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本屋さんへ行こう!の最近のブログ記事

絵本「明日のカルタ」著者で人気放送作家の倉本美津留さん

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新感覚の絵本「明日のカルタ」(日本図書センター)著者で人気放送作家の
倉本美津留さんにお越しいただきました。
「ダウンタウンDX」(トスポの声は倉本さんだそうです!)「伊東家の食卓」
「M-1グランプリ」等人気バラエティ番組を多数手掛ける売れっ子放送作家の
倉本さん、イベントでこども向けのカルタ大会を実施したことから今回の絵本
「明日のカルタ」の企画を思いつきました。
読み札、絵札、そして解説が1冊の本になっています。
例えば「あ」→「明日は明るい日。明日の明日はもっと明るい日。
だから未来はすごく明るい」。
「き」→「キリンの特徴を、首が長い以外で答えるカッコよさ」
「も」→「森へ行こう。めちゃくちゃだから」
子供向けですが、大人も考えさせられる深い内容。倉本さんの解説も
読み応えがあります。既に8万部突破のベストセラー。お子さんへの
クリスマスプレゼントにいかが?               
そして倉本さんのオススメ本。
「いわずにおれない/まど・みちお」(集英社be文庫)
「ぞうさん」「いちねんせいになったら」等童謡の作詞家として著名な
著者が綴りだす、深く優しい言葉の数々。

倉本美津留さんのツイッター
https://twitter.com/kuramotomitsuru

「ビジネスで一番大切なしつもん」著者で「質問家」の松田充弘さん

k20131126h.jpg話題の本「ビジネスで一番大切なしつもん」(日経BP社)の著者で、
「質問家」の松田充弘さんにお越しいただきました。
松田さんの肩書「質問家」が示すとおり、この本は「質問力の身につけ方が
わかる本」となっています。ビジネスの成功を左右するのが人間関係。
人間関係の壁を壊すためにできる第一歩は「いい質問」をすることだそうです。
ポイントは「誰のための質問か?」。遅刻した部下に上司が「なんで遅刻したのか?」と
「尋問」するのではなく「遅刻しないようにするにはどうすればいいと思う?」と
相手の気づきに繋がるような「いい質問」をすることが大事だそうです。
そして今回は、鈴木純子アナに松田さんが実際に「しつもん」をしてみました。
松田さん「仕事や子育て、プライベート、どんなバランスがベストですか?
理想のバランスを作るにはどうすればいいと思いますか?」あれこれ答えているうちに
純子アナ、いろんな気づきがあり、深く考えるきっかけにもなりました。
そして松田さんのオススメ本。
「グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ/デイビット・ミーアマン
スコット&ブライアン・ハリガン」(日経BP社)
米国の有名ロックバンドの手法(自分たちの音楽を無料で解放した。
撮影録音コピー、シェアOKと、今に繋がるやり方)を紹介。

松田充弘さん 公式サイト
http://www.mahoq.jp/

「志茂田式ぐるぐるフィットネス」著者で直木賞作家の志茂田景樹さん

k20131119m.jpg話題の本「志茂田式ぐるぐるフィットネス」著者で直木賞作家の志茂田景樹さんに
お越しいただきました。「黄色い牙」「汽笛一声」等数々の作品で知られる志茂田さん
ですが、やはり独特のファッションに注目!今日もお馴染みレインボーヘアに赤・黄色・
オレンジのニット、赤いショートパンツ、水玉のタイツと華やかです。
今回の著書「志茂田式ぐるぐるフィットネス」(講談社)は、自慢の脚線美を維持
している志茂田さんオリジナルのエクササイズが紹介されています。
実際にその「ぐるぐるフィットネス」をスタジオで披露していただきました。
家で、オフィスで、簡単にできそうなエクササイズですが実際にやってみると
邦丸アナも純子アナもちょっと汗ばむほどの運動。でも自分のペースで
ゆるく取り入れられるのが「志茂田式」のいいところだそうです。
そして志茂田さんのオススメ本。
「桐島、部活やめるってよ/朝井リョウ」(集英社文庫)
若き著者の出世作。「彼のような『ゆとり世代』が今後社会を動かす」と
志茂田さん絶賛!

志茂田景樹さん 公式サイト「志茂田景樹のWEB絵本読み聞かせ劇場」
http://www.kageki.jp/

「わが盲想」著者、日本語のうますぎる盲目のスーダン人、モハメド・オマル・アブディンさん

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話題の本「わが盲想」(ポプラ社)著者でスーダン人のモハメド・オマル・アブディンさんに
お越しいただきました。
1978年生まれのアブディンさん。生まれた時から弱視で、12才の時に視力を
失いました。19才の時、視覚障害者を支援する団体の招きで来日、福井の盲学校で
展示や鍼灸を学びます。その後、故郷スーダンの平和を築くため学問を学びたいと、
東京外国語大学の大学院に進学。現在博士論文執筆中です。
ライオンのように厳しいお父さんの大反対を押し切って来日してから今日までの
波乱万丈の日々をつづったブログが1冊の本「わが盲想」になりました。
日本語が達者でダジャレ好きのアブディンさん、「スーダンてどんなところ?」と
聞かれたらこう答えます「日本より数段(スーダン)広くて数段(スーダン)暑いよ」。
漢字の使いこなしも自由自在、豊富な語彙で人々を笑わせながら祖国スーダンの平和や
文化の向上を願って研究を続けています。
声で人となりがわかるというアブディンさん、邦丸さんの声をきいて「キャッチャー
体型でしょ?」と一発で当てちゃいました!
そしてアブディンさんのおすすめ本。
「小さいおうち/中島京子」(文春文庫)
昭和初期の戦前~戦時中、中流家庭にお手伝いとして勤めた女性の回顧録。
アブディンさん「視覚障害とは、情報障害のことなんです。誰かの助けを借りないと
情報が得られない。いまは自由に本が読めて素晴らしいと思う。みんなにもっと
本を読んで欲しい」と語っていたのが印象的でした。

ジュンク堂池袋本店の副店長田口久美子さんが語る書店業界いまむかし

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くにまるジャパンのブックコンシェルジュ、ジュンク堂池袋本店の田口久美子さんに
お越しいただきました。
今日は「昔の本屋さんと今の本屋さん、ここが違う!?」。田口さんは「書店の歴史は
25年周期で変化する!」説を唱えています。1950年~1975年は、町の書店、駅前の
書店の隆盛期。1975年~2000年は大型書店が次々とオープンし書店業界をリードします。
2000年~現在は、現在大きなルートとなっているネット書店と大型書店の共生期。
この先、電子書籍シェアがもっと増えるのでは・・・という田口さんの予想でした。
そして田口さんのオススメ本。
「政と源/三浦しをん」(集英社)
ふたり合わせて146才の幼馴染の男二人の人情譚!
「まほろ駅前狂騒曲/三浦しをん」(文藝春秋)
大人気「まほろ駅前シリーズ」最新作。男性同士の友情人情モノの描き方は秀逸!

「バーのマスターはなぜネクタイをしているのか?」著者の林伸次さんと編集者の筒井奈々さん

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木曜日のコーナー「音楽マスターピース」でおなじみ、ボサノヴァ研究家で渋谷のワインバー
「バール・ボッサ」店長・林伸次さんと、DU BOOKS編集者の筒井奈々さんに
お越しいただきました。
林さんの著書は「バーのマスターはなぜネクタイをしているのか?~僕が渋谷でマスターを
続けられた理由」。もともと林さんのバーのお客さんだった筒井さんが、林さんの
Facebookやブログの秀逸な文章を見て「これは!」と書籍化をもちかけました。
バーのマスターがなぜネクタイをしているのか、その理由や、困ったお客さんが来た時の
対処法、そして「『夫婦』はバーに来ない」その理由など、カウンターの中から
いろんな状況のお客さんを見てきた林さんの鋭い観察眼が光る内容です。あまりの面白さに
一気読みした純子アナも太鼓判。これからバーを始めたいという人にも参考になる一冊です。
そして林さんのオススメ本。
「飛行士と東京の雨の森/西崎憲」(筑摩書房)
林さんのライターの師匠・西崎さんの最新刊。「世界に存在しない音楽」について描写。

林さんが店長を務めるワインバー「バール・ボッサ」公式サイト
http://barbossa.com/01-top/

「利休にたずねよ」著者・歴史小説家の山本兼一さん

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直木賞受賞作で、12月に映画が公開になる「利休にたずねよ」の著者で歴史小説家の
山本兼一さんに、京都のお仕事場の近くの某所でお話を伺ってきました。
1956年京都生まれ、鴨川で魚を取るのが大好きな子供だったという山本さん、同志社
大学卒業後は出版社に勤務、その後編集プロダクションを経てライターに転向。
36歳から京都に戻り時代小説の執筆に入ります。1999年「弾正の鷹」で小説NON創刊
150周年記念短編時代小説賞佳作となり、その後「白鷹伝」「火天の城」など時代小説の
秀作を発表、2009年に「利休にたずねよ」で直木賞を受賞しました。
歴史小説家である山本さん、史実に資料として残っている箇所はきっちり押さえて
踏み外さないようにし、残っていない空白の部分を作っていくのが楽しいのだそうです。
今回、12月に市川海老蔵さん主演で映画が公開になる「利休にたずねよ」(PHP文庫)。
伝説の茶聖と呼ばれた利休の謎の部分に迫る作品で、若き日、情熱的な禁断の恋に落ちる
利休の姿を描いて彼の心に秘められた謎に迫ります。
主演の海老蔵さんは山本さんのご指名で、執筆中から、内面に情熱を秘め、所作が美しい
海老蔵さんがずっとイメージにあったとのこと。
山本さんの次回作は、「痛み」をテーマにした、花魁と札差の物語だそうです。
こちらも楽しみですね!

編集者でライターの南陀楼綾繁さん・石巻に新しい図書館がオープン!

k20131015k.jpgこのコーナーではおなじみ、編集者でライターの南陀楼綾繁さんに
お越しいただきました。
震災直後から、「一箱本送り隊」というプロジェクトで東北の各地へ本を
届ける活動を続けていた南陀楼さん。その活動の成果もあり、今年の7月に
石巻の中央部商店街に市民のための新しい図書館「石巻 まちの本棚」が
オープンしました。選び抜かれた1000冊の本が本棚に並ぶ、ナチュラルな
インテリアのコミュニティスペースです。居心地の良いこの場所で、
トークショウやワークショップ等、本に関する企画が盛んに行われているそうです。
このような動きを、東北だけでなく全国各地に広げていきたいと語る南陀楼さんでした。
そして南陀楼さんのオススメ本。
「ワタノハスマイル 笑顔になったガレキたち」(青幻舎)
被災地石巻の渡波の子供たちが津波のガレキで作ったという、ユニークなオブジェの写真集。
「屋上野球」(編集室 屋上)
野球そのものでなく野球のサイドストーリーを語るのが好きな人たち向けの10/21創刊・新雑誌。

ジュンク堂池袋本店の副店長田口久美子さんと新入社員の平崎真右さん

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くにまるジャパンのブックコンシェルジュ、ジュンク堂池袋本店の田口久美子さんと、
池袋本店に今年4月入社した平崎真右さんにお越しいただきました。
大学院でお墓の研究をしていた平崎さんですが、新卒で入社後、配属は
研究所や専門書フロアではなく、書店の玄関とも言える雑誌売り場になりました。
種類も多く、どちらかといえば大衆的な側面もある雑誌の売り場は
お客さんからの問い合わせの種類も様々。抽象的な問い合わせにも
今まで大学院での研究経験を生かしてなんとか対応しています!
池袋ジュンク堂1階の雑誌売り場に行かれたら、平崎さんを探してみてくださいね。
そして平崎さんのオススメ本。
「内田樹による内田樹/内田樹」(140B)
思想家、武道家など様々な顔を持つ著者初の自著解説本。
田口さんのオススメ本。
「オレって老人?/南伸坊」(みやび出版)
おじいさん、何か落としましたよ!と声をかけられた著者の自らの観察記録。
「ねこはい/南伸坊」(青林工藝舎)
世界初、猫が詠んだ(という設定の)俳句絵本。味のある俳句とイラスト。

「横綱白鵬 試練の山を越えて はるかなる頂へ」著者でノンフィクション作家・小松成美さん

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月曜コーナーの「スポーツ情熱列島」でもおなじみ、ノンフィクション作家の
小松成美さんにお越しいただきました。
第一線で活躍するアスリートやアーティストへの徹底的な取材やルポルタージュ
作品で知られる小松さん。前回は去年の夏、ロンドン五輪の頃番組にお越し
いただきました。当時刊行されたばかりの著書「なぜあの時あきらめなかったのか」に
登場するフェンシングの太田雄貴選手や水泳の入江陵介選手の、招致委員会での
活躍を小松さんは感慨深く見守っていたそうです。
小松さんの最新刊「横綱白鵬 試練の山を越えて はるかなる頂へ」(学研)。
大横綱白鵬の、初の子供向け伝記で、小松さんが文章、イラストを相撲漫画家の
琴剣淳弥さんが担当しています。横綱自ら、子供向けの本にしたいと仰ったそうで、
何度もロングインタビューを重ね、白鵬関のご家族にも取材しています。
先月行われたサイン会では、白鵬関は子供たちの質問に丁寧に答え、子供の
「体が小さくて大きい人に勝てません。どうしたらいいですか?」という悩みに
「今は弱くていいんだよ。僕も弱かった。練習して、そのうち強くなればいいんだ」と
優しく答えていたそうです。
そして小松さんのオススメ本。
「かすてぃら 僕と親父の一番長い日/さだまさし」(小学館)
さださんのお父さんの生涯を描いた自伝的小説。
破天荒な父の、昭和の物語に感動します!

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