終わりよければ・・・(放送終了)

音楽マスターピースの最近のブログ記事

『ミャンマーで出会った音楽』

『音楽マスターピース』では、音楽ライターでDJ、そして編集者でもある

大石始さんに出演していただきました。

 

P1430555.JPG

 

大石始さんは1975年、東京のお生まれ。音楽雑誌の編集者を経て、

2007年から約1年に渡って世界一周旅行をされ、2008年の3月に

帰国された後、フリーランスのライター、そしてエディターとして活動を

スタート。そして、2010年には初めてのご著書「関東ラガマフィン」を、

2011年には監修・一部執筆を手掛けた「GLOCAL BEATS」を上梓

されました。 世界各国の新しい音楽シーンと伝統音楽、日本の民謡や

郷土芸能全般に興味を持たれ、旅先で味わう酒と音楽をこよなく愛する

38歳。現在は次の著作のため、アジア各国でフィールドワークを重ねて

いるところだという大石さんが、これまでに訪れた国は約30ヶ国にも

上るそうです。

 

今回は、そんな大石始さんが2月に訪れたという『ミャンマーで出会った

音楽』についてお話しいただきました。

 

大石さんによりますと、「ミャンマーは2011年3月に、現在のテイン・セイン

大統領が就任し、民主化プロセスを突き進んでいる。長年、軍事政権下で

一種の鎖国状態にあった同国は現在激変期にあり、この2月にミャンマーを

訪れた際もホテルやビルの建設ラッシュの最中だった。 また、2013年に

東南アジア競技大会(SEAゲーム)が開催され、2014年に東南アジア諸国

連合(ASEAN)議長国を務めることも決まっていることから、更に世界からの

注目が集まることになりそう」ということでした。

 

そんな『ミャンマーの音楽』の中から今回は、ミャンマーの国民的歌手であり、

ミャンマー人ならば知らない人はいない程だというミャンマー伝統歌謡の歌姫

「ソーサーダトン」の他、東南アジア競技大会のテーマソングも制作している

という、現在のミャンマー音楽界のトッププロデューサーで、日本に3年ほど

留学していた経験があるため日本語を話すことができるという「ディラモア」、

ヒップホップやR&B・K-POPが大流行中というミャンマーのポップ・シーンから、

どのCDショップでもプッシュされていたという「マーレイ」というアーティストの

楽曲をご紹介頂きました。

 

 

今日、ご紹介いただいたアーティストは・・・

1.ソーサーダトン

2.ディラモア

3.マーレイ

以上の3名でした。

 

臼澤みさきさんが登場!

『音楽マスターピース』では、東日本大震災で大きな被害を受けた

岩手県大槌町にお住まいで、去年7月にメジャー・デビュー。そして、

今月6日にはセカンド・シングル「名前」をリリースされ、文化放送の

プラスチューンにも選ばれています、歌手の臼澤みさきさんに出演

していただきました。 

臼澤みさきちゃん.JPG 

2011年3月11日に発生した東日本大震災によって、大槌町を含む

岩手県の沿岸地域は大きな被害を受けました。そんな大槌町で生活

されていた臼澤みさきさんは、避難所生活を送る人たちのために歌に

よる慰問活動をされ、テレビの取材を受けたこともありました。そうした

さまざまな報道の中、民謡を歌う女の子として、その姿が関東地区で

放送され、それらがデビューのきっかけになったそうです。

 

今回は、セカンド・シングル「名前」について伺った他、臼澤みさきさんが

小学校3年生から習っているという「民謡」についてもお話し頂きました。

 

新曲「名前」について臼澤みさきさんに伺ったところ、「名前、それは世界に

ひとつだけの愛されしもの。人には必ず親があり、また自分自身が親になる

こともあります。愛されて生まれ育ち、また愛を注いで見守る、そんな全ての

人々の心に届く、温かいメッセージが込められています」ということでした。

 

また、「民謡」について伺ったところ、「小3のころ、自宅近くの『臼澤鹿子踊

保存会館伝承館』の東梅英夫会長から"アニメソングを歌っているから来て

みない"と誘われた。実際練習したのはアニメソングではなく、民謡だったが、

その雰囲気の良さが気に入って、習い始めることにした」ということでした。

ちなみに、臼澤みさきさんはぐんぐんと実力をつけられまして、2010年には

「青少年みんよう全国大会」でグランプリを受賞するまでに至りました。更に、

震災のあった2011年7月には「第25回外山節全国大会 少年少女の部」で

優勝、 同じく2011年9月には「第26回南部牛追唄全国大会年少者の部」で

最優秀賞に輝かれています。

 

そんな臼澤みさきさんに、今回は新曲「名前」の他、ご自身が影響を受けた

民謡「南部よしゃれ」や、「名前」のカップリング曲として収録されている民謡

「南部牛追唄」をご紹介いただきました。

 

 

今日、ご紹介いただいた音楽は・・・

1.名前 / 臼澤みさき

2.民謡「南部よしゃれ」 / 唄・二代目井上成美

3.民謡「南部牛追唄」 / 臼澤みさき

以上の3曲でした。

 

『最近、注目の女性歌手3人』

『音楽マスターピース』では、音楽ライターで翻訳家の

五十嵐正さんに出演していただきました。

 

P1430049.JPG

 

今回は、『最近、注目の女性歌手3人』ということで、五十嵐さんが最近購入され、

ご自宅の机の上に積まれたCDの山の中から、個性的な3人の女性シンガー・

ソングライターのアルバムを3枚お持ち頂きました。

 

まず、ご紹介いただいたのは、1980~90年代に活躍し、2005年に亡くなった

テキサス出身の個性的な白人ブルーズマン、クリス・ウィットリーの娘さんであり、

現在25歳の「トリクシー・ウィットリー」のソロ・デビュー・アルバム「Fourth Corner」。

主に母親の出身地であるベルギーで育ち、なんと11歳から人前でパフォーマンス

してきた彼女は、プロデューサーだったダニエル・ラノワ(U2、ディラン)とベルギーの

ロック・フェスティバルで再会した際、自分の音楽のCDを渡しました。すると、その

CDを聴いてびっくりしたダニエルは、彼女をアメリカに呼んで一緒に活動開始する

ことになり、それが「ブラック・ダブ」というバンドになりました。そして、2010年に

アルバムを出しましたが、発売直後に契約したレーベルがなくなるなどがあって、

活動休止となり、2011~12年は積極的にソロ活動を行なうことになりました。

そんな中、先月待望のソロ・デビュー・アルバム「Fourth Corner」を発表しました。

ちなみに、彼女は歌以外にもギターとドラムズを演奏するので、プロデューサーの

キーボード奏者、ダヴマンことトーマス・バートレットと2人でほとんどの楽器をこなす

そうです。

 

続いてご紹介いただいたのは、ナッシュヴィルを拠点として活動している女性シンガー

・ソングライター「ブルック・ワゴナー」が先日リリースした、通算3作目となるニュー・

アルバム「Originator」。昨年ジャック・ホワイト(元ホワイト・ストライプス)が結成した

女性ばかりのバック・バンド「ピーコックス」に参加したことで、さらに注目されるように

なった彼女は、先日のグラミー賞授賞式のジャックのパフォーマンスにも参加していた

そうです。また、彼女は17年間クラシックの教育を受け、2006年にルイジアナ州立

大学で作曲とオーケストレイションの学位をとって卒業したというキャリアを持っており、

ピアノを弾いて歌うシンガー・ソングライターですが、今回のアルバムでは曲全体の

アレンジにクラシック他の音楽的素養が生かされています。

 

そして、最後にご紹介頂いたのは、上記の「ブルック・ワゴナー」がクラシックの素養を

生かしたシンガー・ソングライターだったのに対し、南部出身のフォーク~カントリー系の

女性歌手とNYの人気クラシック・ピアニストの共演アルバム「Night」。歌手がテキサス

生まれ、ノース・キャロライナ育ちで、2000年前後から活動しており、当時はオルタナ・

カントリーと呼ばれた一派の代表的なひとりとして人気と評価を得た「ティフト・メリット」。

一方、ピアニストは、出すアルバムが軒並みクラシック・アルバム・チャートのNo1になる

人気のピアニスト、「シモーヌ・ディナースタイン」。この異なるジャンルの2人は、雑誌の

依頼でティフトがシモーヌのインタヴューをしたことがきっかけで意気投合し、このアルバム

「Night」の制作につながったそうです。アルバムの収録曲は、ティフトのオリジナル以外に、

ビリー・ホリデイの曲からシューベルト、アメリカの伝統歌までを歌っているそうです。

 

 

今日、ご紹介いただいた音楽は・・・

1.Breathe You In My Dreams / Trixie Whitley

2.From The Nest / Brooke Waggoner

3.Night / Simone Dinerstein & Tift Merritt

以上の3曲でした。

 

『青木和富さん注目の国内外のジャズ』

『音楽マスターピース』では、ジャズ評論家の青木和富さんに

出演していただきました。

 

P1420829.JPG

 

これまで、季節季節のジャズの名曲をご紹介いただいている青木和富さんに、

今回は『青木さんの注目する国内外のジャズ』というテーマでお話し頂きました。

 

最初にご紹介いただいたのは、マンハッタン音楽院大学院を優等で卒業し、

去年の11月には「ジャズ作曲家」としてデビュー・アルバム「ジャーニー・トゥ・

ジャーニー」をリリースして話題になった、気鋭のJazz作曲家でアレンジャー、

そしてピアニストの挟間美帆さん。挟間さんは、2010年にジャズ・コンポジ

ションを学ぶためニューヨークに留学すると、2011年にはASCAP ヤング

ジャズコンポーザーアワードを受賞。また、同年にはオランダのメトロポール・

オーケストラのアレンジ・ワークショップに参加。更に、2011年度の文化庁

新進芸術家海外研修制度研修員に選ばれるなど、華々しい順調な経歴を

歩んでいるそうです。

 

その他にも、日本を代表するサックス奏者のひとりで、かつて番組にもご出演

いただいたことがある清水靖晃さんや、モダン・ジャズ・カルテッドの楽曲などを

ご紹介いただきました。



 

今日、ご紹介いただいた音楽は・・・

1.ジャーニー・トゥー・ジャーニー / 挟間美帆

2.スイート No.1(バッハ):アルマンド / 清水靖晃

3.スパニッシュ・ステップス SPANISH STEPS / モダン・ジャズ・カルテッド

以上の3曲でした。

 

 

『naomi & goro』のお二人が登場!

『音楽マスターピース』では、きのう3月6日(水)にニューアルバム

『CAFE BLEU SOLID BOND』をリリースされたボサノバ・デュオ、

『naomi & goro』のお二人に出演していただきました。

 

P1420638.JPG

 

『naomi & goro』は、"天使の歌声を持つ"と言われる布施尚美さんと、

暖かく繊細な音色のギターの名手、伊藤ゴローさんによるボサノバ・

デュオで、そのサウンドはジョアン・ジルベルト直系と言われています。

2009年にブラジル・リオデジャネイロで録音されたアルバム「Bossa

Nova Songbook 2」「passagem」をリリース。ピアノには坂本龍一さん

も参加されました。おととし7月には、naomi & goro & 菊地成孔名義で、

アルバム「calendula」をリリースしてヒットを記録。そして、3月7日には、

「ザ・スタイル・カウンシル」の1st アルバム『CAFE BLEU』を全曲フル

カバーした10作目となる新作『CAFE BLEU SOLID BOND』をリリース

されるなど、今最も注目を集めるボサノバ・アーティストです。

 

そんな『naomi & goro』のお二人に今回は、『ニューアルバムでカバーした

アーティスト「スタイル・カウンシル」について伺った他、今回のアルバムの

魅力』などについて、いろいろとお話しいただきました。

 

『naomi & goro』のお二人によりますと、「スタイル・カウンシルは、今回の

作品もプロデュースした伊藤ゴローさんが以前より敬愛しているというUK

ロックの重鎮ポール・ウェラー氏が80年代に在籍したバンドで、その彼らが

1984年にリリースした1stアルバム『CAFE BLEU』を、今回は丸ごと1枚

フル・カバーした。アルバムをフル・カバーすること自体、前代未聞のことで

あるが、ボサノバの醍醐味のひとつに、さまざまなジャンルの音楽をカバー

することがある。この『CAFE BLEU』はアルバム1枚丸ごとカバーするのに

値する数少ないアルバムである」ということでした。

 

 

☆naomi & goro ライブ情報

  

    日時:3月9日(土)

    会場:手紙舎 2ndSTORY(京王線柴崎駅から徒歩1分)

    開場:午後2時

    開演:午後3時

    料金:3500円(税込み)※1ドリンクとおみやげ付き

    問い合わせ:「手紙舎2ndSTORY」(042-426-4383)まで

 

   『タワーレコード渋谷店インストアライブ』

    日時:3月31日(日)

    会場:タワーレコード渋谷店3階のJ-POPフロア

    開演:午後2時

    問い合わせ:「タワーレコード渋谷店」(03-3496-3661)

 

   ※なお、この他にも色々な企画が用意されておりますので、

    詳しくはコチラをご覧ください。

 

 

今日、ご紹介いただいた音楽は・・・

1.My Ever Changing Moods / naomi & goro

2.Dropping Bombs On The Whitehouse / naomi & goro

3.Headstart For Happiness / naomi & goro

以上の3曲でした。

 

『ヒートウェイブ』の山口洋さんが登場!

『音楽マスターピース』では、日本の伝説のバンドのひとつ『ヒートウェイブ』の

フロントマンで、シンガー・ソングライターの山口洋さんに出演して頂きました。

 

P1420352.JPG

 

1979年に福岡で伝説のロックバンド「ヒートウェイヴ」を結成された山口洋さんは、

バンドのフロントマンであり、 ボーカル、ギター、そしてほぼ全ての曲の作詞作曲を

手がけていらっしゃいます。当初、九州を中心に活動されていた「ヒートウェイブ」は、

1990年のアルバム「柱」でメジャーデビューを果たされますが、その後1999年の

アルバム「日々なる直感」を最後にメジャーレーベルでの活動を休止されます。

ボブ・ディラン、ニール・ヤング、ヴァン・モリソンといったシンガー・ソングライターを

敬愛されている山口さんですが、山口さんご自身の曲も鋭く心に突き刺さる歌詞で

多くのファンを魅了しています。また、アイルランドを代表する名だたるアーティスト

との共演でも知られ、このコーナーでもご紹介したリアム・オ・メンリィとは、福島県

相馬市の現状を伝える「MY LIFE IS MY MESSAGE」の活動で共演されています。

 

そんな山口洋さんは、来月8日から10日に東京で、更に13日には京都において、

アイルランドが生んだ最高のパフォーマーで、シンガーソングライター、ギターリストと

言われる「ポール・ブレイディ」との共演を控えているということで、今回は「ポール・

ブレイディの音楽」について、たっぷりとお話し頂きました。

 

 

☆「ポール・ブレイディ」来日公演情報

 『ポール・ブレイディ with 山口洋(HEATWAVE)3days』    

  日時:3月8日(金)~10日(日)

  開場:3月8日(金)は夕方6時、9日(土)及び10日(日)は夕方5時  

  開演:3月8日(金)は7時、9日(土)及び10日(日)は6時

  会場:STAR PINE'S CAFE(吉祥寺)

  料金:前売り 7,000円(※別途、1ドリンクご注文いただきます)

  問い合わせ:「STAR PINE'S CAFE」(0422-23-2251)まで。

  また、3月13日には京都での公演もありますので、

  詳しくは、コチラをご覧下さい。

 

 

今日、ご紹介いただいた音楽は・・・

1.The Homes of Donegal / 山口洋

2.Marriage Made in Hollywood / ポール・ブレイディ

3.Not The Only One / ポール・ブレイディ

以上の3曲でした。

 


 

 

 

フランスの国民的バンド『トリヨ』が登場!

『音楽マスターピース』では、去年9月4日付のフランスのアルバムチャートで

第一位を獲得した他、同じくフランスとカナダのiTunesアルバムチャートも1位、

そして、去年11月にはパリ・オランピア劇場で15000人を動員するコンサートを

成功させた、現代フランスの「国民的バンド」である『Tryo(トリヨ)』のみなさんに

出演して頂きました。

 

130221_0.JPG

 

『トリヨ』 とは、フランス語で"アンプラグドなレゲエ・アコースティック・バンド"の事。

フランスでは国民的なバンドとして絶大な人気を誇っており、またカナダのケベック

でも大人気です。歯に衣を着せないメッセージを歌い込んだ歌詞で、政治、経済、

環境、ライフスタイルなどを歌い、多くの人々の共感を呼んでいます。2008年に

リリースされた4作目のスタジオ録音アルバム「あなたが蒔いた種」 がトリプル・

プラチナ・アルバムとなる大ヒットを記録。あわせて200日を越えるツアーも大成功、

名実共にフランスを代表するバンドとして、確固たる地位を築きました。

 

また、もともと環境活動家としてスタートしており、「田舎暮らしの賛歌」が大ヒット

した自然との共生、文化、性別、国籍の違う人々との共存を歌った歌詞は、時に

ストレートな批判を含みます。アコースティック・サウンドを主体に、ヴォーカルの

ハーモニーが印象に残る開放的なサウンドは、幅広い世代に支持されています。

 

そんな中、昨日、日本でのデビュー・アルバムとなる「愛と平和のリディム」が

リリースされたということで、今回は「愛と平和のリディム」について、いろいろと

お話し頂きました。

 

『トリヨ』の皆さんによりますと、「オリジナルのアルバム・タイトルは「Ladilafé」で、

亡き友人でバンドの育ての親でもあるパトリシアに捧げられたタイトルである。

レコーディングは、メンバーのダニエルの昔からの夢だったピーター・ガブリエル

所有のスタジオ「リアル・ワールド・スタジオ」で行われ、メンバー4人を基本に、

5曲目などで聞かれるストリングスやトランペット、スクラッチのビートも導入し、

繊細なアコースティック・サウンドとヴォーカル・ハーモニーを大切にした録音を

心掛けて制作した。また、サウンドはアコースティック・レゲエのほか、アラブ、

ハワイアン、西アフリカ、メキシカン・ワルツ風のサウンドが聴こえてくる、大変

バラエティーに富んだ仕上がりになっている」ということでした。

 

そんな『トリヨ』の日本デビュー・アルバムである「愛と平和のリディム」は、

昨日リリースされ、現在全国のCDショップやネットショップなどにおいて、

税込2,520円で発売中です。

 

 

☆『トリヨ』インストア・ライブ情報

 明日2月22日(金)の夜8時から、代官山の「蔦谷書店」3号館2階に

 あります音楽フロアにて、トリヨの4人のメンバーのうちクリストフ・マリさん、

 ダニエル・ブラヴォさん、マニュ・エヴァノさんの3人が出演するインストア・

 ライブが行われます。

 ここでCDをお買い上げになりますと、ライブの後のサイン会にもご参加

 いただけますので、是非お立ち寄りください。

 

 

今日、ご紹介いただいた音楽は・・・

1.君に捧げる歌 / トリヨ

2.アラブの春 / トリヨ

3.田舎暮らしの賛歌 / トリヨ

以上の3曲でした。

 

130221_2.JPG

          (石田アナに対して興味津々だった『トリヨ』の皆さん)

 

『スパニッシュ・ケルトと呼ばれる「ガリシア音楽」』

『音楽マスターピース』では、ワールドミュージックの老舗レーベル

「アオラ・コーポレーション」の高橋めぐみさんに出演して頂きました。

 

P1410764.JPG

 

高橋さんによりますと「キリスト教の三大巡礼地のひとつに、スペインのガリシア

地方の街"サンティアゴ・デ・コンポステーラ"がある。(三大巡礼地=エルサレム、

ローマと並んで)このユーラシア大陸の西の果てにある、サンティアゴ・デ・コンポ

ステーラへの巡礼路"カミーノ・デ・サンティアゴ"の一部を歩くプチ・巡礼ツアーが

日本でも人気を呼んでいる。スペインのガリシア地方というのは、首都マドリードや

バルセロナのあるカタルーニャ、南のアンダルシアに比べると、まだまだ知られて

いないが、この地方は紀元前に遡るケルトの文化の伝統を持っている」ということで、

今回は、そんなガリシア地方の美しい音楽についてお話しいただきました。

 

スペインのケルト音楽で用いられる主な楽器は、ガイタと呼ばれるバグパイプ、

サンフォーナ(ハーディ・ガー ディ)、木管フルート、アルパ(ハープ)、ヴァイオリン、

タンボーリ、ボンボといった太鼓や、パンデイレータというフレームドラムなどで、

アイルランドやスコットランドの伝統楽器とよく似ているが、構造や音色が異なり

独自の進化を遂げているそうです。また、地声を響かせて歌う 女性の合唱隊や、

ムイニェイラという民族舞踊とも密接に結びついているそうです。

 

そんな「ガリシア音楽」の中から、ガリシアのトラッド・フォーク・リヴァイヴァルを

先導してきたパイオニアである「ミジャドイロ」の元メンバーで、完全に途絶えて

いたアルパ(ハープ)を甦らせた演奏者の一人である「ロドリーゴ・ロマニ」という

アーティストのほか、伝統的なガリシアの女性ヴォーカルのグループで、地声を

響かせて歌うトラディショナル・ソングが圧巻だという「レイリーア」、そして美しき

ガイテイラ(女性ガイタ奏者)としてデビューしたクリスティーナ・パトがピアノを弾き、

元ルアル・ナ・ルブレのメイン・ヴォーカリスト だったロサ・セドロンが歌うデュオ、

「クリスティーナ・パトとロサ・セドロン」の楽曲をご紹介いただきました。

 

今日、ご紹介いただいた音楽は・・・

1.ロサ・デスバイラーダ / ロドリーゴ・ロマニ

2.ボス・ダス・アミーガス / レイリーア

3.ミラベージャ / クリスティーナ・パトとロサ・セドロン

以上の3曲でした。

 

『チョコレートにまつわる国の音楽』

『音楽マスターピース』では、ニース出身の音楽プロデューサーでDJ、

そして、このところ"噺家"としてもご活躍中の、シリル・コピーニさんに

出演して頂きました。

 

P1410564.JPG

 

今回は、『チョコレートにまつわる国の音楽』ということで、チョコレートが多めに

生産されていたり、食べられたりしているフランス語圏の国の音楽から選曲して

いただきました。

 

まず、ご紹介いただいたのは、"フランスの矢沢永吉"的な存在だというロック

スター、「ジョニー・アリデー」。シリルさんによりますと、「彼は国民的なスターで、

コンサートのレベルが高く、まるでスーパーショーを見に行く感じ」なのだとか。

ちなみに、フランスのスーパースターとして知られていますが、実はベルギー人

なんだそうです。

 

続いてご紹介いただいたのは、チョコレートで有名なフランス語圏の国のひとつ

スイスで活躍中の女性シンガー&DJと男性のDJによるユニット、「ジプシー・

サウンド・システム」。シリルさんによりますと、「去年の3月には初来日を果たし、

東京、大阪、名古屋、福岡でツアーを開催した。ジュネーヴを拠点として世界を

回っているが、音楽だけで食べられないので、ワイン作りを本職にしている。

だから、9月のブドウ収穫期だけはツアーはしない」ということでした。ちなみに、

シリルさんも去年の4月にスイスで彼らと一緒にプレイしたことがあり、その際、

楽屋には必ずそのハウスワインとチョコレートがあったそうです。

 

最後は、フランスで活躍するキュートでポップ、そして少し奇妙なビジュアル&

オーディオ・ユニット「ギャングポル&ミット」。シリルさんによりますと、「彼らの

ライブは、音と映像、そして光によるヴィジュアル・パフォーマンス。 エッジの

効いたエレクトロニカ・ ポップ・ミュージックと、おもちゃ箱をひっくり返したように

鮮やかなポップ・アニメーション。その組み合わせこそが彼らのスタイルです」

ということでした。

 

 

☆「ギャングポル&ミット」ライブ情報

    日時:2月13日(水)

    開場:夕方6時30分  開演:午後7時半

    会場:渋谷WWW

    料金:前売り 3,000円(税込)

         当日  4,000円(税込)

        ※ローソンチケットで発売中です 

    問い合わせ:03-5458-7685まで。

 

 

今日、ご紹介いただいた音楽は・・・

1.Souvenirs Souvenirs / ジョニー・アリデー

2.DIABLE / ジプシー・サウンド・システム

3.Vas y, ROBOT / ギャングポル&ミット

以上の3曲でした。

 

『演歌とジャズ』

『音楽マスターピース』では、ジャズ評論家の青木和富さんに

出演していただきました。

 

P1410302.JPG

 

これまで、季節季節のジャズの名曲をご紹介いただいている青木和富さんに、

今回は『演歌とジャズ』というテーマでお話し頂きました。

 

まず、ご紹介いただいたのは美空ひばりさんが歌うジャズ。青木さんによりますと、

「美空ひばりさんがジャズを歌いはじめたのは、江利チエミさんや雪村いづみさん

より後だが、フィーリングもリズムも抜群である。情緒たっぷりの表現力の豊かさは

大人のジャズ歌手をしのぐものがあった。彼女のCDの中に『HIBARI SINGS JAZZ

SONGS-memories of Nat King Cole 』という作品があるが、ヴァースから歌った

『スターダスト』の情感のこもった演唱、『プリテンド』や『トゥ・ヤング』『慕情』などの

バラード表現はあざやか、『歩いて帰ろう』『ペイパー・ムーン』『恋人よ帰れ』などの

自然なスイング感やジャズ・シンガーとしての本質を掴んでいる」ということでした。

そんな美空ひばりさんの歌うジャズの中から、「上海」をご紹介いただきました。

 

続いてご紹介いただいたのは、青江三奈さんが歌うジャズ。青木さんによりますと、

「『伊勢佐木町ブルース』の特徴あるイントロと吐息が記憶に残る青江三奈さんが、

フレディ・コール、グローバー・ワシントンJr.、マル・ウォルドロンらをゲストに迎えた

「THE SHADOW OF LOVE」というジャズ・アルバムがあり、全編英語でジャズの

スタンド・ナンバーを中心に歌っている。もちろん、大ヒット曲 「伊勢佐木町ブルース」

「本牧ブルース」の2曲も英詞をつけてジャズ・アレンジで収録しており、古い系の

4ビートジャズから新しいフュージョン、更にラテンまで盛り沢山で、青江三奈さんの

魅力的なハスキーボイスと完璧な歌唱力には脱帽である」ということでした。そんな

青江三奈さんの歌うジャズの中から「センチメンタル・ジャーニー」をご紹介頂きました。

 

最後にご紹介いただいたのは、森山良子さんが歌うジャズ。 青木さんによりますと、

「彼女の父親である森山久さんは日系2世のジャズ・トランペッターで、そんな父親の

影響でジャズに浸かって育った森山良子さんだが、これまでジャズ・アルバムは1枚も

作っておらず、アルバム「THE JAZZ SINGER」は初のジャズ作品となる。このアルバム

ではピアノの島健を中心とするオーケストラ(一部ストリングス参加)をバックにジャズ・

スタンダードを伸び伸びと歌っていて、まさにジャズ歌手宣言ともいうべき作品である」

ということでした。そんな森山良子さんの歌うジャズの中から「スワンダフル」をご紹介

いただきました。

 

 

今日、ご紹介いただいた音楽は・・・

1.上海 / 美空ひばり

2.センチメンタル・ジャーニー / 青江三奈

3.スワンダフル / 森山良子

以上の3曲でした。

 

前の10件 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11