■毎週月曜日AM9:45~50 文化放送
■出演 野崎洋光さん(分とく山総料理長)・野村邦丸
「分とく山」の野崎洋光さんに、毎週、淡口醤油を使ったおいしい料理のレシピをご紹介いただくこのコーナー。10月は、「8・1・1で作る煮物」をテーマにお送りします。
10月29日に紹介するメニューは?
野崎 今日は、「筑前煮」の作り方をお教えします。
〈筑前煮〉2人前
(用意するもの)
・水 200cc
・淡口醤油 25cc ※水の8分の1
・味醂 25cc ※水の8分の1
・昆布 5センチ×5センチ
※今回は具が多いため、汁の量も多め。
・鶏むね肉 160グラム
・里芋 70グラム
・人参 50グラム
・蓮根 50グラム
・ごぼう 30グラム
・しいたけ 2個
・こんにゃく 60グラム
・絹さや 5枚
〈手順〉
①具材の下ごしらえ。
里芋、人参は乱切り。蓮根は5ミリの厚さに半月切り。
ごぼうは3ミリに斜め切り。しいたけは軸をとる。
こんにゃくはスプーンでちぎる。絹さやは塩ゆでしておく。
②それぞれの大きさに切り分けた野菜を1つのざるにまとめて入れ、
30秒ほど熱湯にくぐらせて上げる。
その熱湯で、20グラムくらいに切った鶏むね肉を浸し、霜降りを
して冷水に取り、水気を切る。
③鍋に霜降りした野菜を入れる。
そこに、淡口醤油、水、味醂を合わせたものと昆布を入れて、
落としぶたをして中火で煮る。
④煮汁が半分になったら鶏むね肉を入れ、煮汁をからませながら
煮て仕上げる。
⑤器に盛り付け、絹さやを上に散らしたら出来上がり。
※なぜ淡口醤油が良いのか?
・淡口醤油が鶏むね肉や野菜の味を生かすため、
淡口醤油と昆布だけでも簡単に筑前煮を作ることができる。
・味が濃すぎないので、いくらでも食べられる。
旬の素材の風味を生かす淡口醤油なら、創業、天正年間のヒガシマル
醤油がお勧めです。
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