『音楽マスターピース』では、シンガーソングライターの畠山美由紀さんに
出演して頂きました。
1972年、宮城県気仙沼市でお生まれになった畠山美由紀さんは、1991年に
上京後、10人編成のダンスホール楽団"Double Famous"のボーカリストとして
活躍する中、ゴンザレス鈴木率いる "SOUL BOSSA TRIO"のフューチャリング・
ボーカリストとしてCDデビューを果たされます。その後、Port of Notes、Double
Famousのとしての活動を続けながら、2001年9月にシングル「輝く月が照らす
夜」でソロデビューを果たされ、現在までに5枚のオリジナルアルバムのほか、
カバーアルバム、ライブアルバム、ライブDVDなど多くの作品を発表されています。
また、ボーカリストとして他のアーティストの作品やトリビュートアルバム、映画音楽、
TV CMソング等への参加も多数されており、松任谷由実さんをはじめ大貫妙子さん、
リリー・フランキーさん、セルジオ・メンデスさん、ジェシー・ハリスさんなどジャンルや
世代、国境を越えて共演を果たし、同世代の女性をはじめ、音楽ファンから圧倒的な
支持を受けています。
そんな畠山美由紀さんは2011年3月、東日本大震災で被害を受けた故郷・気仙沼を
想い 「わが美しき故郷よ」と 題した詩を雑誌、自身のブログにて発表されました。すると、
被災された方々だけでなく、 故郷を持つ全国の人々の心に届き、テレビ、新聞、雑誌、
ラジオで取り上げられ話題となりました。
また、今年3月にNHK BSプレミムドラマ「神様のボート」のエンディングテーマ曲である
「ハレルヤ」を担当したところ、番組終了後、多くの問い合わせや賛辞などの反響をうけ、
急遽フル・バージョンをリテイクされました。
そして、先日6月5日に6枚目となる待望のオリジナルアルバム「rain falls」を発表され、
更に7月に発売されるブラジル音楽の世界的巨匠ピアニスト、セルジオ・メンデスさんの
アルバム「RENDEZ-VOUS」にも参加されています。
今回は、ニューアルバム「rain falls」の話題を中心にお話を伺いました。 ちなみに、
今回のアルバムは、この番組にもお越しいただいたことがあるピアニストで作曲家、
編曲家の中島ノブユキさんがプロデュースを担当されています。
そんなアルバム「rain falls」の中から今回は、「青春の日々への鎮魂歌(レクイエム)」
だという『叶えられた願い』の他、「もし自分が雨の日をテーマにしたアルバムを作ると
したら絶対にカバーしようと思っていた曲」だというカーペンターズの名曲のカバー、
『Rainy Days and Mondays』の2曲、そしてアルバム未収録曲の中から『夜と雨の
ワルツ』と『ハレルヤ』の2曲の計4曲をご紹介いただきました。
今日、ご紹介いただいた音楽は・・・
1.叶えられた願い / 畠山美由紀
2.Rainy Days and Mondays / 畠山美由紀
3.夜と雨のワルツ / 畠山美由紀
4.ハレルヤ / 畠山美由紀
以上の4曲でした。