『音楽マスターピース』では、音楽ライターでDJ、そして編集者でもある
大石始さんに出演していただきました。
大石始さんは1975年、東京のお生まれ。音楽雑誌の編集者を経て、
2007年から約1年に渡って世界一周旅行をされ、2008年の3月に
帰国された後、フリーランスのライター、そしてエディターとして活動を
スタート。そして、2010年には初めてのご著書「関東ラガマフィン」を、
2011年には監修・一部執筆を手掛けた「GLOCAL BEATS」を上梓
されました。 世界各国の新しい音楽シーンと伝統音楽、日本の民謡や
郷土芸能全般に興味を持たれ、旅先で味わう酒と音楽をこよなく愛する
38歳。現在は次の著作のため、アジア各国でフィールドワークを重ねて
いるところだという大石さんが、これまでに訪れた国は約30ヶ国にも
上るそうです。
今回は、そんな大石始さんが2月に訪れたという『ミャンマーで出会った
音楽』についてお話しいただきました。
大石さんによりますと、「ミャンマーは2011年3月に、現在のテイン・セイン
大統領が就任し、民主化プロセスを突き進んでいる。長年、軍事政権下で
一種の鎖国状態にあった同国は現在激変期にあり、この2月にミャンマーを
訪れた際もホテルやビルの建設ラッシュの最中だった。 また、2013年に
東南アジア競技大会(SEAゲーム)が開催され、2014年に東南アジア諸国
連合(ASEAN)議長国を務めることも決まっていることから、更に世界からの
注目が集まることになりそう」ということでした。
そんな『ミャンマーの音楽』の中から今回は、ミャンマーの国民的歌手であり、
ミャンマー人ならば知らない人はいない程だというミャンマー伝統歌謡の歌姫
「ソーサーダトン」の他、東南アジア競技大会のテーマソングも制作している
という、現在のミャンマー音楽界のトッププロデューサーで、日本に3年ほど
留学していた経験があるため日本語を話すことができるという「ディラモア」、
ヒップホップやR&B・K-POPが大流行中というミャンマーのポップ・シーンから、
どのCDショップでもプッシュされていたという「マーレイ」というアーティストの
楽曲をご紹介頂きました。
今日、ご紹介いただいたアーティストは・・・
1.ソーサーダトン
2.ディラモア
3.マーレイ
以上の3名でした。