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音楽マスターピースの最近のブログ記事

音楽評論家の高橋健太郎さんが登場!

『音楽マスターピース』では、音楽評論家の高橋健太郎さんに

出演していただきました。

 

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音楽評論家で音楽プロデューサーでもいらっしゃいます高橋健太郎さんは、

一橋大学の在学中に「Player」などの音楽誌でライターとしてデビュー。

そして、大学をご卒業後の1982年、ジャマイカに旅行したのをきっかけに、

本格的に音楽評論を始められると、「ミュージックマガジン」ほかの音楽雑誌、

「朝日新聞」やマガジンハウス関連の一般紙などにもレギュラーで寄稿されて

います。また、1990年代以後はライターのほか、音楽プロデューサー、レコー

ディングエンジニアとしても活動されるようになり、2000年にはインディーズ

レーベル「MEMORY LAB」を設立、2004年には音楽配信サイト「ototoy」の

創設にも参加されました。そして、去年の10月、電子書籍版の本格的な音楽

雑誌「エリス」の編集長に就任され、現在も編集長としてご活躍されています。

 

今回は、そんな高橋健太郎さんに電子書籍版の音楽雑誌「ERIS」について、

そこで紹介している音楽と合わせて、お話し頂きました。

 

高橋さんによりますと、「ERISのコンセプトは"音楽は一生かけて楽しもう"。

通常の音楽雑誌が扱うような新譜情報やライブ情報などは載せず、執筆者の

方々が日ごろのライフワーク的な成果を一般の音楽雑誌では不可能な分量で

発表するなど、次代の音楽論、文化論のプラットフォームとなり得るような雑誌

を目指している。また、執筆陣が強力で、北中正和さん、ピーター・バラカンさん

ほか、個性豊かな音楽評論家が、それぞれの知見と感覚をベースに音楽や

音楽家を語っている。ちなみに、電子版は無料、紙で印刷されたものは有料と

なっており、購読の登録を行うとパスワードが送られ、スマートフォンやタブレット

端末、またはPCで読んでいただく形になっている」ということでした。

 

そんな電子書籍版の音楽雑誌「ERIS」で紹介されている音楽の中から、今回は

「カウント・ラシャ・アンド・ヒズ・カリプソニアンズ」の他、「アントニオ・ロウレイロ」、

「朝日美穂さん」の楽曲をご紹介頂きました。

 

※電子書籍版の音楽雑誌「ERIS」の詳細につきましては、コチラをご覧ください。

 

 

今日、ご紹介いただいた音楽は・・・

1.カリプソ・チャ・チャ / カウント・ラシャ・アンド・ヒズ・カリプソニアンズ

2.ルス・ダ・テラ=地上の光 / アントニオ・ロウレイロ

3.ひつじ雲 / 朝日美穂

以上の3曲でした。

 

 

大西洋の島国の国民的シンガーが登場!

『音楽マスターピース』では、アフリカ大陸の大西洋沖にある

小さな群島からなる国、「カーボ・ヴェルデ」の国民的シンガー、

ナンシー・ヴィエイラさんに出演していただきました。

 

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ナンシー・ヴィエイラさんが暮らす「カーボ・ヴェルデ」というのは、アフリカ大陸、

セネガル沖500キロ離れた大西洋上にある10の島からなる国家で、人口が

約52万7000人、公用語はポルトガル語、そしてクレオール語だそうです。

(※注:クレオール語というのは、旧植民地などで意思疎通のために自然に

 出来た言語が現地生まれの子どもの世代に母国語となった言語のこと)

また、 エメラルドグリーンの美しいビーチはヨーロッパからの観光客が集まり、

国民は音楽や詩を愛しているのだとか。

 

そんな「カーボ・ヴェルデ」から遥々お越し頂いたナンシー・ヴィエイラさんは、

1975年に現在のカーボ・ヴェルデの対岸のアフリカ大陸にある小さな国、

ギニア・ビサウの首都ビサウでお生まれになりました。そして、生後4ヶ月後

には現在のカーボ・ヴェルデの首都、サティアゴ島のプライアに移り住みます。

ちなみに、ナンシーさんのお父さんは運輸通信大臣という要職にありましたが、

アマチュア・ミュージシャンとしてギターやバイオリンを演奏しており、その後の

ナンシーさんに影響を与えました。その後、14歳の時、お父さんが大使として

ポルトガルに赴任し、一家はリスボンに住むようになると、そこでナンシーさんは

ソング・コンテストで優勝するなどしてシンガーになるチャンスをつかみます。

そして1996年にはファーストアルバムを、2004年と2007年にもアルバムを

リリースされ、このうち2007年発売のサード・アルバムがヨーロッパで大ヒット。

そんな中、今月10日に日本でリリースされた通算4枚目のニューアルバムは、

イギリスBBCにて「彼女が真に偉大なるシンガーであることがこのアルバムで

証明された」と絶賛されています。

 

ちなみに、「カーボ・ヴェルデ」の音楽について伺ったところ、旧宗主国ポルトガル

における「ファド」に当たる音楽が「モルナ」で、ファドのクレオール版ではなく、

「哀歌」として発生し、同じポルトガル領だったアンゴラの奴隷からもたらされた

そうです。また、「モルナ」はカーボ・ヴェルデの人々にとっての心の音楽であり、

ブラジル発祥の4弦の弦楽器「カバキーニョ」やギター、ピアノで演奏されるそうで、

今回のアルバムは「モルナ」を基調にしているとのことです。また、「モルナ」以外

にもダンス音楽「コライディラ」や、農作業の後の集まりや地域のお祭りで発展して

来た「バトゥーケとフィナソン」、大衆的なミュージカルの音楽として発展して来た

「フナナー」など、「カーボ・ヴェルデ」には多様な音楽が存在するそうです。


☆ナンシー・ヴィエイラさん リリース情報

アルバム「そよ風のリズム、愛の歌」が、リスペクト・レコードから、

税込み2500円で好評発売中です。

 

 

今日、ご紹介いただいた音楽は・・・

1.愛し合いましょう / ナンシー・ヴィエイラ

2.心のカーボ・ヴェルデ / ナンシー・ヴィエイラ

3.眠れ わが子よ 眠れ / ナンシー・ヴィエイラ

以上の3曲でした。

『ジャズで聴くディズニー』

『音楽マスターピース』では、ジャズ評論家の青木和富さんに

出演していただきました。

 

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毎回、何らかのテーマに沿ってジャズの名盤をご紹介頂いている青木和富さんに、

今回は『ジャズで聴くディズニー』というテーマでお話し頂きました。

 

最初にご紹介頂いたのは、ミッキーマウスの短編映画シリーズとして最初に公開

された作品『蒸気船ウィリー』のサントラより「わらの中の七面鳥」。トーキーアニメ

ーション(音声つきのアニメーション)作品としては、世界でも最も初期の作品の一つ

である『蒸気船ウィリー』の価値は、サウンドトラック方式を採用し、映像と音楽を 

完全にシンクロさせたというところにあるという評価もあるのだとか。また、劇中に

ユーモアがあふれながらもリズミカルに流れる「わらの中の七面鳥」(オクラホマ

ミキサーの曲)がとても印象的で、その中でミッキーがフライパンやせんたく板、

たらいなどを楽器にしてリズミカルに演奏をするが、それがエスカレートしてネコの

シッポをひっぱったり、ブタ(授乳中)の母乳をつついたりしてうなり声をださせたり、

牛の口の中にある歯を木琴にして鳴らしたりして動物を楽器にするという(最後の

オチからしても)ブラックで一部残酷ながらも奇抜で面白みがある作品だそうです。

 

続いてご紹介頂いたのは、1940年代から1960年代にかけてアメリカ西海岸を

中心に一世を風靡し、全員が本職は「ウォルト・ディズニー・スタジオ」の有名プロ

アニメーターたちで編成されていたという伝説のDIXIEBAND「ファイアーハウス・

ファイブ・プラス・トゥ」の「ファイアーハウス・ストンプ」。この「ファイアーハウス(消防

5人組+2)」のメンバーには「白雪姫」をはじめ、「ピーターパン」、「ダンボ」、「101」

・・・などの製作で有名な「故ウォード・キンボール(tb)」や「故フランク・トーマス(pf)」、

「故ジョージ・ブランズ(tuba)」らが参加していたが、今でも元気で音楽活動を続けて

いるのは「ジョージ・プロバート(soprano sax)」氏唯一人なのだとか。

 

次にご紹介頂いたのは、「シンデレラ」のサントラから、アメリカの女性声優で歌手、

画家としても活躍し、アニメーション映画『シンデレラ』の主人公シンデレラ役の声優

としても知られているアイリーン・ウッズの「夢はひそかに」。アイリーン・ウッズは、

幼い頃から演技を学び、1944年の夏にラジオ放送の冠番組「Ilene Woods Show」 

でデビューした後、カリフォルニア州に活動の拠点を移します。 そして、1948年に

友人のマック・デイヴィッドとジェリー・リヴィングストンが『シンデレラ』劇中歌の作詞を

担当し、ウッズはデイヴィッドらが作詞した「夢はひそかに」や「ビビディ・バビディ・ブー」

のデモテープの収録を任されました。 そのデモテープを聞いたディズニーがウッズの

歌声を大変気に入り、ほかに300人以上ものオーディション参加者がいたにも関わらず、

ディズニーがデモテープを聞いたわずか2日後に、本編のシンデレラ役に抜擢された

そうです。

 

そして、最後にご紹介頂いたのは、映画「白雪姫」からマイルス・デイヴィスの演奏する

 「いつか王子様が」。『Someday My Prince Will Come』が原題のこの曲は、ベースの

同音連打が印象的なイントロで始まり、マイルスのミュート・トランペットが、まるで声で

歌うように可憐なメロディーを奏でています。 また、ピアノのウィントン・ケリーもテナー・

サックスのハンク・モブレーもそのムードをうまく引き継ぎ、肩の凝らない演奏となっている

と思いきや、最後に存在感あり過ぎのテナー・サックスがソロをとっています。この二人目

のテナー・サックスは既にマイルスのグループを離れていたジョン・コルトレーンですが、

ちょうど録音スタジオ近くのアポロ劇場に出演中で、そのセットの合間にスタジオに来て

飛び入り参加したのだとか。 また、アルバム・ジャケットに写っている美女は、当時の

マイルス夫人で大人気のダンサーだったフランシス・テイラーで、収録曲の中には彼女の

ために書いたという「プフランシング」まであるそうです。

 

今日、ご紹介いただいた音楽は・・・

1.わらの中の七面鳥 / 「蒸気船ウィリー」のサントラより

2.ファイアーハウス・ストンプ / ファイアーハウス・ファイブ・プラス・トゥ

3.夢はひそかに / アイリーン・ウッズ

4.いつか王子様が / マイルス・デイヴィス

以上の4曲でした。

 

サラーム海上さんが登場!

『音楽マスターピース』では、"よろずエキゾ風物ライター"のサラーム海上さんに

出演していただきました。

 

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「くにまるジャパン」の中でも、数々のエキゾ料理のレシピをご紹介頂いている

サラーム海上さんが、このたび中東料理を幅広くカバーした料理エッセイ本

「おいしい中東 オリエントグルメ旅」を発売されるということで、今回は実際に

作ってきて頂いた中東料理をご紹介頂きながら、ご著書のお話などを中心に

伺いました。

 

今回、作ってきて頂いた料理は、メイン料理としてトルコの冷製ピーマンご飯

詰め料理の「ビベール・ドルマ」と3つのサラダです。3つのサラダは、レバノン

料理のパセリのサラダ「タッブーレ」、モロッコ料理のビーツのサラダ、そして

イスラエルやレバノン料理にあるひよこ豆のペースト「ホモス」で、暑い時期

なので、いずれも冷製にしてくださいました。

 

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【「ビベール・ドルマ」のレシピ】

[用意するもの]

形の良いピーマンを10個/お米を1カップ。お米はよく洗い、ザルに入れ水を

切っておく/玉ねぎのみじん切りを1/2個分/ カランツ(※小さいレーズンの

ような物、山葡萄を乾燥させたもの)を20g/松の実30g/ドライミント大さじ1

/ハーブのディルをみじん切りにして大さじ2/ オールスパイス(※クローブ、

ナツメグ、シナモンの主要3スパイスを合わせた香りがするためこの名称に)

小さじ2/胡椒を小さじ1/塩を小さじ1/砂糖小さじ2/オリーブオイル50cc

/トマトを1個/黄色のパプリカ1/4を5mmの幅にスライス/塩を小さじ1/2

 

そして「煮汁」は・・・

水が1と1/2カップ、レモン汁が大さじ2、塩が小さじ1、オリーブオイルが50cc、

そして、レモン1/2個を小さく「くし切り」に。

 

[作り方]

①フライパンにオリーブオイルを熱し、玉ねぎのみじん切りと松の実を炒める。

  タマネギが透き通ってきたら、水を切ったお米を加え、油が回るまで炒める。

  途中焦げつきそうになったら、水を少々(分量外)を足しながら、火を通していく。

②これにカランツ、オールスパイス、胡椒、ドライミント、ディルを加え、塩、砂糖で

  味付けし、さらに水100ccを足し、お米に水が吸収されるまで火を通してから

  火を止める。

③ピーマンはヘタの周りに包丁を回し入れ、スプーンを使ってへたと種を取る。

  トマトは3cm程度の角切りにする。

④このピーマンにここまで調理したご飯を2/3の高さまで詰める。これに先ほど

  角切りにしたトマトで蓋をする。

⑤次に、直径の小さめの深鍋に、シワにしたアルミホイルを敷き、ご飯を詰めた

  ピーマンを倒れないようにぎゅうぎゅうに詰めて並べ、上に黄パプリカを散らす。

  塩小さじ1/2を振りかける。

⑥ボウルに煮汁の材料を溶き、鍋の脇から注ぎ入れる。ドルマの中に煮汁が

  入らないように注意する。

⑦鍋にふたをして火にかけ、途中、ドルマが倒れたり、煮汁が吹きこぼれたり

  しないように注意しながら、40分弱火で煮る。

⑧お米に火が通ったら、常温に冷ましてから、鍋ごと冷蔵庫でよく冷やす。

⑨よく冷えたら、レモンをしぼって食べる。

 

ぜひ、皆さんも作ってみてはいかがでしょうか。

 

また、ご著書「おいしい中東 オリエントグルメ旅」の内容について伺ったところ、

「世界的な中東料理のブームに伴って、日本でもトルコ料理やモロッコ料理の

レシピ本、特にタジン鍋の本は無数に出版されているが、レバノンやエジプト、

イエメン、イスラエルまで含む汎「中東」というコンセプトの本、しかも料理エッセイ

本はこれが日本初なのでは。この本発売と同時に「日本初の中東料理研究家」

と名乗ろうと思っている(笑)。世界三大料理の地・トルコでの居酒屋放浪、グルメ

国レバノンで味わう絶品メゼ、モロッコの民宿で教わるクスクス、エジプトの名物

コシャリ、イエメンの屋台食堂、イスラエルで出合った天才シェフなど、中東各地の

旅で味わった料理や食のエピソードを豊富な写真とともに綴られた紀行エッセイと

なっている。日本の家庭でも作れるオリエントグルメレシピ52品も収録している」

ということでした。

 

そんな著書「おいしい中東 オリエントグルメ旅」に関連して、美人なのに自意識に

さいなまれることもなく「わたし、歌っていいのかしら?」みたいなムードで歌うという、

トルコの女性歌手「エィレム・アクタシュ」の他、アンニュイな歌声にアラブのメロディを

退廃的なニュー・ウェイヴ・サウンドが混ざるという、フランス在住のレバノン人女性

歌手「ヤスミーン・ハムダン」、そして、イスラエルのサーフィンギターバンド「ブーム・

パム」と女性歌手「カロリーナ」による楽曲をご紹介いただきました。

 

 

☆サラーム海上さん著書情報

  『おいしい中東 オリエントグルメ旅』が双葉文庫より、

  8月8日に税込み900円にて発売されます。

☆サラーム海上さん著書プレゼント情報

 サラーム海上さんのご著書『おいしい中東 オリエントグルメ旅』を3名の方に

 差し上げます。

 ご希望の方は、おハガキに住所・氏名を必ずお書きの上、

 〒105-8002  文化放送 くにまるジャパン

  「おいしい中東」の係までお送り下さい。 

 なお、当選者の方の発表は賞品の発送をもって替えさせて頂きます。

 

 

今日、ご紹介いただいた音楽は・・・

1.Hasret / エィレム・アクタシュ

2.ベイルート / ヤスミーン・ハムダン

3.ブラック・ドッグ / ブーム・パムとカロリーナ

以上の3曲でした。

 

伊藤ゴローさんが登場!

『音楽マスターピース』では、1963年に録音されたボサノバの歴史的名盤

「ゲッツ/ジルベルト」の誕生50周年を記念した、日本発のトリビュート・

アルバムを先月リリースされました、プロデューサーで作曲家・編曲家、

日本を代表するボサノバ・ギタリストの伊藤ゴローさんに出演して頂きました。

 

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伊藤ゴローさんは、ソロ・プロジェクトのMOOSE HILL、布施尚美さんとの

ボサノバ・デュオ「naomi & goro」として活動するかたわら、映画やドラマ、

CM音楽も手がけ、国内外でのアルバムリリース、ライブを行われています。

 

commmonsよりリリースしたPenguin Cafe Orchestraの『tribute』『best』や

原田知世さんの最近の2作『music & me』『eyja』などをプロデュース。

2011年には、naomi & goro & 菊地成孔の名義で、坂本龍一さんのレーベル

「commmons」から『calendula』をリリースしヒットを記録。

 

また、青森県立美術館ではサウンドインスタレーション「TONE_POEM」を発表、 

方言を使った作曲のワークショプ、原田知世さんとの朗読会「on-doc.(オンドク)」

などを行っています。

 

そして、去年の4月には2年ぶりとなるソロアルバム『GLASHAUS』をリリース。

今年の3月には、スタイル・カウンシルのアルバム『CAFÉ BLEU』をフルカバー

したnaomi&goroの新作をリリースされています。

 

今回は、ジャズ・サックス奏者のスタン・ゲッツが、ブラジルのジョアン・ジルベルトと

アントニオ・カルロス・ジョビンと出会い、1963年に録音し「ボサノバ」というジャンルを

世界に知らしめた「記念碑的名盤」だったアルバム 『ゲッツ/ジルベルト』の誕生から

50周年を迎えたのを記念し、先月19日にリリースされた日本発トリビュート・アルバム

『ゲッツ/ジルベルト+50』についてお話しいただきました。

 

まず、元の歴史的名盤 『ゲッツ/ジルベルト』について伺ったところ、「アメリカのジャズ・

サックス奏者スタン・ゲッツが、ブラジルのボサノバ・アーティスト、ジョアン・ジルベルトと

アントニオ・カルロス・ジョビンを招いて1963年3月18日&19日に録音(発売は1964年)。

ビルボード誌のアルバム・チャートで2位に達する大ヒット作となった。当時、ジョアンの

妻だったアストラッド・ジルベルトのボーカルをフィーチャーした「イパネマの娘」がシングル

として全米5位にランクインし200万枚のセールスを記録。 同年度のグラミー賞では、

アルバムが主要2部門(アルバム・オブ・ ザ・イヤー、レコード・オブ・ザ・イヤー)を含む

4冠に輝き、世界中にボサノバブームを巻き起こした。発売から50年近くが経過した

現在も、ジャンルを越えて音楽リスナーから愛され続けるエバーグリーンな名盤である」

ということでした。

 

そんな『ゲッツ/ジルベルト』のトリビュート・アルバム『ゲッツ/ジルベルト+50』は、

単なるトリビュートに止まらず、錚々たるアーティストを集めた力作になっているそうです。

 ちなみに、ボーカルには土岐麻子さん、「naomi & goro」の布施尚美さん、細野晴臣さん、

坂本美雨さん、カヒミ・カリィさん、TOKUさん、原田知世さん、沖樹莉亜さんが参加。

テナー・サックスには菊地成孔さん、清水靖晃さん、そして、ピアノには山下洋輔さん、

坪口昌恭さん、坂本龍一さんが参加しており、その他の方も含めて総勢19名の豪華な

ミュージシャンが集まったそうです。

今回は、そんな『ゲッツ/ジルベルト+50』の中から、4曲をご紹介いただきました。

 

 

☆伊藤ゴローさん ライブ情報

 ●8月24日(土)に開催されます「SLOW Music Slow LIVE in 池上本門寺」に

  「naomi & goro」としてご出演されます。

  詳しくは、コチラをご覧下さい。

  

 ●9月21日(土)に開催されます「海のカフェフェス in 横浜」に、

  「naomi & goro & 菊地成孔」としてご出演されます。

  詳しくは、コチラをご覧下さい。

 

 

今日、ご紹介いただいた音楽は・・・

1.イパネマの娘 / 伊藤ゴローほか

2.プラ・マシュカール・メウ・コラソン / 細野晴臣ほか

3.ヴィヴォ・ソニャンド / 原田知世ほか

4.ソ・ダンソ・サンバ / TOKUほか

以上の4曲でした。

 

 

『「Medvacances~地中海ヴァカンス~」が帰ってきた!』

『音楽マスターピース』では、ニース出身の音楽プロデューサーでDJ、

そして、このところ"噺家"としてもご活躍中の、シリル・コピーニさんに

出演して頂きました。

 

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今回は、『「Medvacances~地中海ヴァカンス~」が帰ってきた!』というテーマで

お話しいただきました。

 

シリル・コピーニさんの原点とも言える活動が、元々はクラブでのイベントとして始まり、

やがてコンピレーションCDアルバムにもなった「MEDVACANCES」、つまり「地中海

バカンス」です。このたび、この「MEDVACANCES」 のコンピレーション・アルバムが、

6年ぶりに帰ってきました!

 

「MEDVACANCES」というのは、2004 年にクラブパーティとして生まれたイベントで、

タイトルは「地中海バカンス」という意味。単なるDJイベントではなく、バンドによる生の

ライブ、ダンスのショー、メイクアップアーティストによる 来場客への実演パフォーマンス

なども提供しています。 更に東京にいるフランス人をはじめとしたヨーロッパの外国人が

自然に集まってくるようになり、「MEDVACANCES」 のダンスフロアは異文化交流の場

としての色を持つ、他にはないパーティーになっているそうです。そんな中、2007年に

コンピレーション・アルバムが新星堂のレーベル「オーマガトキ」から発売されており、

このたび6年ぶりとなる新作「MEDVACANCES~地中海ヴァカンス~ REVIVAL」が

発売されることになりました。

 

今回は、その「MEDVACANCES~地中海ヴァカンス~ REVIVAL」の中から、

3曲ご紹介いただきました。

 

 

☆「MEDVACANCES~地中海ヴァカンス~ REVIVAL」 リリース情報

「MEDVACANCES~地中海ヴァカンス~ REVIVAL」のデジタル配信が、

7月17日(水)より iTunes、レコチョク、Amazonほかにて配信スタート。

そして、アルバム「MEDVACANCES~地中海ヴァカンス~ REVIVAL」は

7月24日に発売となります。

 

☆「MEDVACANCES~地中海ヴァカンス~ REVIVAL」リリース・パーティー情報

「MEDVACANCES~地中海ヴァカンス~ REVIVAL」のCD発売を記念した

先行リリース・パーティーが、7月21日に行われます。会場は渋谷にあります

UNDER DEER Loungeで、時間は午後4時開場・開演(夜9時まで)。

料金は入場:3500 円(1ドリンク付き)ですが、フライヤー(チラシ)を持参すると

3000 円(1ドリンク付き)となります。

当日は、この番組でもおなじみのサラーム海上さんもDJで登場します。

なお、国内リリース・パーティーが大阪・名古屋・福岡でも開催されます。

 

※CDの情報やリリース・パーティーの詳細などに関しては、コチラをご覧下さい。

 

 

今日、ご紹介いただいた音楽は・・・

1.Flam'arab - Medvacances theme - / Cyril Coppini aka Dj Cyco

2.Zelenbor / Haris Pilton & Gypsy Sound System

3.Rythmes Gitans 2013 / Rythmes Gitans

以上の3曲でした。

 

TWO-TONE'zのお二人が登場!

『音楽マスターピース』では、あのTHE JAY WALKから生まれたギター・デュオで、

稲村ケ崎、七里ケ浜、由比ケ浜、そして材木座海岸の波音が全編に散りばめられた

アルバム「鎌倉GUITAR~footprints2」が好評発売中の「TWO-TONE'z」のお二人、

知久光康さん、浅川昌輝さんに出演して頂きました。

 

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「TWO-TONE'z」は、THE JAY WALKのギタリストである知久光康さんと、

2008年よりTHE JAYWALKの正式メンバーとして加入された浅川昌輝さん

によるギター・デュオで、もともとTHE JAYWALKのライヴで行われていた、

お二人のギター・デュオ・コーナーが大きな反響を呼び、ファンのあいだでは

既に有名なユニットでした。  こうしたファンの方々の圧倒的なリクエストに

応えて、2011年にファースト・アルバムを発表。その選曲の斬新さ、ギター

・プレイの可能性ともどもTHE JAYWALKファン以外にも広く話題を集め、

現在も活動されています。 2つの「アイデア」、2つの「トーン」を融合し、

「アコースティックギターがちりばめられたエレクトリックサウンド」とも、

「エレクトリックギターがちりばめられたアコースティックサウンド」とも思える

新たなサウンドを追求。時代とジャンルを越えた名曲を、音楽シーンの軌跡に

なぞらえ、新しいギター・ミュージックとして表現する「footprints・・・」シリーズ

を展開中です。

 

今回の「鎌倉GUITAR~footprints2」の中には「波の音」が全編に流れていて、

それらはすべて今年の鎌倉の浜辺で録音されたものだそうで、選曲と合わせて、

それぞれ違う4箇所で収録された波音をミックスしたそうです。ちなみに、使用

されている波音は、稲村ヶ崎海岸(M-1, 4, 5, 8, 10)、七里ヶ浜海岸(M-2, 3, 6,

7, 11)、材木座海岸(M-9)、由比ヶ浜海岸(M-12)の4箇所だそうです。

 

今回は、アルバムの中から3曲ご紹介いただいたほか、特別に生演奏で1曲

披露してくださいました。

 

 

☆THE JAYWALK ライブ情報

THE JAYWALKの4年ぶりの全国ツアーが開催されます。

「THE  JAYWALK RE∞BORN TOUR 2013

 -100年の旅- ~ウサギでもカメでもなくあなたのスピードで~」

7月28日の仙台公演から8月25日の横浜公演まで

8月11日日曜日にはDUO MUSIC EXCHANGEにて東京公演

8月25日日曜日には横浜赤レンガ倉庫1号館3階ホール

ともに午後4時半開場、午後5時開演。

詳しくはTHE JAYWALKのホームページでご確認ください。

それぞれ税込み6500円で発売中です。

 

 

今日、ご紹介いただいた音楽は・・・

1.夜霧よ今夜もありがとう / TWO-TONE'z

2.時の流れに身をまかせ / TWO-TONE'z

3.太陽がいっぱい / TWO-TONE'z(生演奏)

4.霧のサンフランシスコ / TWO-TONE'z

以上の4曲でした。

 

『今年の夏はひと味違う音楽を!』

『音楽マスターピース』では、ワールドミュージックの老舗レーベル

「アオラ・コーポレーション」の高橋めぐみさんに出演して頂きました。

 

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今回は『今年の夏はひと味違う音楽を!』というテーマで、国やジャンルを問わず

『この夏の注目の音楽』を選曲して頂きました。

 

まず、ご紹介頂いたのは、南米ペルーが世界に誇るセクシー・ダイナマイト・ガールズ

グループ「アグア・ベージャ」。2000年前後から、ペルーの特に「都市部の貧困層」に

絶対的に支持された音楽ジャンルで、チープなシンセサウンドなどを多用して、ナイス

バディな女性歌手が庶民の心情を歌い、絶対的な人気を得ているという音楽ジャンル

「テクノ・クンビア」。アグア・ベージャは、このテクノ・クンビアのナンバーワンのガールズ

・グループで、ホット・パンツにコルセット風の服にブーツという王道ギャル・ファッションで

クンビア系の歌を歌うそうです。

 

次にご紹介頂いたのは、アルゼンチンのブエノスアイレスの音楽一家に生まれ育った

才色兼備の異色パーカッショニスト兼シンガーソングライターの「マリアナ・バラフ」。

この夏、3回目の来日が決まっている「マリアナ・バラフ」は、様々な人種で構成される

ラテンアメリカから世界へ向けたメッセージを歌っているそうです。

 

マリアナ・バラフが出演するフェス「SUKIYAKI MEETS THE WORLD」「Sukiyaki Tokyo」はこちら

SUKIYAKI MEETS THE WORLD
2013年8月23日、24日、25日
http://www.sukiyaki.cc/


Sukiyaki Tokyo(マリアナ・バラフ出演は29日)
2013年8月27日、28日、29日
http://www.novusaxis.com/st13.html 

 

続いてご紹介頂いたのは、スペインのガリシア地方の音楽から、ガリシアの"イケメン"

ベテラン・ガイテイロ(つまりガイタ=バグパイプ奏者)の「ブディーニョ」というアーティスト。

ちなみに、ブディーニョの集大成と言える傑作アルバムが今月7日に発売になるそうです。

 

そして、最後にご紹介頂いたのは、宮古島出身、または在住のメンバーが集まって結成、

メンバーそれぞれの音楽体験を生かし、ジャズやレゲエ、ブラジル音楽などが混じり合った

音楽を展開し、現在は久保田麻琴さんがプロデュースしているという宮古島のグループ、

「ブラック・ワックス」。 彼らの奏でるグルーヴは、ピーター・バラカンさん、細野晴臣さん、

そして文化放送でもおなじみのいとうせいこうさんなどが絶賛しているそうです。


 

今日、ご紹介いただいた音楽は・・・

1.アオラ / アグア・ベージャ

2.サングレ・ブエナ / マリアナ・バラフ

3.デイシャメ・アディビニャール(暗示してくれ) / ブディーニョ

4.バンガムリ / ブラック・ワックス

以上の4曲でした。

 

 

サラーム海上さんが登場!

『音楽マスターピース』では、"よろずエキゾ風物ライター"のサラーム海上さんに

出演していただきました。

 

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今回は、6月9日から25日までモロッコとトルコのイスタンブールなどの都市への

取材旅行に行かれていたサラーム海上さんに、モロッコとトルコの音楽をご紹介

いただきながら、今回の旅でのエピソードなどをお話しいただきました。

 

連日ニュースでも報道されていたように、市民デモの真っ最中のイスタンブールに

サラームさんが到着したのは6月18日のこと。サラームさんによりますと、「既に

警察による市民への催涙ガスやウォーターキャノンによる攻撃は終わった後で、

市民たちはゲジ公園から離れ、それぞれの地区にある公園などに集まり、夜中に

討論会を開いたり、町の広場に無言で立ち続けるなど、非暴力無抵抗運動にシフト

していた。夜10時過ぎのアルコール販売禁止、妊娠中絶の禁止、公共の場での

キスなどの禁止など、エルドーアン首相のいきすぎたイスラム回帰政策、 そして

国民の生活に不必要なほどの再開発などが、ゲジ公園のショッピングモール化と、

それに伴う市民デモへの警察の暴力をきっかけに爆発した感じ。 ただ、トルコの

若い世代のみんなが団結して反対しているという訳ではなく、横浜と自由が丘を

足したようなエティレルという町では、高級車に乗った若者が"イケイケ"の青春を

しており、フェラーリやポルシェなど高級車に乗った若者が女性たちをナンパして

回る光景ばかりが目に付いた。また、東京などと共に2020年の開催を目指す

オリンピックに関しては、盛り上がるどころか会った人の誰も話していなかった。

ある人は"これ以上グローバリゼイションの商業ゲームに加担したくない"と話して

いた」ということでした。

 

そんな「トルコ」の音楽の中からは、『メルジャン・デデ』というアーティストの曲を

ご紹介いただきました。

 

また、もう一つの訪問国である「モロッコ」では、古都フェズで毎年行われている

「フェズ世界宗教音楽祭」と、モロッコ北部の山間部の小さな村「ジャジューカ」で

5年前から開かれている「ジャジューカ・フェスティバル」の2つを取材されてきた

そうです。

 

サラームさんによりますと、「ジャジューカは、あのローリング・ストーンズからはみ

出てしまっていた故ブライアン・ジョーンズが、死の1年前の1968年にモロッコに

赴き、異教徒ジャジューカたちの儀式を録音し、モロッコの宗教音楽として世界に

紹介した(1971年発表)。ウィリアム・バロウズに"4000年前から伝わるロックン

ロール!"と言わしたほど。今回は、毎年6月にジャジューカ村で開催されている、

観衆50人限定の「世界最小の音楽祭ジャジューカ・フェスティバル」に参加したが、

凄すぎて心身ともにぶっ飛ばされた!ちなみに、村には電気も来たばかり、水道も

ホテルもなく、受け入れられるのは50人のみ。それだけに世界中からこの祭りに

たどり着いた様々な経歴の人達ばかりが参加しており、イギリス人、アイルランド人、

ベルギー人、フランス人、ドイツ人、アメリカ人、日本人。そして、ジャジューカ村の

オッチャン達が参加し、ミュージシャンの家に泊めてもらい、家の食事を頂きながら、

三日三晩のまったりした音楽祭を楽しんだ」ということでした。

 

そんな「モロッコ」の音楽の中から、『マスター・ミュージシャンズ・オブ・ジャジューカ』

によるインストの曲や、モロッコ音楽の中で一番名前が知られているという「グナワ」

のアーティスト『ハッサン・ハムクーン』の曲をご紹介いただきました。

 

 

今日、ご紹介いただいた音楽は・・・

1.ナフィ / メルジャン・デデ

2.ブージュルーディア / マスター・ミュージシャンズ・オブ・ジャジューカ

3.スィディ・ムーサ / ハッサン・ハクムーン

以上の3曲でした。

 

シンガーソングライターのイマニーさんが登場!

『音楽マスターピース』では、2010年にフランスでデビューし、4月にはパリの

オランピア劇場の大観衆に絶賛され、その後はポーランド、ドイツ、ロシアでの

海外公演も大成功した、今、フランスを中心としたヨーロッパで最も注目される

シンガーソングライターのイマニーさんに出演していただきました。

 

イマニーさん.JPG

 

イマニーさんは、アフリカ大陸東南部のコモロ諸島ご出身のご両親のもと、

10人兄弟のひとりとしてフランスのパリで育ちました。ちなみに、イマニー

というステージネームはスワヒリ語で「希望=Hope」の意味だそうです。

 

子供の頃は、ヘアブラシをマイクに見立てて、ホイットニー・ヒューストンの

モノマネをするなど、音楽が大好きでしたが、最初のキャリアはファッション

モデルとして築かれました。 ミラノやケープタウンなど、世界の大都市を

飛び回り、その後7年間ニューヨークにて活躍されます。

 

しかし、音楽への思いは断ち難く、グリニッジ・ヴィレッジのビター・エンド

などのクラブで歌い始めます。そして、2005年に音楽の道を進むことを

決意されたイマニーさんは、ご自分で作った6曲入りのデモCDだけを手に

パリに降り立つと、モデルをやめ、妹のファトウさんと共にライブハウスや

クラブなどのブッキング・マネージャーを訪ね歩き、徐々に歌う場所を確保

し始めます。

 

ハスキーでどことなくメランコリックな歌声、エスニックな色合いを帯びた

リズミカルな曲調は、時に初期のトレーシー・チャプマンを彷彿させると

して話題になりました。

 

そして、2010年の夏にレコーディングされたイマニーさんのデビュー

アルバム「こころの歌」が、先月29日にリスペクトレコードから発売に

なったということで、今回はアルバム「こころの歌」から3曲をご紹介

いただきました。

 

 

☆イマニーさんの日本デビュー盤「こころの歌」は、2500円(税込) にて、

  リスペクトレコードから発売中です!

 

 

今日、ご紹介いただいた音楽は・・・

1.あなたは知らない / イマニー

2.ここに来て / イマニー

3.傷心のかたち / イマニー

以上の3曲でした。

 

 

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