いよいよ近づいてきた浦沢さんのレコード発売。
浦沢「テストプレスが来たら、もうジーンとしちゃって」
ちなみに数々の名曲をリリースしてきた歌手・高田さん。
高田「たぶんレコードデビューだと思うけど・・・デビューした記憶もない(笑)」
浦沢「でもよかったです、またレコード盤がブームになって」
高田「人気になってるよね」
【この○○がすごい!】
今週は、『このロック・バンドが凄い!!RCサクセション!』
まずはRCサクセションといえばこの曲!『雨あがりの夜空に』を聞いていただきます。
1966年、忌野清志郎さんはじめ中学の同級生3人でバンド「ザ・クローバー(The Clover)」を結成。その後、「リメインダーズ・オブ・クローバー(The Remainders of Clover)」を結成します。バンド名の「RC」はこれが残ったもの。
中野よい泉谷しげるさんから色々エピソードを聞いたという浦沢さんです。
浦沢「渋谷の『青い森』っていうライブハウスに入ったらRCが演奏していて、音圧は凄くて、泉谷さんは『これビートルズだ!』と思ったそうです」
終演後、楽屋に行って、『俺が面倒見るから!』と説得したそうです。
浦沢「だんだん一緒に演奏するようになったけど、ある時緊張し過ぎて吐いちゃったそうで、清志郎さんには『ゲロちゃん』って呼ばれていたそうです」
泉谷さんと清志郎さんの貴重なエピソード。
まだまだ音楽界が黎明期の頃です。
浦沢「ずーっと売れなかったんだけど、『清志郎』をキャラクターとして売ろうと思ったんですって」
いま私たちの知っている清志郎さん誕生の瞬間です。
浦沢「そこで『古井戸』から合流したのが仲井戸麗市さんです」
『雨あがりの夜空に』の歌詞、"ジンライムのお月様"についてはこんな話も。
浦沢「ディレクターから変更の提案があったそうですが、仲井戸さんは硬派だから、『そんなの引き受けるな』と言って、今でも元の歌詞で歌ってるみたいですよ」
ライブでは元の歌詞"はやく来いよと俺たちを呼んでる"と歌っているそうです。
そしてなんと浦沢さんは対談で直接清志郎さんと会ったことも。
浦沢「『二人にとってのヒーロー』を描こうって言って僕がササっと明日のジョーを描いたら、『俺だってそのくらい!』って何も見ずにブラックジャックを描いたんです」
高田「上手いよね」
浦沢「ほんとは漫画家になりたかったんですって。中学生の頃タツノコプロに絵を見せに行ったら『大きくなったらおいで』って言われたらしいです(笑)」
貴重なエピソードとその写真は、浦沢さんのツイッターにアップされているので、是非チェックしてみてください!
浦沢「いつか分かってくれる、っていう曲が多いですね」
続けて浦沢さんの選曲は2曲。
浦沢「『甲州街道はもう秋なのさ』の次に『スローバラード』が来る。この繋がりが好きなんだって」
地続きに見れる歌詞にも注目です。
高田「もう極みだね」
昨年没後10年を迎えた忌野清志郎さん。
驚きのエピソードと、沁みる名曲をお届けしました。
【今週のツブヤイター】
1週間、この言葉を胸に過ごしてほしいという言葉を募集。
「純喫茶って高田純次さんがオーナーのノーパン喫茶のことじゃないの?」
RN豆腐小僧
浦沢「ノーパンで出てくるのは高田さんだけですよね(笑)」
高田「最悪だ(笑)」
爆笑に包まれるスタジオと副調整室。お見事です!
「今週のツブヤイター!」は
願望、妄想、標語にしたい事、美しい景色を読んだ一句、など
思いつくままに、五七五でも何でもOKです!
これまで以上に自由に、
なんか面白い事を思いついたら、どんどん投稿してください!