、
元気に復帰。
あの、腹から出る気持ちの良い響きの声を聞くと
嬉しくなる。
そしてなんといっても、彼の絶妙な間。
たぶんアドリブもそこかしこに散らばっていると思う。
橋本じゅんが、いい感じのアドリブで
時に他の役者を翻弄したり混乱させたり、
その兼ね合いがスリリングで面白い。
悪役の田中哲司、恋人役の石原さとみも好演。
好きだなあ。橋本じゅん。
夏休みは彼がフック船長を演じる
ピーターパンを観にいっちゃおうかな。
『港町純情オセロ』
赤坂ACTシアター 5月15日まで