著書「昭和の犬」(幻冬舎)が、第150回直木賞を受賞した、作家の姫野カオルコさんに
お越しいただきました。受賞会見から1か月、たいへんご多忙な姫野さんですが
関西出身で、文化放送と赤坂の某局さんが憧れだったそうで、その2局の
リスナーなんだそうです!
昭和33年生まれ、青山学院大学卒業後、画廊勤務を経て平成2年に「ひと呼んで
ミツコ」でデビュー、独特の文章表現と作風で読者の支持を集め、直木賞候補と
なった「受難」「ツ、イ、ラ、ク」「ハルカ・エイティ」「リアル・シンデレラ」など
話題作を数多く発表しています。
今回の「昭和の犬」直木賞受賞会見では、スポーツジムからの帰りでのジャージ姿が
反響を呼びました。ジャージ好きのくにまるさんとも話が盛り上がりました。
「昭和の犬」は自伝的要素が多く、著者と同世代の主人公の女性が成長する昭和と
いう時代とのなにげない日常をゆったりと描いています。語り口調も、独特の
ゆったりとした「姫野ワールド」にすっかり惹きこまれてしまいました。
姫野カオルコさん 公式サイト
http://himenoshiki.com/