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デイトライン東京の最近のブログ記事

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「大震災を乗り越えて」 ゲスト:マイク・モラスキーさん

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今日のゲストは5回目の登場、JAZZと赤提灯を愛する、アメリカ人!一橋大学大学院の教授で作家、ピアニストなど多彩な顔をお持ちのマイク・モラスキーさんです。

 

モラスキーさんは3月11日の東日本大震災の前夜に上海から帰ってきたばかりで当日は東京にいらしたそうです。それからアメリカに研究のため帰国されたのですが、離れているだけに日本のニュースに心を痛めていたそうです。

 

日本に戻ってからも余震が続き、原発事故の報道も納得がいかないものが多かったそうです。

でも、人生には笑いも生き抜きも必要。そろそろ真剣さとユーモアのバランスの取れた生活を取り戻そうとおっしっていました。

被災地のことを想いながら居酒屋に足を運ぶのもよし、追悼の気持ちで最初の一杯を口にしようということでした。

 

今回はモラスキーさん流のブラックジョークは少な目でしたが、心がほっとするお話が聞けました。

 

マイク・モラスキー公式HP

http://molasky.nsf.jp/

 

ブログ「居酒屋探訪記」

http://blog.livedoor.jp/mora845/

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「東日本大震災 中東からのメッセージ」

ゲスト:あれず・ふぁくれじゃはに さん

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本日のゲストは2回目のご登場。イラン人ジャーナリストあれず・ふぁくれじゃはさんです。あれずさんは、いまご自身のFacebookで被災者の方々へ向けたイランからの手紙を募集しているそうです。

今回は番組で、あれずさんの元へ届いたイラン人留学生ギィアーイー・レイラーさんからの手紙をご紹介しました。

 

震災により、亡くなられた方々に、ご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災地の方々には、お見舞い申し上げます。

今日、ニュースで陸前高田(りくぜんたかた)市の松並木から、たった一本だけ残った松の木を拝見しました。その松を拝見しまして、非常に感動したと同時に、人間というものもその松の木のように強ければ、地震があっても津波が来ても、生き残れると思いました。
日本人は、第2次世界大戦後、ゼロから再スタートし、世界中の皆を驚かせました。イラン人の学生である私も日本の素晴らしい技術や知識を身につけられるよう、イランから日本にやって来ました。

この数十年間、発展途上国から日本の技術を学びに日本にやって来たすべての留学生は、被災地の皆様を決して忘れたりしません。更に、イランの砂漠緑化プロジェクトに長年携わってきたJICAの技術者や専門家を、イランの砂漠に住んでいる子供や若者たちは、決して忘れたりしません。

日本人はこの数十年間、世界のどこかで地震や他の災害が生じた場合は、すぐにも現地のみんなの力になってあげました。本当にお疲れ様でした。

今は、世界中の皆が日本に恩返しをするチャンスです。
皆さんのことを心から愛し、日本人の思いやりの気持ちや愛国心を強く尊敬しております。

ギィアーイー・レイラー

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「被災した在日ネパール人の支援」 ゲスト:ジギャン・クマル・タパさん

 

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本日のゲストは5回目のご登場、ネパールと日本の架け橋!ネパール政府公式通訳者で国際交流の研究者、ジギャン・クマル・タパさんです。

 

現在、日本に滞在するネパール人は1万5000人以上。その中で、東北地方に約200人のネパール人がいて、今回の震災で100人以上が被災者となったそうなんです。被災したネパール人の方々は仙台や福島などの避難所に滞在していたのですが、言葉の問題やお年寄りや子どもを優先させたいという気持ちもあり、東京への移動を希望されたそうなんです。

 

そこで在日ネパール人協会とネパール大使館が中心となり、東北地方で被災したネパール人の支援に乗り出しました。実はタパさんも在日ネパール人協会の幹事で、今回の支援に尽力されています。

 

自力で帰国した人、知人を訪ねた人もいたそうですが、都内や現地でバスをチャーターし、被災した在日ネパール人を東京へ移動させたそうなんです。

そして、最初は、ネパール人の店やお寺などに分かれて宿泊していたのですが、東京都が被災者宿泊施設として提供した綾瀬市の東京武道館に滞在したそうなんです。そのなかで、被災者にカレーを提供してくれた綾瀬のカレー店「シータラ」のごネパール人主人との出会いや、ネパール人のネットワークを活かして、不足していた「ナン」を調達するなど、タパさんや支援メンバーの方は忙しく活動されているそうです。

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「がんばれジャパン!英国からのメッセージ」

ゲスト:スティーブン・ウォルシュさん

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本日のゲストは5回目のご登場、サッカーとジョークが大好物というイギリス人、翻訳家・作家のスティーブン・ウォルシュさんです。

いま、東日本大震災は、世界各国でも大きく報道され多くの応援メッセージも届いています。今日は、そのなかで、スティーブンさんと一緒にイギリスでの報道やメッセージを中心に取り上げました。

 

イギリスの日曜紙「インディペンデント・オン・サンデー」は、いち早く1面に日の丸のデザインとともに、日本語で「がんばれ、日本。がんばれ、東北」と見出しを掲げました。

サッカー界のスーパースター、デビット・ベッカムは、「被災者の方が気の毒でならない。可能な限りの方法で援助したい」と訴えています。

そのほか、人気サッカーチーム、マンチェスターユナイテッドのアレックス・ファーガソン監督、人気ロックバンド、オアシスのリアム・ギャラガー、ローリング・ストーンズなどの応援メッセージを紹介してくれました。

中でも、仙台でコンサートを行ったことのあるクィーンのギタリスト、ブライアン・メイもいち早く日本へのメッセージを自身のHPで発表し、邦丸さんも感激していました。

 

スティーブンさん自身も、大災害に直面しても冷静に行動する日本人の忍耐力に感動したそうです。

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「ネパールから見たジャスミン革命」ゲスト:ジギャン・クマル・タパさん

 

 

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本日のゲストは4回目のご登場。ネパールと日本の架け橋を目指されているネパール政府公式通訳者で国際交流の研究者、ジギャン・クマル・タパさんです。

 

北アフリカのチュニジアからはじまった反政府運動「ジャスミン革命」は、エジプトやリビア、そして中東各国、さらには中国にまで広がっています。

 

各国の事情はそれぞれですが、この反政府運動はどうゆう結果となるのでしょうか? 実はネパールは、「ジャスミン革命」に先駆け、王政が廃止され民主化に移行中です。そんなネパールのタパさんと一緒に世界の民主化について考えてみました。

 

タパさんによりますと、民主化するまでは自由を勝ち取るために国民の力が集約できますが、先ず体制が崩壊したら、それぞれの抑えられた気持ちが高まり、権利の主張などが一気に噴き出すといいます。

 

異なる意見や気持ちを西洋の民主化のように話し合いで決めるということに慣れていない国(文化)も多い中、精神的な(形式だけでも)一つの束ねたところが崩壊すると、暫定政権を作り、新たな国づくりは非常に長い道のりになるということなんです。

 

2006年のネパールの民主化運動から5年も経っていませんが、現在の民主化運動はインターネット普及で若者が立ち上がったとされているところがネパールとの大きな違い。それだけに、移行期の不安定さ、その後の受け皿が全く異なります。

 

勢いで民主化を行っても、その後に内紛がおこったり、その国自体がテロの温床になる危険性などもあり、日本を含めた国際社会の監視や協力が増々必要になってくるということでした。

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「どうなる?中国の民主化運動」   ゲスト:李小牧(リー シャム)さん

 

本日のゲストは4回目のご登場。歌舞伎町案内人にして、中国人作家・ジャーナリストの李小牧さんです。

 

23年前の1988年2月26日に日本に初上陸したという李さん。その翌年に起こった「天安門事件」は、日本にいて、北京から伝えられるニュースに目を奪われたそうです。これが故郷である湖南省にいたら、「天安門事件」自体を知らなかったかもしれないと言います。

 

そんな「天安門事件」から22年。現在、北アフリカや中東のジャスミン革命に影響を受け、中国各地でも民衆のデモが起こっています。デモの規模自体は小さいかもしれませんが、李さんは「これが大きな民衆運動のキッカケなるかもしれない。昨年までの反日デモは遊びレベルで真剣さが違う。」と言います。

それだけ中国では貧富の格差や圧政に対して不満がたまっているそうなんです。

「いまガス栓が開きっ放しで、何時それに火がつくかわからない状態。」だと

熱くおっしゃっていました。

報道の自由、言論の自由がまだまだ規制されている中国ですが、インターネットという新しい草の根メディアの登場したことによって、劇的な変化が起こるかもしれない!今後も中国の民主化運動から目が離せないということでした。

 

ちなみに、今日発売になった「NEWSWEEK日本版」には、李さんのコラムが掲載されています。

 

 

李小牧さんHPはこちらから。

http://www.leexiaomu.com/about/


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「ここまで違う、日本とフランスの恋愛観!」 ゲスト:ドラ・トーザンさん

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本日のゲストは5回目のご登場。日本とフランスの架け橋というパリジェンヌ、国際ジャーナリストでエッセイストのドラ・トーザンさんです。

ヨーロッパの先進国、随一の出生率を誇るフランスは、「恋愛の国」としても知られていますが、恋愛に対する考え方や文化が日本と大きく違っています。

まず2月14日のバレンタインデーですが、フランスでは男性が女性にプレゼントをする日。バレンタインデーのパリは、赤いバラの花束を抱える男性をたくさん見かけるそうです。一方、日本のバレンタインデーで、女性が男性にチョコレートを贈るのを見てドラさんは驚いたそうですよ。

 

とにかくフランス人にとっての人生の優先順位は、第一が恋愛。仕事でも家族でもないそうです。たとえばデートに遅れたりするとき「仕事が忙しいから」という言い訳自体を聞いたことがない。デートがある場合、残業を断るのが常識なんだそうです。

また、愛を伝える言葉を大切にするフランスでは、パートナーのファーストネームをそのまま呼ばないことが多いそうです。たとえば「モンシェリ」「モナムール」(いとしい人)「モン カナール」(私の鴨ちゃん)「モン ラパン」(私のうさぎちゃん)などなど。そして、お互いをファーストネームで呼び始めたら、恋愛の危険信号なんだそうです。

ドラさんのメッセージとしては、恋人も夫婦も、お互いに誉め合う喜びを知ってほしいということでした。

 

ドラ・トーザンさんのHP

http://www.doratauzin.net/

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「イランでも反政府デモ!」 ゲスト:あれず ふぁくれじゃはに さん

 

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本日のゲストは初登場、イラン人ジャーナリストで、東京外国語大学の研究者、あれず・ふぁくれじゃはに(アレズ・ファクレジャハニ)さんです。

 

あれずさんは、イランのテヘランご出身。人生の半分以上を日本の島根県、愛知県、東京都で過ごされてきました。そんな日本在住の長いあれずさんの名刺は、ひらがな表記になっています。

 

研究の専門はイランの政治・社会、ネットと社会のつながりなど。また通訳としても各メディアなどで活躍され、日本語への同時通訳をするペルシア語をはじめ、ダリー語(アフガニスタン)、英語、アゼリ語(アゼルバイジャン)、トルコ語、アラビア語、ウイグル語を話します。

 

エジプトのムバラク政権崩壊が、中東情勢に大きな影響を与えている中、あれずさんの祖国イランのテヘランでも民主化のデモが起こっています。

一方、反米主義を唱えるアフマディネジャド大統領などイラン政府や体制派も今回のムバラク政権の崩壊を歓迎。エジプトにイスラム体制の樹立を呼びかけています。

あれずさん曰く、「イラン政権が問題ではなく、宗教指導者ハメネイ師に対する抗議」が中心なんだそうです。もともとイラン革命も王政の打破が目的で、宗教革命がメインではなかったそうなんです。しかし、王政は倒れたものの民主化されることはなく抑圧的な社会構造が長年続いているそうなんです。それに対してイランの民主化を求める人々がエジプトに連帯してデモを行っているそうなんです。

各国の反政府運動はどうなるのか?今後、中東や西アジアから目が話せません。

 

あれずさんのブログ

http://touji-shabeyalda.blogspot.com/

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「路地裏の居酒屋文化論PART4」 ゲスト:マイク・モラスキーさん

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本日のゲストは3回目のご登場、一橋大学大学院教授で、作家、ピアニストなど多彩な顔をもつアメリカ人、マイク・モラスキーさんです。

 

ローカルでこじんまりした居酒屋で夜な夜な「男同士の出会い」を求めるモラスキーさんは、ずばり日本酒党。よく注文するツマミは、刺身、奴、おひたし、焼き魚などのサッパリ系なんだそうです。

 

そんなモラスキーさん流の居酒屋コミュニケーションのひとつに出身国を予想する会話ゲームがあるそうです。「白人男性=アメリカ人」という時代は終わり、居酒屋でモラスキーさんを見ると「どちらから、いらっしゃったんですか?」とよく聞かれるそうです。そんなとき、モラスキーさんは逆に「どこだと思いますか?」と質問。そうすると「ヨーロッパの方ですか?」という答えが多いそうなんですね。そして、モラスキーさんが「アメリカ人です」と明かすと驚く方が多いそうなんです。いまの時代、知的な雰囲気がするとヨーロッパ人ではないかという固定観念があるようなんですね。

「ヨーロッパ人に見られたことは、うれしいことだ!」と冗談まじりに話すモラスキーさん。居酒屋で盛り上がる光景が目に浮かびますね。

 

モラスキーさん、来月の毎週火曜日、東京新聞夕刊で、居酒屋のエッセイを連載予定だそうですよ。

 

 

マイク・モラスキー公式HPはこちら

 http://molasky.nsf.jp/

 

 

マイク・モラスキー ブログ「居酒屋探訪紀」はこちら

http://blog.livedoor.jp/mora845/

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「ここまで違う!日英結婚式事情」 ゲスト:スティーブン・ウォルシュさん

 

本日のゲストは4回目のご登場、サッカーとジョークが大好物というイギリス人翻訳家・作家のスティーブン・ウォルシュさんです。

 

4月29日にロンドで行われるウィリアム王子とケイト・ミドルトンさんの結婚式にちなみ、今日はスティーブンさんに英国の結婚式についてお話を伺いました。

英国の結婚式は、教会での挙式、「レジスター・オフィス」(登記所)のある市庁舎や町役場での挙式、それ以外の場所であげる挙式に分けられるそうです。

登記所役所といっても簡単なセレモニーも行われ、誓いの言葉も述べるそうです。その他の場所で結婚式を挙げる場合は、レジストラー(登記官)がいればいいそうなんです。ちなみに、スティーブンさんは、イングランドの人気サッカーチーム、マンチェスター・ユナイテッドのホームスタジアム「オールドトッラフォード」で挙式したそうです。

 

英国の結婚式では、兄弟や友人たちが重要な役割を果たします。新郎の付き添いの代表は「ベスト・マン」と呼ばれ、ポケットに結婚指輪を忍ばせておいて、指輪交換の時にさりげなく取り出すという大役を務めます。新婦の付き添いの代表は「メイド・オブ・オーナー」で、新婦の姉妹や親友が務めるそうです。

披露宴が行われるのは、パブやレストラン、マナーハウス(貴族の屋敷、古城)などで、一般の方が結婚式をあげる場合、費用は約100万円くらいではないかということでした。

 

また、日本で頭が痛いご祝儀の習慣はなく、結婚するカップルがお気に入りのデパートやお店に「ウェディングリスト」を登録。お祝いを贈りたい人は自分の予算に合わせてその中からプレゼントを選ぶそうです。

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