4月20日(月)「 思秋期 」
今週は、「岩崎宏美さんの歌手生活40年をヒット曲で綴る」というコンセプトでお送りします...とは言っても、邦丸さんの独断によるリクエスト大会になってしまったのですが...。月曜日は、岩崎宏美さんが歌手になったきっかけを、秘蔵音源を交えながら振り返ります。おかけする曲は「思秋期」。季節ハズレのこの曲が選曲された理由は「俺(邦丸)が聴きたいから」(笑)
4月21日(火)「 二重唱(デュエット) 」
高校2年生で歌手デビューした岩崎宏美さん。「仕事が忙しくても、出来る限り高校生活はみんなと一緒に過ごしたい」という想いから、学校行事にも積極的に参加していたそうです。火曜日は、その中から、修学旅行の思い出を中心に語っていただきました。
おかけする曲は、ここは無難に、デビュー曲「二重唱(デュエット)」です。
4月22日(水)「 光の軌跡 」
2001年に声帯ポリープの手術をし、「思うように声を出せないことが辛かった」と語る、岩崎宏美さん。手術後に初めて声を出した時には、うれしくて涙が出てしまったそうです。水曜日は、そんな体験と重なるような、今日発売の新曲、40周年記念シングル「光の軌跡」をお聴きいただきます。じっくりと歌詞をかみしめながら聴いてみてください。
4月23日(木)「 聖母たちのララバイ 」
木曜日は、大ヒット曲「聖母たちのララバイ」について、いろいろとお話を伺っています。ヒット当時は歌詞の内容を理解しないまま歌っていたそうですが、時を重ねてセルフカバーしたニューアレンジの「聖母たちのララバイ」は壮大な曲に仕上がっております。乞う、御期待!
4月24日(金)「 ロマンス 」
最終日は、邦丸さんが、自らのセツナソングとして「ロマンス」をリクエスト。「ロマンス」にどんな切ない思い出があるのかは放送で!邦丸さんの思い出はたいしたことありませんが、ニューアレンジの「ロマンス」は聴きごたえ抜群!!尚、オリジナルの「ロマンス」はBGMで...。
<プロフィール>
1975年『二重唱(デュエット)』で歌手デビュー。二作目の『ロマンス』が大ヒットとなり、第17回日本レコード大賞新人賞をはじめ、数々の新人賞を受賞。その後もヒット曲をリリースし、1982年、火曜サスペンス劇場主題歌『聖母たちのララバイ』で130万枚の大ヒットを記録し、第13回日本歌謡大賞ほか多数の賞を受賞。香港、エジプトでのコンサートを成功させる歌手として様々な実績を上げる中、ミュージカルやドラマなどでも多彩な才能を発揮。
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そして、今週はSPウィークということで、「ラジオ サロンdeくにまる 特別編」もあります!ゲストは、水森かおりさん。
4月20日(月)「歌との出会い」
音楽一家で育った水森さんは、スナックのカラオケで近所の人の前で演歌を歌うような子供でした。皆が喜んでくれるのがうれしかったと話す水森さんです。そこのお客さんの中には作曲家の弦哲也さんも。当時、水森さんはゲンのおじちゃんと呼んでいたそうですが、のちに大変お世話になることになります。小学生の頃には、水森さんはちびっ子のど自慢に出場していました。賞品の電子ピアノが家に3台あったこともあるのだそうですが、当時水森さんは歌手になろうとは全然思っていなかったのだそうです。意外に現実的な考えをしていた子供でした。
4月21日(火)「水森かおり、歌手への道」
ある洋楽グループが好きになり、海外留学できる短大を探し、そこへ水森さんは進みます。そして留学先でホストファミリーの前で歌を唄って感激されたことで、水森さんは歌手になりたいという気持ちを持つようになりました。帰国後「山川豊の妹分オーディション」に出ますが惜しくも落選。しかし、ここでプロダクションの会長に声を掛けられ、会長の秘書のような形で事務所に通うようになります。先がわからない生活が2年続いた後、デビューが決まった水森さんは、その時の気持ちを話してくれました。
4月22日(水)「水森さんの苦労時代」
デビュー前の水森さんは、その苦労を「いつか話のネタになる」ぐらいに思っていたのだそうですが、デビューしてからも水森さんの苦労は続きます。キャンペーンを頑張ろうにも仕事自体が無いのでやりようが無い、カラオケの発表会に行けば「私の方がうまい」と言われてしまう、そんな泣く事も出来ない経験が続きました。転機になったのはデビュー8年目の「東尋坊」。とても難しい曲だったので作曲した弦哲也さんのところに自転車で通って練習をしたのだそうですが、これが大ヒットになります。水森さんはこの時の心境をダジャレで話してくれました。
4月23日(木)「ご当地ソングの女王」
東尋坊がヒットしたものの紅白には出られなかった水森さんは、次の鳥取砂丘で念願の紅白歌合戦出場を果たします。出場が決まり、心配をかけた両親に電話で報告をしたら、御両親は泣いていたのだそうです。次に出られるかどうかはわからないから、目に入るすべてを記憶にとどめておこうとしたので、今でも初出場の時の風景は全部思い出せると水森さんは笑いながら話してくれました。水森さんには私の街を歌ってほしいという要望も良く届くのだそうです。気持ちはわかるけれど自分だけでは決められない、ちょっと答えに困ると水森さんは話してくれました。
4月24日(金)「これからの水森かおりさん」
休日の水森さんはのんびり。朝、白湯を飲んだら、あとはほとんど何もしない一日を過ごします。刑事ドラマは好きだけど、テレビを見る以外は何もしないからお腹が減らない。なので外に食べに行くことも無い水森さんです。浮いた噂が無いですねと訊いてみると、めんどくさいので「公私ともに一人旅」と元気の良い声、縁があれば結婚もしたいけれど、今は一人で何もしないでいる時間がとても好きと水森さんは話してくれました。
<プロフィール>
1995年「おしろい花」でデビュー。
各地をまわるキャンペーンを続け、2002年発売の「東尋坊」が、スケール感のある曲調でロングヒット。
2003年発売の「鳥取砂丘」は、ロングヒットになり、「第45回日本レコード大賞 金賞」「第36回日本有線大賞 有線音楽優秀賞」等を受賞。
第54回『NHK紅白歌合戦』に初出場を果たす。
その後も「釧路湿原」「五能線」「熊野古道」「ひとり薩摩路」「輪島朝市」「安芸の宮島」「松島紀行」「庄内平野 風の中」がヒット。
オリジナルアルバム「歌謡紀行」シリーズでも日本各地を舞台とした楽曲を収録し、
"ご当地ソングの女王"と呼ばれる。『NHK紅白歌合戦』に連続出場中。