Mar21
地震に関して。エンタの女王・番外編
『エンタの女王』には関係ないのですが、
今回の地震に関する情報です。
文化放送社員の知り合いから届いたメールです。
現場の生の声を是非読んでください!
①仙台の某石油会社社員の方から
こんな時こそマスコミとして、上手に伝えて欲しい。
油が無い、給油待ちで大渋滞という事ばかり報道するお陰で、危機感ばかり煽られ、
SSも周辺住民も非常に困っているよ。
こっちに来ているから言えるのかもしれないけど、
ホントにたくさんの人が今日明日の生活に困っています。
オイルショックじゃないんだから油自体は十分国内にあるので、
今必要な人以外は本当に我慢して欲しい。
少しでも全国の人達に伝えて・・・
今必ずしも車に乗る必要の無い人は買占めをしないで欲しいと、ホントに伝えて欲しい。
今朝、塩釜油槽所が稼動再開した、という報道で仙台市内のパニックに拍車がかかりました。
今日開店する見込みが無いSSに100台以上の車が並んでいます。
中にはロープを勝手に破ってSS内に入り、数十人がショップ内を伺っているSSもあります。
油槽所が稼動しても、ローリーの不足、道路状況の悪さなどもあり、
もちろん、緊急車輌や病院関係を優先させている状況。
一般のSSに配送するにはまだまだ時間がかかります。
タンクローリー1台分も、夕方までには一気に売り切れてしまいます。
もちろん、元売にもどんどん燃料が届く状況ではない・・・
運よく油が届いたSSでも、長時間以上待っているお客様に、限られた数量しか給油できていません。
小さな子供連れで車内に毛布を積んで夜を明かしている様な家族、
発電機用に車からガソリンを抜き取れるポンプを求めてくる方、
実際にSSの目の前で何台もガス欠になり、車を押してくる等、本当に逼迫しています。
それでも買えた人はまだいいほうで、
目の前で売り切れになる人、SSまで買いに来れない人もたくさんいます。
冗談ではなく、本当にこの1ℓが生死を分けるのではないか、というケースもたくさんあります。
買えなかった人からは、
「1ℓでもいいから売って欲しい。うちの家族を殺す気か?!」と涙ながらに訴えてきますが、
警察・消防用の緊急用を残さなければいけないので、どうにもなりません。
なかなかわかって貰えないのですが、スタッフは本当に申し訳なく思っています。ご理解頂きたい。
在庫があっても販売再開できないSSもあります。
店を開けると車が集中して道路が大渋滞し、緊急車輌が通れなくなるため、
警察から販売を控える様言われています。
SSのスタッフも被災しており、
通勤用の車が流されたり、ガス欠になったりして通勤できなくなっています。
通常3~4人で営業しているSSも、
顧客対応や渋滞の整理に対応するためには最低10人~15人の人間がいないと、
営業が再開できない状況です(警察はなかなか協力してくれません)。
配送も限られていることもあり、どこの元売も一部のSSでしか営業できない状況です。
仙台市内ですらこの状況ですので、本当に街が流されてしまった地域は、もっと悲惨です。
この寒さで、ガソリンだけでなく灯油も必要ですし、道路を直すための重機には軽油が必要です。
油槽所・ローリー・SSともに最大の努力をしていますが、全く追いつかない。
荷物を各地に運ぼうにも、帰りの燃料が心配で出発できない。
どこの元売も東北全体の5分の1のSSにしか供給できていない感じです。
(少しずつ改善しつつあるけど、道路状況の悪い地域は、なお難しい)
施設が壊れている可能性があるので、営業できる店自体が限られていますし、
従業員も被災者・被害者です。
自分の家や家族の安否すらわからない中、油の供給に必死になって努力してくれています。
本当にありがたいことです。
関東・東京も困っているとは思います。嫁から計画停電や品不足の話も聞いています。
みんな被害者だと思います。東北だけじゃないと思います。
でも、家があって、電気・水・ガスが使えて、温かい状況で寝ることができるのであれば、
本気で避難している人たちのことを考えて、節約して欲しい。
被災者も現場の人たちもホントに頑張っているので、伝えてくれると嬉しいです。
よろしく頼む!
②海老名の病院に勤務されている方から
自分は海老名の病院で透析医療に携わっています。
震災に遭われた皆様、ご家族の方々のご無事を祈念しております。
ところで、被災地での医療状況には圧倒的な物資の不足から
目を覆うべきものがあるようですが、皆さんの足元の関東地方の
医療体制も深刻なものになりつつあります。
薬剤の安定供給が困難 になっていることはもとより、
計画停電により適正な診療の維持ができません。
自分の勤務する病院でも計画停電のため、
本日15時で診療を切り上げております。
(つまり15時以降は診療拒否をしているということです)。
しかも、悪いことに停電の時間が不確定ですので
予定を立てることができず、
本日(今週一杯は同様です)予定されていた手術は
すべてキャンセルされています。
表向きは非常事態だから仕方がないと
患者さんたちはおっしゃってますが、内心は不安で一杯でしょう。
また、自分の関わっている透析医療においても深刻な問題が生じています。
透析患者さんは週3回、1回4時間の治療を受けなければなりませんが、
不規則な計画停電のため、透析時間の変更や治療時間の短縮を
余儀なくされています。
例えば、明日の透析開始は朝の5時から行わなければならなくなりました。
患者さんがちゃんと病院に来れるかどうかも分かりません。
無停電装置もありますが、非力であり電力の安定供給は
望むべくもありません。
このような状況は自分の病院が特別というわけではなく、
関東地方の多くの病院でも同様でしょう。
人命救助が第一と言いながら、被災地での診療は破綻しており
かといって、被災地で見切れない患者さんを関東地方の病院に搬送しようにも
十分な医療を提供できないのが現状です。
(停電のない都心の病院ですべてを賄うことは不可能です)。
テレビの報道番組を見ているとたくさんのモニターを付け、照明を使用し、
民放各社は同じような報道を繰り返しているように見えます。
そこで使用している電力を少しでも病院に回していただけないか、
と思ってしまうのは間違いでしょうか。
また、すべての病院とは言いませんが、地域の基幹病院だけでも
計画停電からはずしていただくことはできないものでしょうか。
③古河市の病院に勤務されている方から
自分は茨城県古河市の病院にいます。
状況は似たようなものです。
茨城は震災地と認定されたので停電のおそれは無くなりましたが、
計画停電のはじめは予約患者以外は受付出来ませんでした。
医療機器、CT、MRI、血液検査機器が自家発電でどこまで稼働するか
不明だったからです。
患者さんが来院しても、採血はおろかxpも撮れないのでは、
診断も治療も不可能だからです。
今は停電しなくなったので、来院患者すべて受け入れ、
またCT等の医療機器が壊れて稼働しない他病院からの患者も
引き受けています。
でも、それもぼちぼち厳しくなってきました。
薬の卸売り業者には薬の在庫があるのにかかわらず、
ガソリンがないため病院まで 輸送出来なくなりそうとのことです。
また、麻酔科のDrを含め、ちょっと遠方から車で1時間程度かけて
通ってくれている医師もガソリンの入手が 出来ないため来院できず、
手術がキャンセルされました。癌の告知を受けているのにもかかわらずです。
マスコミ関係に従事されている方々、このような事実も報道してください。
このままだと、関東でも助けられる命を助けられなくなります。
それほど必要のないかた(皆さん必要でしょうが、無いと病院にも行けないので)の
ガソリンの購入を控えることは出来ないのでしょうか?
今回の震災・津波で、一瞬にして命を奪われた方、
ご遺族、震災地の方々の無念さは計り知れないと思います。
関東の病院でも、院内にいるにもかかわらず、
充分な処置が出来なくなりつつあります。
繰り返します。
マスコミ関係に従事されている方々、このような事実も報道してください。
このままだと、関東でも助けられる命を助けられなくなります。
以上、ほぼ原文のまま紹介させていただきました。
被災地の方のことを考えて、我々はできることをひとつひとつ
やっていきましょう。
みんなで乗り切りましょう!
Mar18
つながるソング
地震から一週間。
文化放送では『つながるソング』と題して
元気を出してもらえるような曲を
随時おかけしている。
つくづく思う。
音楽はすばらしいね。
音楽によって少しでも気持ちが前向きになれば
嬉しいな。
実は先週日曜日、子供のための
クラシックコンサートが開催された。
地震直後ということもあって、
残念ながら当日来られないお客様も
何組かいらっしゃったようだけれど。
第1部は、パーカッションによる演奏。
ドラム、ティンパニー、マリンバ、ボンゴ、
木琴や鉄琴、小太鼓、
それから子供にも馴染みのある
タンバリンやシンバル、トライアングル、
もくぎょや、木の実まで!
うちの4歳児も、
「リュウチャンも、あれ、叩けるよ」
と目を輝かせていた。
第2部は、東京交響楽団による演奏と、
うたのおねえさんと一緒にリズム遊び。
「あっるこー、あっるこー、
わったしはーげんきー」
と、おなじみの歌が始まると、
少し眠そうになっていたうちの4歳児も、
ニコニコしながら口ずさみ始めた。
音楽の力は偉大だね。
音楽は人と人をつなげてくれる。
『聴いて、歌って、楽しんで、
3歳からのクラシックコンサート』
また機会があれば子供を連れて行きたい。
Mar04
サファリパーク
ホントにホントにホントにホントにライオンだー♪
富士~サファりパーク♪
CMのメロディがすぐ浮かぶ人は
私と同年代かな。
その富士サファリパークに行って来た。
クマ、ライオン、トラ、ゾウ、チーター、
すぐ近くで見られるから大迫力。
キリンなんて我々が車で走る道を
のんびりのんびりマイペースで歩いてるんだよ。
なんて自由なんだ。
もちろん子供は大喜び。
カンガルーをなでることもできる。
記念に、カンガルーのおなかに入って撮影も...。
うーん、これはちょっと不気味か......。
映画『オーメン』で、悪魔の子ダミアンが
サファリパークに行ったら、
サル達が車を襲ってきたというシーンも思い出される。
あのシーンがすぐ浮かんだ人も
私と同年代かな。
とにかくあなどれないぞ、サファリパーク。
まるでジュラシックパークのような感じ。
チーターがカッコよかった。
ああいう女になりたいと思った次第。
水前寺清子さんじゃなくて、動物のチーターね。