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アクティビスト・ジャパンの最近のブログ記事

被災地で泥まみれだった缶詰でカフェをオープン!須田泰成さん 

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今週のアクティビストは、

今年の4月末に下北沢にサバ缶を活用したメニューを提供するという、異色のカフェをオープンさせた、須田泰成さん。

実は、使われているサバ缶は

東日本大震災で被災された会社の商品で、

泥の中から掘り出されたものでした。

カフェの名前は、「木の屋カフェ」。

このカフェは、

宮城県石巻市の缶詰メーカーで、東日本大震災で被災した「木の屋石巻水産」との

コラボレーションから生まれました。

もともと、付き合いのあった木の屋石の巻き水産へ

救援物資を届けに行った須田さんは、

現地で泥まみれになった缶詰を目にします。

この市場に出るはずだった缶詰を買い取って、

売り上げを義捐金にしよう!と思いつかれたそうです。

現在、カフェではサバカレーやサバーグ(サバを使ったハンバーグ)を

食べることができます。

スタジオでも邦丸さん、純子さんが

「うまい!」と絶賛する味。

カフェで人気の出たメニューを、

木の屋さんの製品として売り出す、というように

このカフェをテストマーケットとしても使っているとか。

 

木の屋カフェさんの電話番号は

03(6751)3426

です。

 

ほかにも、小田急線の経堂駅近くの商店街では、

サバ缶を使ったユニークなメニューを出すお店があちこちに見られるそうです。

須田さんが編集長をされている

経堂でのイベントやその魅力について掲載されているサイト

「経堂系ドットコム」はこちら

ジュエリーで貧困をなくしたい!エシカルジュエリーHASUNA代表白木夏子さん

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ラジオをお聴きの皆さんは、エシカルジュエリーという言葉をお聴きになったことがあるでしょうか?

エシカルは「倫理的な」。ジュエリーは「宝飾品」。

貴金属の原料となる素材の採掘に際して、引きおこりがちな紛争や貧困、労働や環境の問題などといった「負の出来事」とは無縁の「倫理的に正しい宝飾品」・・・それがエシカルジュエリーです。

今週の アクティビストは、

「ジュエリーで悲劇を生むのではなく、笑顔で輝く人を生み出したい」

という思いから、エシカルジュエリーをデザイン、販売する会社HASUNAの代表取締役・白木夏子さんです。

 

 

インドで見た鉱物の発掘現場出会った「笑わない子どもの目」に

人々の大事な思いがこめられたジュエリーの背景には、こんなに悲しい現実がある、自分が何かをしなければ、と思われた白木さん。

周囲の反対を押し切ってHASUNAを設立。

「エシカルな素材」を間違いなく選び抜いて、仕入れをするのは簡単ではありません。

 

しかし現在、いわゆる発展途上国と呼ばれている国は4カ国。ベリーズ、ルワンダ、ミクロネシア、コロンビア。

 

間接的に輸入している国や途上国でない国を含めると、10カ国以上から素材を仕入れています。

 

今では青山にお店も構えていらっしゃいます。

ご自身も先月ご結婚され、もちろんリングはエシカルジュエリーHASUNAのものです。

 

 

HASUNAのホームページはこちら

 

 

児童養護施設の子どもたちの巣立ちを応援 ブリッジフォースマイル 林恵子さん

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現在、日本には580か所の児童護施設があり、

およそ3万1千人の子供たちが暮らしています。

 

また、施設で暮す子供たちの9割には親がいて、

しかも6割は虐待を受けた経験があるそうです。

そして、その子供たちは、18歳になると、もう大人としてその施設を出て、自分で生活をしなくてはなりません。

 

今週のアクティビストは、

施設を巣立っていく若者たちの支を行っている、

NPO法人ブリッジフォースマイルの代表、林恵子さん。

 

ブリッジフォースマイルでは、

企業や個人から寄付を受けることによって、

児童養護施設を巣立っていく若者に支援を行っています。

 

巣立ちプロジェクト、アトモプロジェクト、スマイリングプロジェクト、カナエールなど、

さまざまな支援を行っていて、中でも

これから力を入れていくのが、

カナエールプロジェクト。

 

東日本大震災被災者、児童養護施設退所者などに

夢をかなえる力を育むための教育支援プロジェクトで、

それぞれ10名ずつ、一時金と、卒業まで月々3万円を支援するします。

 

施設退所者は大学などの進学率が2割。

このうち4割は中退するのが実情という中、

どんな環境で生まれ育っても教育の機会は平等であってほしい、と思いをもたれています。

 

東日本大震災の後、安否確認の為に退所者の元にメールをすると、

「こういう時に家族って有難いよね」と返信されてきた時、

「あきらめないで続けてきてよかった」と思われたということです。

 

ブリッジフォースマイルのホームページはこちら

 

 

障害もひとつの個性!障害者を芸能界へ送り出す国枝秀美さん

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日本発、知的に障害のある子どもたちの芸能プロダクションを作られた国枝秀美社長に

お越しいただきました。

もともと、知的障害者についての知識がなく、距離をとってしまっていたという国枝さん。

しかし、障害者学校を題材にした映画製作にかかわった際、

障害者の方の保護者の方から

「外国では障害者の役を障害者が演じることは珍しくない。

なのに日本は遅れている」

と言われたことをキッカケに、

何かできることはないか、と考えた國枝さんは

この知的障害者の子どもたちの芸能プロダクションを作ろう、と決意されたそうです。

 

「障害者をくいものにしている」といわれるかもしれない、と頭をよぎったという国枝社長。

でもアメリカへ視察などを通じ、

いつか障害者自身が「障害は個性だ」と感じることができるようにしたい、と

決意を新たにされたそうです。

 

知的に障害を持つ子どもたちの芸能プロダクションを持つ、

ケイプランニングのホームページはこちら

 

 

 

 

 

被災地の子どもたちにおもちゃを!あそび支援隊・多田千尋さん

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今週のアクティビストは、

東京おもちゃ美術館の館長で日本グッドトイ委員会理事長の多田千尋さん。

 

多田さんは、東日本大震災直後に「あそび支援隊」を結成。

 被災地の避難所や保育所などにいる子供たちの為に、

世界14カ国から集めたおもちゃを届けて、子供たち、

そして、それを見守る大人たちの心のケアに努めていらっしゃいます。

 

現在は「積み木」に絞って、一般の方からのおもちゃを集めていらっしゃいます。

協力いただける方はぜひアクセスを。

 

東京おもちゃ美術館、東京おもちゃ美術館のHPはこちら

引退した看護師さんを訪問看護に!キャンナス代表菅原由美さん

 

 

 

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今週のアクティビストは、
訪問ボランティアナースの会キャンナスの代表、菅原由美さんにお越しいただき、
さらに、東日本大震災被災地で

実際にボランティアナースとして働かれている高藤さんに

お電話でお話を伺いしました。

結婚や出産を機にリタイアされた

元看護師さんの技術や経験を

介護や看護の担い手として

再び活躍できるようにという目的で作られたキャンナス。

 

今回の東日本大震災以降、

たくさんのキャンナスのメンバーが被災地に入ってボランティア活動を行っています。

 

その一人、高藤さんが

現在働かれている宮城県石巻市渡波小学校避難所では
圧倒的に生野菜が足りないとのこと。


もしお野菜をお送りいただける方は、まずお電話を。


○ヤマダヨウコさん  090-2889-8137
○JICA 090-2313-8932

この2つが窓口となります。

現地では食べ物を保管する冷蔵庫が小さいため、
必ず何をどれくらい送れるのか
教えてほしいということです。

キャンナスのホームページはこちら




 

腰が曲がってもおしゃれに!シニア向け洋服ブランド・マダムトモコの渡辺友子さんと武石麗子さん

 

 

 

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今週のアクティビストは
年を重ねた女性のためのオシャレ服を作られている
マダムトモコのチーフデザイナーで副社長でもあります渡辺友子さんと
渡辺さんのお嬢様でマダムトモコの社長を勤めていらっしゃる武石麗子さんです。

洋服の買い物に没頭する女性の姿を見ていますと、つくづく
オシャレは、女性にとって欠かせない物であることを実感します。

それだけに何らかの事情があって、着たい服が着られなくなったら、
きっと気分が塞いでしまうのではないでしょうか?

渡辺さんは
骨粗鬆症で背中が丸くなって家に閉じこもりがちになっていた姑の
米寿の祝いに工夫をしてブラウスとスカートを作ってあげたそうです。
それでとても喜ばれたのが、企業のきっかけ。
娘である武石さんが「これはすごい!」と特許をとられ、商品化、と
母娘の二人三脚でここまで
やってこられています。

人気のある商品では
予約ですぐ売れてしまうとか。

マダムトモコのホームページはこちら。
http://www.madametomo.jp/


主婦から営業所所長へ!駅弁のカリスマ・三浦由紀江さん

 

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今週のアクティビストは、

JR大宮駅構内で、年商10億円もの売り上げを誇る、

人呼んで「駅弁のカリスマ」、

日本レストランエンタプライズ、NREの弁当営業部、大宮営業所所長、三浦由紀江さんです。

そのサービスぶりが話題となり、

本、「1年で駅弁売上を5000万アップさせたパート主婦が明かす奇跡のサービス」(ダイアモンド社)も出版。

講演会にも引っ張りだこですが、

実は、44歳まで、一度も外に働きに出たことがない専業主婦でした。

 

時給800円のパートからスタートして、

今現在は120人のスタッフを束ねていらっしゃる三浦さん。

このゴールデンウィークには、かつてないほどの売り上げを達成されたそうです。      

 

心がけていることは、

限定品の開発、チームワーク作り、プレーイングマネジャーとしての率先して売り場に立って見本をみせること。

そして、現場に発注をさせ、

現場を元気に明るくするということだそうです。

 

 東日本大震災以降、新たに東北の業者さんと組んで、仕掛けられているのが、

福島の業者さんとのコラボ駅弁。

 

立て続けに2種類販売しています。

また、一ノ関の業者さんとも新たにコラボを考えていられるそうです。

 

日本レストランエンタプライズのホームページはこちら

パンダ専用ミルクを開発!ミルク博士の高津善太さん

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今月1日に公開された、上野動物園の二頭のパンダ、リーリーとシンシン。

二頭の間の赤ちゃんを期待する声も大きいわけですが、

実はパンダには、意外な生態がありました。

 7割の確率で双子を産むにも関わらず、一頭しか子育てをしない・・・

つまり、おっぱいをあげないというのです。

今週ののアクティビストは、

双子のパンダの赤ちゃんの誕生に備えて、

パンダ専用のミルクを研究開発なさった

「ミルク博士」、高津善太さん。

 

 とにかく母乳の組成がわからず、

世界中のデータを調べ、

上野動物園とかなり協議して、結局、パンダ母乳組成と共に

類縁のクマ数種の母乳データを参考にしながら、目標組成を決められたということです。

 味は、乳糖がほとんどなく、

甘味がないため人間にとっては美味しくないということで

邦丸アナと純子アナも

「・・・・コクがありますね」という反応。

 でも実際にこのパンダミルクは

日本、中国で

たくさんの赤ちゃんパンダはもちろん、

大人のパンダにも飲まれているということです。

 

 高津さんが研究を続けられている森乳サンワールドのホームページはこちら

ハイパーレスキュー隊・隊長、槇野稔さん

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今週のアクティビストは

3月11日の東日本大震災の被災地で地震直後から宮城県気仙沼に入り、

尊い人命の救助に当たってこられました、ハイパーレスキュー隊の槇野稔隊長にお越しいただきました。

常に、「我々は最終部隊。我々がやらなければ代わりはいない」

という理念で任務に当たっているという槇野さん。

 

気仙沼の人々に

「あんたたちもう来たの?」と驚かれるほど震災直後に現地入りし、

いったいどこから手をつけていいのかわからないような瓦礫の山を目にされたそうです。

「救助された家族から、東京の人に助けてもらったと聞いた。本当にありがとう。」

とわざわざお礼を言いに来たという被災者や、

自分のほうが大変なのに、疲れをねぎらい、励ましてくれる被災者もいたということです。

 

リスナーに伝えたいことを伺うと

「まだ、終わっていないということ」。

 

今回の震災では、日本全国の消防隊が被災地へ駆け付け、

まだまだ現場でがんばっている消防隊員もいます。

警察、自衛隊など多くの方の活動も続いています。

 被災された方々が一日も早く笑顔で暮らせるよう、

引き続き復興支援をお願いしたい、

とまっすぐした瞳で力強く語っていただきました。

 

 槇野さんが所属されている東京消防庁のホームページはこちら

東京消防庁第二消防方面本部のホームページはこちら

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