『音楽マスターピース』では、東京日仏学院の音楽担当で、
DJとしても活躍されている、シリル・コピーニさんに出演して頂きました。
今回は、4月11日にパリで行われる『東日本大震災チャリティコンサート』
についてお話し頂きました。
フランスで活動する日本人ミュージシャンや、日本を愛するフランス人
ミュージシャンなど、日本にゆかりのあるアーティストが競演するという
このチャリティコンサートは、チケット収益のすべてが「日本赤十字」と
NPO法人「国境なき子どもたち」を通して被災地に寄付されるそうです。
なお、このチャリティコンサートの模様は、インターネットでライブ中継
(現地時間:11日の午後8時・日本時間:12日の午前3時)されます。
詳しくは、コチラをご覧ください。
また、40年以上前から日本と交流を持ち、今回のチャリティコンサートにも
出演されるジェーン・バーキンさんは、以下のようなメッセージを発信しています。
私は40年前から、日本と親しくしてきましたので、今回の大惨事を新聞や
テレビなどの報道で知ってからというもの、そのことで胸が一杯です。
家族を亡くされた方、母が娘を、娘が母を亡くすというのは、どんなに
堪え難いことでしょう。どの様にそうした方々に言葉をかけたらいいか、
分かりません。繊細な感性と、心優しさを持った日本人の特性を、
私はこれまでずっと愛してきました。そんな人たちに降り掛かった試練を、
私は黙ってみていられないのです。きくところによると、津波の被災者の方々は、
今もまだ寒さの中や、暗がりの中で、援助がくるのを待っておられるとききました。
石巻市や松島市の辺りでは、まだ救済の手が届いていないそうです。
もしそうだとしたら、一刻の猶予もなく、軍のヘリコプターで、そうした人たちを
助けていただきたいのです。英軍や仏軍も、日本にいっているかもしれません。
家族だけでなく、家も何もかも、すっかり失った人たちを孤立させないようにして
欲しいのです。お願いします。私の持てるだけの愛を送ります。
ジェーン・バーキン
今日、ご紹介いただいた音楽は・・・
1.無造作紳士(ラクアボニスト) / ジェーン・バーキン
2.ジュ・ヴ / ザズ
3.シェンシーラ / 三宅純&スブリーム
以上の3曲でした。