国交正常化40周年のいま、尖閣諸島の領土問題で大きく揺れる日中関係。中国各地では反日デモが起こり、中国駐在の丹羽宇一郎大使が乗った公用車が、北京市内の路上で襲撃され、日本国旗が奪われるという事件も発生しました。そんな中、李さんは政治的な対立とは裏腹に、中国人には日本に対する強い憧れがあるといいます。今日は、そんな日中関係の裏側をお聞きしました。
今回の反日デモは、中国版ツィッター「微博」で呼び掛けられ、ネット世代の若い人が多く参加。ただ「尖閣は中国のもの、日本のAV女優の蒼井そらは、世界のもの」という横断幕が各地で掲げられ、反日に憤り立ち上がってはいるが、ややお祭り感覚も混じるデモだった面もあるそうです。
一方、先週、発売された写真雑誌「FLASH」に『中国共産党幹部が人気AV女優 女体盛り 買春』という衝撃的な見出しがあり、この記事が、いま中国で大ニュースになっているそうです。中国で日本のAV女優は憧れの存在。接待を受けた人物の中に共産党の幹部も含まれていたとの情報も伝えられていますが、李さんによりますと、いま内部調査も進められているそうですよ。