サッカーとジョークが大好物というイギリス人、翻訳家・作家のスティーブン・ウォルシュさんです。
サッカーワールドカップブラジル大会のアジア3次予選の突破を決めた日本代表は、きのう、北朝鮮の平壌で北朝鮮代表と対戦。結果は1対0で北朝鮮に敗れ、ザックジャパンの初黒星となりました。まさに世界的に盛り上がるサッカー熱ですが、サッカーの母国イングランドではどんな歴史があり、どんな盛り上がり方を見せているのでしょうか?プレミアリーグの強豪マンチェスター・ユナイテッドファンのスティーブンさんにお話を伺いました。
日本では、ザックジャパンやなでしこジャパンなど日本代表チームがサッカーを盛り上げているのですがイングランドは代表チームより地元のチームが大事。代表チームはオールスターチームで年間にも数試合しかなく興味があまりわかないんだそうです。
日本のサポーターはチームのユニホームを着ていて応援団が先導して応援。
一方、イングランドのプレミアリーグでもユニホームを着ている観客はいますが、それほど多くありません。また、いわゆる応援団はなく観客の応援の歌(Chant)は自然発生的に起こるそうなんです。対戦するチームや選手によってユーモアと毒舌のチャントがたくさんあり、即興でChantがスタジアムで広がったりするそうなんですよ。