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デイトライン東京の最近のブログ記事

「怪しい日中関係の裏側」      李小牧さん

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今日のゲストは、歌舞伎町案内人にして、中国人作家、ジャーナリストの李小牧(リー シャム)さんでした。

 

国交正常化40周年のいま、尖閣諸島の領土問題で大きく揺れる日中関係。中国各地では反日デモが起こり、中国駐在の丹羽宇一郎大使が乗った公用車が、北京市内の路上で襲撃され、日本国旗が奪われるという事件も発生しました。そんな中、李さんは政治的な対立とは裏腹に、中国人には日本に対する強い憧れがあるといいます。今日は、そんな日中関係の裏側をお聞きしました。

 

今回の反日デモは、中国版ツィッター「微博」で呼び掛けられ、ネット世代の若い人が多く参加。ただ「尖閣は中国のもの、日本のAV女優の蒼井そらは、世界のもの」という横断幕が各地で掲げられ、反日に憤り立ち上がってはいるが、ややお祭り感覚も混じるデモだった面もあるそうです。

 

一方、先週、発売された写真雑誌「FLASH」に『中国共産党幹部が人気AV女優 女体盛り 買春』という衝撃的な見出しがあり、この記事が、いま中国で大ニュースになっているそうです。中国で日本のAV女優は憧れの存在。接待を受けた人物の中に共産党の幹部も含まれていたとの情報も伝えられていますが、李さんによりますと、いま内部調査も進められているそうですよ。

『日独 デモをめぐる市民意識』 クララ・クレフトさん

デイトライン東京             2012年8月22日

  

本日のゲストは、ブログ「クララの八百八町」で東京のいまを発信!下町文化や落語を愛するドイツ

人、クララ・クレフトさんでした。

 

現在、毎週金曜日、総理官邸周辺で、原発再稼働などに反対する市民デモが行われています。このデ

モは海外でも大きく報じられ、デモをしない日本人が変化した、などと言われています。

そこで今日は、ドイツと日本のデモの市民意識について、クララさんと一緒に考えました。

 

一般的なドイツのデモは偶然に通っている人も参加してしまう。それは自分でも関わりたいテーマで一緒に歩くというスタイル。あくまで参加は自発的。警察官も居て、催涙ガスを持っていると分かっても、ドイツのデモは怖く感じたことはないそうです。

 

クララさんが最初のデモに参加した記憶は、なんと子どもの頃。プッシュチェアに乗せられて、ママたちが歩く事を覚えているそうです。隣も幼稚園児で音楽、シャボン玉、とにかくにぎやかで、楽しくて、陽気。今の記憶でも、知らない人としゃべって、歌って、皆は同じ目標があるので、皆で楽しく!幼いか

らテーマは覚えていないそうですけど、おそらく原子力反対なんじゃないかとお母さんが言っていたそうです。


民主主義は人間一人一人で成り立っています。一人一人は自分の責任と自分の国の責任を負って行動しなければ民主主義と呼べないとクララさんはおっしゃっていました。

 

クララの八百八町

http://eighthundredandeighttowns.typepad.com/

 

『スティーブンさんのワンポイント英会話』 スティーブン・ウォルシュさん

 

 

デイトライン東京                2012年8月22日

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本日の「デイトライン東京」は、特別編。サッカーとジョークが大好物というイギリス人翻訳家・作家のスティーブン・ウォルシュさんがスタジオを飛び出して、街角で英会話のレッスンを行いました。

 

スティーブンさんが銀座を訪れ、いきなり英語で話しかけてレッスンを行ったのですが、イギリスにも住んだことのある英語ペラペラの若いお母さんにも登場いただきました。もちろん、レポーター初体験!あがり症のスティーブンさん、その人柄もあって大好評でした。

 

 

 

中継のお仕事が終わって、番組で紹介するベルギービールもテイスティング。

緊張がほぐれたひとコマです。

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『ウォルシュ家のイギリス里帰り』 スティーブン・ウォルシュさん

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本日のゲストは、サッカーとジョークが大好物というイギリス人翻訳家・作家のスティーブン・ウォルシュさんでした。

 

埼玉県川口市で4人のお子さんを育てているスティーブン・ウォルシュさん。この夏、家族そろって一か月の里帰りとヨーロッパ旅行を楽しんでこられました。生まれ故郷であるイングランド中部のプレストンをはじめ、学生時代などを過ごされたマンチェスター、オリンピックで盛り上がっていたロンドン、さらにアイルランドやフランスのパリへも行かれたそうです。

そこで今日は、ウォルシュ家の里帰り&夏休み旅行についてお話を伺いました。

 

子どもたちが、ロンドンで驚いたのは・・・博物館はすべて無料だったこと!緑の公園が多いこと!そして、電車に乗ったとき、チケットをチックする男性が首まで全身タトゥーが入って髪の毛は緑のモヒカンで驚いたそうです。でも、とても優しい人だったそうですよ。スティーブンさん曰く、いつも皮肉屋のロンドンの人たちが。オリンピック・スピリットで、みんな優しくて、変わったとおっしゃっていました。

 

また、サッカーファンのスティーブンさんと子どもたちが、地元のプレストンのサッカー場を訪れたところ、日本から来たことを知って、親切な係員がグラウンドなどを案内してくれたそうです。そして、オリンピックで日本代表とエジプト代表が試合をしたマンチェスターユナイテッドのホームスタジアム「オールドトラフォード」もツアーで見学。街を歩いているとショーウィンドウに

香川真司選手の写真やユニホームが飾ってあったそうですよ。

 

 

『元イスラエル軍特殊部隊が見たオスプレイ問題』 アヴィ・マザルトさん

 今日のゲストは、元イスラエル軍特殊部隊のコマンダーにして格闘技インストラクターのアヴィ・マザルトさんでした。

いま、アメリカ軍の海兵隊が沖縄の普天間飛行場に配備する垂直離着陸輸送機MV22オスプレイをめぐり、近隣住民らの反対運動が大きくなっています。今日は、アヴィさんに元イスラエル軍兵士の立場からオスプレイ問題について語っていただきました。

 

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 オスプレイの優れているところは、従来のヘリコプターより速く長距離が飛べ、

多くの人員が運べること。一方、弱点は、エンジンに負荷がかかりやすくトラブルが起こったときに対処が難しいことなんだそうです。

アヴィさんとしては、オスプレイは、4月にモロッコ、6月にはフロリダで墜落しているので、やはりオスプレイは危険なヘリコプターだということでした。

ただ、イスラエルは戦争状態で、住民たちは軍用機などに大変理解があるそうです。それに軍事訓練には、いつも危険がつきまとうそうです。

 

アヴィさんの道場「コンバット・スポーツ・センター」

http://www.combat-sports-center.com/japanese/index.html

 

サバイバルゲームフィールド「WAR ZONE」

http://war-zone.jp/

 

 

「あれずが見た西アジアのいま」 あれず・ふぁくれじゃはに さん

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「デイトライン東京」本日のゲストはイラン人研究者のあれず・ふぁくれじゃはにさんでした。

先月、中東研究者のあれずさんは、カスピ海と黒海にはさまれたコーカサス地方にあるアゼルバイジャンと、中東色を色濃く残し、いま国際社会で存在感を示しているトルコに行かれていました。

そこで今日は、あれずさんに旅のリポートをお願いしました。 

 

アゼルバイジャンはイラン北西部に位置する国。カスピ海の西岸と南岸の国は、アゼルバイジャンとイラン。そのアゼルバイジャンの西隣の国がアルメニア。ソ連崩壊後、戦争となったアゼルバイジャンとアルメニアとの緊張関係は、いまも続いているそうです。

そんなアゼルバイジャンを訪れ、あれずさんは、国境の意味を深く考えることになったそうです。

複雑に国境線があり同じ言葉をしゃべるのに国境を渡るとまるで考え方が違うそうなんです。

たとえば、ロシアに対する市民の感情です。国境を隔てて、ロシアをよく思ってない国もあれば、

ロシアを頼っている国もあり、複雑な関係が存在しているそうです。

 

 

 

 

 

「デイトライン東京」                     2012年7月25日(水)

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『中国民主活動家の底力』       李小牧さん

 

本日のゲストは、歌舞伎町案内人にして、中国人作家、ジャーナリストの李小牧(リー シャム)さんでした。

 

1989年に起きた天安門事件における民主化運動の学生リーダーだった王丹氏(43歳)が、このほど自身が出演するドキュメンタリー映画『亡命』のプロモーションと中国の人権状況を日本人に知ってもらうため、初来日を果たしました。王丹氏は、2度にわたる逮捕・投獄を経て1998年にアメリカへ亡命。現在は、アメリカを拠点に中国の民主化運動を続けています。そんな来日中の王氏を李さんが取材。今日は、王丹氏など中国の民主活動家の現状について伺っていました。

 

天安門事件後、ほぼ2桁の経済成長を続けてきた中国に比べ、国外で流浪の生活を送る民主活動家たちは、元気がない。実際、祖国に帰れない暮らしが続き、病気になった人たちもいる。一方、王丹は「政府の腐敗は事件当時より悪化している」と語り、共産党一党支配の弊害にもっと注意を払うべきだと訴えているそうです。  

 

そして、李さんも「中国を変えるのは、やはり民衆の力だと思う。今月、四川省では、民衆の抗議運動を受けて当局が公害の恐れのある金属工場の建設を撤回。その運動の中心となったのは「90後」と呼ばれる若い世代。この若い世代のパワーで中国の民主化が進んでほしい」と語りました。

 

 

『オヤジが気になる日本語』  マイク・モラスキーさん

本日のゲストは、JAZZと赤提灯を愛するアメリカ人!

一橋大学大学院の教授で、作家、ピアニストなど

多彩な顔をお持ちのマイク・モラスキーさんでした。

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日本で暮らされて延べ20年となるモラスキーさんは母国語の英語はもとより、

日本語を遣って研究や講義、表現活動などをなさっています。

そんな言葉を大切にするモラスキーさんですが、

最近どうも、おかしな日本語の表現が目立つそうなんです。

今日は、モラスキーさんに気になる日本語について伺いました。

 

モラさん曰く

「とくに若い女性の間でよく遣われていると思うのですが、

初めて聞く情報に対し『そうですか?』の代わりに『そうなんですね?』と

答えるのを聞くと一瞬迷ってしまう!」

ということでした。

 

いまの若い女性たちは、『そうなんですね?』が口癖になっていて、

邦丸さんも気になるそうです。たとえば、「仕事中ですか?」と女性に聞かれて、

「いや、まだ仕事があるんですよ」と答えると、

女性のリアクションは「そうなんですね!」というふうになるんだそうです。

確かに、言われてみると変な日本語の表現ですね。

 

マイク・モラスキーさんのHP

http://molasky.nsf.jp/

『誰も知らないイラン!市民生活』 あれず・ふぁくれじゃはに さん

本日のゲストは、イラン人研究者の あれず・ふぁくれじゃはにさんでした。

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イランの核開発問題で欧米が厳しい経済制裁を行う一方、

イランはホルムズ海峡の封鎖を示唆するなど、

国際情勢はますます混迷を深めています。

そんな中、イランの人々はどんな暮らしを送っているのでしょうか?

今日は、あれずさんに、なかなか伝わってこないイランの市民生活について、

お話を伺いました。

 

あれずさん曰く

「この状況で一番きつい状況にいるのはイラン国民。

国家予算の半分、外貨取得の割を原油輸出に頼っている

イランとイラン国民にとって経済制裁はこの上ないダメージを与えている。

そんなイランは物価高がすごい。半年で倍になる鶏肉の値段もあれば、

日本のスーパー価格よりも高い牛肉の値段もある。」

ということでした。

 

イランのインフレ率は、いまや40%!

市民の声は「核問題」よりも「パン」!

しかし、アフマディネジャド大統領は欧米に対抗すべく

連帯を呼び掛けているんだそうです。

 

あれずさんのブログ

http://touji-shabeyalda.blogspot.jp/

『マイナリ元被告の釈放と在日外国人の人権!』 ジギャン・クマル・タパさん

 

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本日のゲストはネパールと日本の架け橋!ネパール政府公式通訳者で国際交流の研究者、ジギャン・クマル・タパさんでした。

先月、東京高等裁判所は15年前に起きた「東電OL殺人事件」のDNA鑑定の結果を受け、無期懲役が確定していたネパール国籍のゴビンダ・プラサド・マイナリ元被告の再審開始と刑の執行停止を決定しました。
しかし、この事件は当初から冤罪の疑いが強いという意見があり、支援活動も長年行われてきました。そこで今日は、タパさんと一緒にマイナリ元被告の釈放と在日外国人の人権について考えました。

実は、タパさんは数年前からマイナリ元被告の奥様とお知り合いで、今回は2人の娘さんも来日。タパさんのお話だと、マイナリさんに面会した奥様は、夫はネパール語の単語が思い出せず、ゆっくりとした口調だったそうです。でも、その時、娘さんたちは、『帰国して父にネパール語を教えて、私たちは日本語を学ぶんだ』 と語ったそうです。
マイナリ元被告の失った15年は取り返せない!しかし、奥様のラダさん、愛娘のミティラちゃんとエリサちゃんと話して、きっと4人で帰国して、暖かい家庭になるだろうなぁと思ったそうですよ。

 

★ジギャン・クマル・タパさんブログ

http://blog.livedoor.jp/thapa25/

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