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本屋さんへ行こう!の最近のブログ記事

雑誌魂!「ダ・ヴィンチ」編集長・関口靖彦さん

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本に関する情報が充実の人気月刊誌「ダ・ヴィンチ」編集長の関口靖彦さんにお越しいただきました。

1994年創刊。関口さんは去年から編集長を務めています。

発売中の最新号(7月号)は綾瀬はるかさんが表紙。

「ダ・ヴィンチ」は、マニア向けではなく、一般の方に「本って面白そう」と思ってもらえる

入り口を目指す雑誌なので、あの俳優さんがこんな本を読んでる、薦めてる、という記事は

本を読む入り口になるそうです。

また「上半期Book Of Year 2012」という特集は、今年上半期に話題になった

作品を紹介しています。

邦丸さんの大好きな作家・有川浩さんの人気作品「図書館戦争」も、

劇場版の公開を記念して特集、有川さんインタビューなど掲載されています。

しばらく本を読んでないなーという方も、本をちょっと読むと

心に別の扉が開くというか、気持ちが広がって新しい風が吹く感じがしますよね。

そんな気持ちを、編集長として読者に届けたいそうです。

 

公式サイト「ダ・ヴィンチ電子ナビ」

http://ddnavi.com/

ジュンク堂池袋本店・田口久美子さんと雑誌売り場主任の小高聡美さん

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くにまるジャパンのブック・コンシェルジュ・ジュンク堂池袋本店の田口久美子さんと

1階雑誌売り場主任の小高聡美さんにお越しいただきました。

入社8年目の小高さん、昔も今も雑誌は大好きだそう。

雑誌の、敷居が低く、書物へのドア的役割を果たしているところが魅力だとか。

古い雑誌も、時々読み返すと、いろんな発見があって楽しいですよね。

雑誌売り場の小高さんの仕事は、雑誌を陳列したり、出版社の方と打ち合わせしたり

他の書店で自分の書店においてないものを見かけるとすぐに連絡を取るそう。

雑誌は表紙が命なので、なるべく各雑誌が目立つように

同系色のものは並べないよう(表紙の白い雑誌と黒い雑誌を並べて

両方とも引き立つように)工夫するそうです。

最近の雑誌売り場の特徴的な動きとしては、やはり付録付き雑誌の台頭、

そして先日の金環日食の際の、日食グラス(付き雑誌)の飛ぶような売れ行き、

そしてスカイツリー開業とあってスカイツリー関連の雑誌も売れたとか。

2階の地図・実用書コーナーでは、ポプラ社の「図解絵本東京スカイツリー」という絵本が

よく売れました。作者のモリナガヨウさんが、何もないところから完成するまでを

2年以上にわたり長期取材。これは、邦丸さんを含む「現場萌え」の男子にはたまらない!

あの「タッチ」の続編がスタート!小学館「ゲッサン」編集長・市原武法さん

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あだち充先生の名作マンガ「タッチ」の続編「MIX!」の連載がスタートしたという

小学館の雑誌「ゲッサン」の編集長・市原武法さんにお越しいただきました。

あだち先生の担当編集も兼ねている市原さん、現在38歳と、ジャスト「タッチ」世代です。

「タッチ」を読者として読んで育った市原さんは、このマンガは「俺たちのマンガだ!」と思ったそうです。

「大人から提供されたものでない、俺たちが共有できるマンガだ!」と。

実際に編集者として接してみると、あだち先生は「永遠の中学生(市原さん談)」とのこと。

続編である「MIX!」は、「タッチ」と全く画風も変わらず、「タッチ」ファンには楽しみな

小ネタをいろいろと用意して展開していきます。舞台はもちろん明青学園。

具体的な内容は、是非!書店で買った読んでいただければと思います。

そしてうれしい情報!あだち先生は大のラジオ好きで、

たいてい夜の12時くらいから翌昼の14時、15時くらいまでお仕事をされるそうですが

その間、朝6時から、14時くらいに眠くなるまで、ずっと「文化放送」を聴いてて下さっているそうです!

「野村邦丸さんと是非お話がしたい」とおっしゃってるそうです。

あの「タッチ」のあだち充先生がくにまるジャパンを聴いてくれているなんて!

野村邦丸感激!もうくにまるリスナーは「ゲッサン」読むしかないネ!

レポーター永井まどかさんが「大人のための音感トレーニング本」を紹介

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書店の店頭から最新情報をお届けする「さあ!本屋さんへ行こう」

レポーター永井まどかさんが、最近すごく売れているという

「大人のための音感トレーニング本(リットーミュージック)」を紹介してくれました。

版元のリットーミュージックの担当・橋本修一さんのお話では、

大人になってからでも鍛えることができるという「音感」をテーマに

理論などをじっくり教えてくれる内容になっているそうです。

著者はジャズギタリストの友寄隆哉さん。去年4月の発売と同時に

Amazonで音楽書籍売り上げ1位となり、増刷を繰り返しているという人気だそうです。

購買層は30~40代の男性。女性は子供の頃からピアノを習ったりして音感を鍛えているので

男性のほうが音感に興味を持つのではないかという話でした。

「音感」を鍛えるための付録CDもついていて、英会話のように実際に聴きながら身につけられそうです。

というわけで、残念ながら今日で永井さんは番組を卒業。

ご主人のお仕事の関係で、ベルギーに渡るそうです。

美味しいベルギービールとワッフル食べて、元気にお過ごしくださいね!

古書店へ行こう!古書BAR「古書 赤いドリル」店長・那須太一さん

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世田谷区下北沢にある古書BAR「古書 赤いドリル」の店長・那須太一さんにお越しいただきました。

「SPA!」や「esse」の出版社・扶桑社で16年広告営業をされたあと

「革命」をテーマに古書店を開店しようと決意。

古書店を開くきっかけは、連合赤軍のメンバー坂口弘の著書「あさま山荘1972」。

連合赤軍事件を通して古書店と出会い直し、60年代、70年代を出会い直して

かなり個性的な品揃えの古書BAR開店となりました。

(店名の由来も、「ドリル」は那須さんが組んでいたバンド名から、

「赤」はもちろん連合赤軍や革命、そして広島カープファンなので・・ということだそうです)

レアな古書たちに囲まれながらお酒を楽しむという、マニアにはたまらない

幸せな空間になっています。

(アマチュア野球ファンでもある那須さん、高校野球おたくの邦丸さんと話が止まらなくなりました)

下北沢駅南口から徒歩5分。営業時間等詳しいことは「赤いドリル」の公式サイトでチェックしてくださいね!

 

「古書 赤いドリル」公式サイト

http://aka-drill.com/

雑誌魂!日本の異空間探検マガジン「ワンダーJAPAN」編集長・関口勇さん

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珍スポットや珍建築、廃墟、工場、遺跡など、各地に残る不思議なもの、

異空間を感じさせるものをオールカラーで取り上げる季刊誌「ワンダーJAPAN(三才ブックス)」の

編集長・関口勇さんにお越しいただきました。

2005年に創刊した時、企画を出しても、「何それ?」という感じだったそうですが

創刊7年目を迎え、最新号が来月6/16に発売になります。

関口さんが取材して、印象に残った場所は・・・

 

・衝撃を受けた場所→長崎の軍艦島。全身の毛が逆立つようなゾワゾワ感が。

・苦労した場所→広島の源宗坊寺。黒い大仏でインパクト十分。細いうねうね道で行くのに苦労。

・魅了された場所→岩手の松尾鉱山跡のアパート群の廃墟。雲上の楽園と言われ、

丘の上に廃墟のアパートが林立。

・もう一度行ってみたい場所→滋賀の佐和山遊園。おじいちゃんがひとりで城や五重塔を作っている。

作ってるそばから壊れる。

 

なんだか聴いただけで異空間へ引き込まれそうなインパクトですね。

最新号では、埼玉&東京のスポット特集、また全国に残る日本の戦争遺跡の特集もあります。

この異空間、やみつきになりそう!

 

ワンダーJAPAN 公式サイト

http://www.104-0031.com/wj.html

 

 

 

ブックコンシェルジュ・ジュンク堂池袋本店の田口久美子さん

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ブックコンシェルジュ・ジュンク堂池袋本店の田口久美子さんにお越しいただきました。

まず、第16回手塚治虫文化賞のニュースから。

特別賞に、仙台の塩川書店五橋店が、東日本大震災直後に回し読み用に提供した「あの少年ジャンプ」に決定しました。

避難所で、ボロボロになるまで回し読みされた週刊少年ジャンプ。

いま、この号は集英社のジャンプ編集部に寄贈されて、大切に飾られているそうです。

そして、今回の本題は「本屋大賞2012」。

大賞は三浦しをんさんの「舟を編む」でした。出版社に勤める主人公が、新しい辞書の編集セクションに異動になり

だんだん辞書の世界に没頭してゆく、というお話。

全国の書店員さん絶賛!今回の総得票数のおよそ6割を集めたそうです。

以降、

2位、「ジェノサイド/高野和明」3位、「ピエタ/大島真寿美」・・・と続きます。

田口さん推しの「人質の朗読会/小川洋子」は5位、

くにまるさん推しの「ビブリア古書堂の事件手帖/三上延」は8位、

安西さんが読んだ「プリズム/百田尚樹」は10位という結果でした。

そして新部門、翻訳小説部門の1位はドイツの刑事事件弁護士さんが書いた

「犯罪/フェルディナンド・フォン・シーラッハ」。

この本屋大賞の影響かどうなのか、

辞書関係の本が売れているそうですよ。

レポーター永井まどかさんが「テルマエ・ロマエ」ほか、映画化された漫画に迫る!

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本屋さんの店頭から最新情報をお届けする「さあ!本屋さんへ行こう」。

レポーター永井まどかさんが、漫画を映画化することによるメリット・デメリットや

影響力についてレポートしてくれました。

GWに公開の話題の映画「テルマエ・ロマエ」阿部寛さんが主演の、ローマ帝国と現代の日本を行き来する

「お風呂ムービー」。「テルマエ・ロマエ」を連載しているエンターブレイン「コミック・ビーム」編集長の

奥村勝彦さんによると、映画化するつもりはまったくなく、話が来て作者も編集部もびっくりだったそう。

作者のヤマザキマリさんは、イタリア人のご主人が古代ローマおたくだったことから

この話を思いついたそうです。

また、文教堂二子玉川店の店長・瀬戸信之さんによると、やはり映画化された漫画は部数が伸びるそう。

それも、女性をターゲットにした映像化は、かなり売り上げが上がるイメージ(花より男子、など)

映画が始まる前のほうが良く売れるんだそうです。

しかしデメリットもあり、映画が当たらなかった場合、まだ連載が続いているにもかかわらず

漫画自体にも「終わっちゃった感」が世間に蔓延してしまうそうです。単純に映画化されたからって

喜んでもいられないのですね!

古書店に行こう!南陀楼綾繁さんが不忍ブックストリートweekを紹介

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今日は「古書店へ行こう!」編集者でライターの南陀楼綾繁さんが、

4/20~5/6までの17日間、不忍通りの通称「不忍ブックストリート」で開かれるイベント

「不忍ブックストリートweek」を紹介してくださいました。

注目は、4/28(土)5/3(祝)の2回開かれる一箱古本市。

くにまるジャパンではおなじみのえのきどいちろうさんも出展するそうです。

そのほか「東北ブックコンテナ出張版」「痕跡本のすすめ」など、期間中、全部で36のイベントが

目白押しの「不忍ブックストリートweek」。GWのお出かけに是非お越し下さいね!

 

「不忍ブックストリート」公式サイト

http://sbs.yanesen.org/

南陀楼綾繁さん 公式ブログ

http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/

雑誌魂!宝島社「月刊宝島」編集長・富樫生さん

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今日は宝島社の「月刊宝島」編集長・富樫生さんにお越しいただきました。

「宝島」といえば宝島社の基幹雑誌。その歴史は古いんです。

1973年に他社で出版された「ワンダーランド」という雑誌が前身で、

その後、時代の変遷とともにスタイルを変えてきた、同時代性の高い雑誌です。

70年代はサブカル雑誌、80年代はパンク・ニューウェーブの音楽誌、

90年代はヘアヌード等が載ったエンタメ情報誌、以降月刊ビジネス誌→

いまは総合情報誌、となっています。今出ている最新号の目玉特集は「アイドルの経済学」。

宝島ならではの、独特の切り口が面白い企画です。

そして「宝島」といえばやはり「VOW」。看板や誤植など、街のヘンなものを

投稿する人気ページですが、単行本の売り上げが累計1000万部近くと、

超人気コンテンツになっています。

「宝島」来月号(6月号)は4/25発売。ぜひ、書店で手にとってみてください!

 

「月刊宝島」公式サイト

http://tkj.jp/takarajima/

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