『くにまるジャパン探訪』では、邦丸さんと伊藤佳子アナウンサーが、
『浦和』を訪れた模様をお送りしました。
先日の放送で、埼玉県・浦和の旧中山道に面した鰻の老舗「山崎屋」さんに
お邪魔し、絶品の鰻に舌鼓を打ったジャパン探訪一行。
その際、鰻と共にお出しいただいた美味しい「奈良漬」に感動した邦丸さんが、
「山崎屋」のご主人である椎名さんに伺ったところ、その「奈良漬」は中山道を
挟んで「山崎屋」の向かいにある漬物屋さんの品であることが判明!
というわけで、一行は椎名さんにご案内いただき、創業が明治初年という老舗の
漬物屋さん「酒井甚四郎商店」へ。
アポなしでの訪問だったにも関わらず、快く迎え入れてくれた「酒井甚四郎商店」の
ご主人。特別に、お店の奥に案内してくださり、絶品の奈良漬の製造工程を詳しく
ご説明いただきました。
ちなみに、「酒井甚四郎商店」では温度調節をせずに自然に任せて漬物を
製造しているそうで、そのため夏と冬とでは漬かるまでの期間が異なって
くるのだとか。また、ご主人の勘でブレンドしているという、奈良漬の主役の
一つでもある「酒粕」についても詳しくお話しいただきました。
工場見学を終えた一行は再び店頭に戻り、今度は「酒井甚四郎商店」で
扱っている商品についてお話を伺うことに。ここでは、お話を伺いながら、
ノーマルな奈良漬を始め、ピリ辛奈良漬といった一風変わった漬物まで、
色々と試食させて頂いたのですが、どれも絶品でした!
老舗の鰻と漬物をいただき、お腹がいっぱいになったジャパン探訪一行は、
旧中山道に沿って散歩することに。
すると、しばらくして鳥居がないことでも有名な「調神社」という神社を発見。
ちなみに、「調」というのは「租庸調」の「調」で、昔の貢物のことを意味し、
伊勢神宮へ納める初穂の倉庫が中に設けられたため、荷物の出し入れの
障害となることから鳥居が作られなかったと言われているそうです。
また、「調」の名が月と同じ読みであるところから、月の動物と云われた
「兎」が神の使いとなり、神社内の至るところに点在しているそうです。
この後、浦和駅前に戻って街頭インタビューを行い、今回の「浦和探訪」は
ゴールを迎えました。
次回は、「昭和の暮らし」にタイムスリップ(!?)する予定です。
お楽しみに!