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本屋さんへ行こう!の最近のブログ記事

ブックコンシェルジュ・ジュンク堂池袋店の田口久美子さん

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毎週火曜日は「本屋さんへ行こう!」

ジュンク堂池袋店副店長の田口久美子さんにお越しいただきました。

読書週間まっただなかです。読書に関するアンケートで、

「あなたは月に何冊本を読みますか?」という問いにいちばん多かったのは

「1ヶ月に1冊程度」(全体の18,9%)。日本人は昔から、よく本を読むそうです。

そして「あなたが読書をするのはどんな時?」いちばん多かったのは

「自宅でくつろいでいいる時」(全体の7割)。

そして「お風呂に入っているとき」(8,4%)なんていう回答も。

お風呂で本を読めるようなグッズもいろいろ発売されています。

さて、最近、田口さんの書店で売れている注目の本は

「ジェノサイド」高野和明著(角川書店)。3月の発売以来コンスタントに売れ続けている。

田口さん曰く「途中でやめられなくなる」。邦丸さんの奥さんも読んだそうです。

そして今爆発的に売れているのが「スティーブ・ジョブズ伝記」(講談社)。

純子さんは自らのお勧め本「1985年のクラッシュ・ギャルズ」(文芸春秋)の話題が

田口さんと合って大喜び!

本を読むことでいろんな症状を改善しようという店頭フェア「日本橋ビジネスクリニック」

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第4火曜日は、永井まどかさんがレポートする、本屋さんからの店頭情報「さあ!本屋さんへ行こう」。

今日は、丸善日本橋店で行われているフェアを紹介します。

本をお薬に例え、本を読むことでいろんな症状を改善したり、スキルを身につけてもらおうという

「日本橋ビジネスクリニック」。

企画した丸善日本橋店の葛目麻子さんにうかがったところ、

よみぐすり、という考え方で、この読み薬=本を読めば症状が改善する、という本をいくつかの

処方箋=POPとともに紹介しているとのこと。

たとえば「マーケティングって何のことか実はわからないのに使っている」という症状の方には

「実況LIVEマーケティング講座」という本がオススメ。

服用後の効果は「この読みぐすりを読めば、講義形式でマーケティングのイロハが学べます」というわけ。

すでに永井まどかさんが持っている本もフェア店頭に並んでいました。

仕事や結婚・恋愛に悩む20代~30代の女性に、同じ悩みを乗り越えてきた「姉世代」の女性から

エールを送るエッセイ集「妹たちへ」。

永井さんが地方局のアナウンサーからフリーになった数年前、今後どうしていけばいいのか

悩んでいるときに読んで、元気をもらえたそうです。無意識に読みぐすり=本を手にして、効果を実感していたわけですね。

永井さんは今回、このフェアで1冊「なぜあの人の話し方は強くて美しいのか(アスカプロダクツ)」という本を

買ってみました。早速効果が現れそうです!

古書店へ行こう!神保町の古書店主・纐纈久里さんと高山剛一さん

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神保町・大屋書房の4代目修業中・纐纈久里さんと、同じく神保町・高山本店の5代目で

古書店連盟の広報・高山剛一さんにお越しいただきました。

大屋書房の名物といえば「妖怪」のコレクション。古書や浮世絵、和本を数多く販売していますが

その中からスタジオに「妖怪カタログ」を持ってきていただきました。

実相寺昭雄監督の映画「姑獲鳥の夏」にも、大屋書房の店内をモデルにした本屋さんが登場したとか。

(堤真一さんが演じる「京極堂」という本屋さん)

そして、神保町の大きなイベント「第52回 東京名物神田古本まつり」が10/27(木)~11/3(木)のあいだ

開催されます。27日から毎日「青空掘り出し市」と称して歩道にぎっしり100万冊の古本が並びます。

また28日から毎日行われる「特選古書即売会」ではめったいに見られない本、珍品、良書が揃います。

連日本に関するイベントがいっぱい。ぜひお越しくださいと、広報高山さんから熱く語っていただきました。

 

「第52回 東京名物 神田古本まつり」公式サイト

http://jimbou.info/news/furuhon_fes_index.html

大人も付録に夢中!「大人の科学マガジン」

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子供のころ夢中になった学研の「学習」と「科学」。

付録を組み立てていたときのワクワクをもう一度、とばかり

いま「科学」の大人版が創刊されています。

学研「大人の科学マガジン」編集長・西村俊之さんにお越しいただきました。

創刊号の付録は、昭和42年の「4年の科学」についていたのと同じ「ポンポン船」。

(邦丸さんは当時の「科学」を購入してて覚えていたそうです!)

今まででいちばん人気の号の付録は「プラネタリウム」。

スタジオの電気を消して本格的に動かしてもらいました。

そのほか二眼レフカメラ、ミニエレキギター、テルミン等々、

大人が夢中になりそうなものばかり。

次号32号(11/30発売)の付録は、「電子ブロックmini」です。

いま、作成途中の「電子ブロックmini」を持ってきてもらいました。面白そう!

 

「大人の科学マガジン」公式サイト

http://otonanokagaku.net/

本屋さんへ行こう!ブックコンシェルジュ田口久美子さん

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毎週火曜日は「本屋さんへ行こう!」

ジュンク堂池袋店副店長の田口久美子さんにお越しいただきました。

前回出演時に紹介した「未来ちゃん(川島小鳥著・ナナロク社)」という写真集。

撮影場所は、佐渡だったそうです。写真集の作者・川島小鳥さんは

名前からかわいい女性をイメージしますが、

現在31歳の男性カメラマンだそう。

この「未来ちゃん」もそうですが

写真集って、被写体の後ろに、日本人の暮らし、背景、風土がそのまま表現されます。

田口さんがもう1冊お持ちくださった写真集「旅ゆけば猫(岩合光昭著・日本出版社)」も

猫の後ろにいろんな日本の風景、暮らしが写っています。

今の日本人は、写真に背景を、やはり求めてしまうんですね。

そしてもう1冊、田口さんのお勧め本は「困ってるひと(大野更紗著・ポプラ社)」。

難病と闘う著者のブログの書籍化ですが、前編を通して明るく、客観的でコミカルな記述も。

「闘病もの」といわれる分野も、お涙ちょうだい一辺倒ではなくなってきています。

以上3冊、ブックコンシェルジュのお勧め本を紹介しました!

「さあ!本屋さんへ行こう」レポーター永井まどかさん

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第4火曜は、本屋さん店頭から最新情報をお届けする「さあ!本屋さんへ行こう」

今日もレポーター永井まどかさんが紹介してくれたのは

読書の秋!秋の店頭フェア。

文化放送のお隣、世界貿易センターにある大きな本屋さん・文教堂書店浜松町店の前田直希さんによると

いま現在は「この女性がスゴイ!」フェア開催中。

最近は、女性刑事が活躍する小説がヒット中なのでそこに注目。

テレビドラマ化された「アンフェア」「絶対零度」「ジウ~警視庁特殊犯 捜査係」など、

今の日本が強い女性の活躍を求めているようです。

そんな「この女性がスゴい!」フェアでイチオシの小説が、

深町秋生さんの「アウトバーン」。

サブタイトルに「組織犯罪対策課 八神暎子」とついている、女性刑事小説。

誰もがうらやむ美貌を武器に、暴力や、悪党と手を組んだりする、危険な女刑事が登場。

版元の幻冬舎 長濱良さんによると、深町さんは元サラリーマン。福岡の会社員時代に

故郷山形の小説講座に、往復8万円かけて通って小説家デビューした努力の人。

今では売れっ子作家の深町さんの「アウトバーン」はシリーズ化が決まっているそう。

というわけで、秋のフェアは書店側の個性が出ます。ユニークなフェアで、新しい本に出会ってみましょう!

古書店(こしょてん)へ行こう!「塩竈ブックエイド」

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古書店(こしょてん)へ行こう!
南陀楼綾繁さん(編集者・ライター) & 牧野伊三夫さん(画家)

南陀楼さんが取り組む活動「一箱本贈り隊(ダンボール箱に本を詰め込んで
被災地の皆さんへ送る活動)」の最新イベント情報です!

10月22日(土)23日(日)
宮城県塩竈市にて「一箱本送り隊 塩竈ブックエイド」というイベント

22日(土)は宮城県塩釜市の
「ふれあいエスプ塩竈」を会場に、
一箱古本市や古本バザー、
「ワークショップ・思い出の本づくり」などが行われます。

そして23日(日)は、塩竈市公民館本町分室の大講堂で、
牧野伊三夫さんによるライブペインティングや、
小津安二郎監督の映画
『大人の見る繪本 生れてはみたけれど』上映会、
そして古本バザーやカフェなどが、
にぎやかに行われます。

牧野さんのライブペインティング「音楽と絵の即興コラボレーション。塩竈にて」
三浦陽子さんのピアノに乗せて、牧野伊三夫さんが壮大な絵を
生で描いていくものです。
実際に、生放送の最中に音楽を流して、絵を描いてもらいました!!

一箱本送り隊 ホームページ http://honokuri.exblog.jp/

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純子アナ大興奮!女子プロレス専門誌「RINGSTARS」

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毎月第2火曜日は「雑誌魂!」

女子プロレス専門誌「RINGSTARS」編集長・泉井弘之介さん(左)と

元女子プロレスラーで現在は女子プロレス団体「スターダム」のゼネラルマネージャー

風香さん(右)にお越しいただきました。

20年前、クラッシュギャルズに憧れ、一瞬その道を本気で目指そうとした純子アナは大興奮!

最新号の表紙は今イチオシのレスラー2人、愛川ゆず季さんとRENAさん。

「RINGSTARS」はプロレス会場や書店の店頭、Amazon等で購入できます。

風香さんはそのアイドル的容貌で写真集も出されています。

 

女子プロレス専門誌「RINGSTARS」公式サイト

http://ameblo.jp/ringstars/

 

 

 

震災から半年間の書店界

9月11日で東日本大震災からまもなく半年ということで、この半年間の出版業界の動向などについて、「くにまるジャパン」のブックコンシェルジュ、ジュンク堂池袋店副店長の田口久美子さんのご経験なども含め振り返っていただきました。

 

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よく売れた本は・・・吉村昭「三陸海岸大津波」など。
原発、地震、津波の本もよく売れたそうです。
      
なかでも、田口さんがお勤めのジュンク堂池袋店の売り場で、子供を持つ女性社員がぜひ!とおすすめする本は・・・。
文芸社文庫の「放射能物質から身を守る食品」という文庫本。
著者は伊藤翠(いとうみどり)さんという方。

長崎の原爆で被爆した病院が実施したある「食べ物」を参考にした食事療養法と、民間療法の本なんですが、その「食べ物」のおかげで、その病院の原爆症の発症率が、極端に低かったそうです。

田口久美子さんは毎月第一火曜日にご登場です。

夏の文庫フェア

第4火曜日の「本屋さんへ行こう!」は「さあ!本屋さんへ行こう!」。

ネット書店にはない本屋さんの楽しさを、レポーターの永井まどかさんが取材、お伝えする企画です。

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今回は、毎年この時期に行われている「夏の文庫フェア」の取材のため、

丸善丸の内本店の店頭にお邪魔してきました。

 

角川書店では、この夏の文庫フェアで、芥川龍之介や夏目漱石といった文豪の作品を

てぬぐい専門店「かまわぬ」とのコラボによる素敵な和柄にしたところ、売り上げが大幅にアップしたそうです。

通常は書店は4月に売り上げが最大になり、夏場は落ち込み、年末にかけて回復していくという売れ行きになるそうですが、

文庫に限っては夏が一番伸びるとか。

とくに今回の和柄で売り上げを伸ばしているような文豪系の作品は、親子で読んだりも出来るので

まずます売れるのだそうです。

 

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