「別海から来た女 木嶋佳苗 悪魔祓いの百日裁判」「東電OL殺人事件」の
著者でノンフィクション作家の佐野眞一さんにお越しいただきました。
木嶋佳苗被告の事件「首都圏連続不審死事件」はセンセーショナルに
報道されましたが、佐野さんは木嶋被告の出身地・北海道別海町まで
足を運び精力的に取材、公判も全て傍聴しました。
佐野さんの言葉を借りると「アドレナリンが噴出した事件」。
今までこんな犯罪者は過去に例がなかったそうです。
裁判を傍聴していても、佐野さんは気持ち悪くなることが多かったそう。
死刑判決の後に発表された彼女の手記についても
「死刑判決の直後の手記だとはとても思えない。
よどみなく書かれ、ありきたりの文章のコピペのような文体、
そして犯した罪を全く反省していない様子に、
彼女の人間性は壊れていると思った」と語ってくれました。
そして東電OL殺人事件にも最近動きがありました。
先日の、再審が決定した日は、なんと被害女性の誕生日だった。
彼女が、真犯人を探すため、現場の渋谷円山町に降臨したのだ、と
佐野さんは思ったそうです。
「別海から来た女 木嶋佳苗 悪魔祓いの百日裁判」(講談社)
そして「東電OL殺人事件」(新潮社)
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