本日のゲストはサッカーとジョークが大好物というイギリス人、翻訳家・作家のスティーブン・ウォルシュさんでした。
4人のお子さんがいるスティーブンさん、昨年ご長男が小学校を卒業されました。
この卒業式には日本独特の伝統や風習があるといわれていますが、英国と日本ではどう違うのか、スティーブンさんにお話しを伺いましたよ。
実は、英国の小学校や中学校には卒業式や入学式はないそうなんです。
英国の義務教育は5歳から16歳。大学をめざす者はその後、「Six Form College」と呼ばれる進学のための学校で2年間、勉強して進学テストを受けます。もともと英国では義務教育には「卒業」という概念はなく、「Graduation(卒業)」は大学の学位を取ることなんだそうです。中世の時代から、世界のアカデミズムをリードしてきた英国らしいですね。
一方、日本の卒業式は子どもにとっても親にとっても堅苦しいのでは?とおっしゃっていました。入学式・卒業式など儀式が多いのは、いかにも日本らしいなということでしたよ。