『くにまるジャパン探訪』では前回に引き続き、邦丸さんが1人で
『立山黒部アルペンルート』を訪れた模様をお送りしました。
今回は、まず富山県と長野県を結ぶ立山黒部アルペンルートの富山県側からの、
最も基本的なアプローチを紹介しました。
富山から富山地方鉄道の電車に揺られること約1時間で「立山駅」に到着。
ここから1500mもの標高差をバスで約1時間。車内からは日本一の落差
350mを誇る称名滝も遠く望め、またこの7月、ラムサール条約に登録された
弥陀ヶ原高原の絶景などを楽しむこともできます。そして、到着した室堂は
何と標高2450m!7月下旬、午後3時の平均気温が実に14度という、
まさに日本一高い場所にある避暑地というわけです。ここからは電気で動く、
環境に優しいトロリーバス、ロープウエー、さらにケーブルカーで黒部湖畔に
向かいます。
この道中では、単線で過去に行き違いを行っていた反対側ホームが廃止となり、
草がボウボウだったり花壇になっていたりする様子を楽しめるほか、昭和12年
竣工のアーチ橋、千垣鉄橋からの絶景なども眺めることができます。
また、このアルペンルートは乗継が多いので、途中、急いでしまいがちですが、
トロリーバスからロープウエイに乗り換える「大観峰」は、アルペンルートの中でも
指折りの絶景スポットです。
エメラルドの黒部湖が本当に美しいこの場所に、7月11日、屋上展望台が
オープンしました。ここでは、デッキチェアでくつろぎながら、黒部平、黒部湖を
のんびり眺めることができます。
立山黒部の自然をたっぷりと堪能した後、ジャパン探訪一行は「ホテル立山」に
戻り、今度は楽しいリゾートライフがスタート。
まずは、名物の水出しコーヒーで一服した後、湧水をつかった絶品のお風呂で
リラックスし、いよいよお待ちかねのディナータイムへ!
今回も「ゴマ豆腐」「白エビ」「岩モズク」などの絶品が次々と登場し、ビールや
冷酒などと共に楽しい一時を過ごすことができました。
その後、もはや恒例となった邦丸さんによる「アルペンホルン」の演奏などを行い、
あっという間に夜は更けていきました。
翌日は残念ながら天気に恵まれませんでしたが、そんな時でも「ライチョウ」に
出会えたりなど、色々な楽しみ方がありますので、ぜひ一度訪れてみては
いかがでしょうか?
☆『立山黒部アルペンルート』からのお知らせ
7月21日から8月31日まで、立山黒部アルペンルートの立山駅・室堂・黒部湖・
扇沢駅では、大人一人につき子供一人の料金が無料になる往復切符、ファミリー
きっぷを発売中です。最大5260円もお得なこの切符を使って、これからの夏休み、
ぜひご家族で立山黒部アルペンルートを訪れてみてください。
詳しくは、コチラをご覧ください。