『スポーツ情熱列島』では、ITWA(国際テニスライター協会)のメンバーで、
フリーライターの神仁司さんに出演して頂きました。
今回は、『ロンドンオリンピック・パラリンピック』の他、今年最後のグランドスラム
『全米オープン』や、男子テニスの国別対抗戦『デビス・カップ』など、ここ最近の
テニス界の話題についてお話し頂きました。
残念ながら女子の出場はなかったものの、男子は錦織圭・伊藤竜馬・添田豪の
3選手が出場した『ロンドンオリンピック』に関して神さんは、「メダルの獲得は
ならなかったが、錦織選手が日本男子として88年ぶりとなる勝利を挙げた上、
ベスト8への進出を果たしたのは本当によくやってくれた」と、評価されていました。
また、『ロンドンパラリンピック』の男子車いすテニスにおいて、史上初の2連覇を
達成した国枝慎吾選手の報告会を取材されてきた神さんによりますと、「一度は
諦めかけた。よく取れた金メダル」と、国枝選手は感慨深げに語っていたそうです。
そして、今年最後のグランドスラムとなった『全米オープン』では、日本男子が
4人も出場するという快挙があったほか、女子では森田あゆみ選手が4度目の
全米挑戦で念願の初勝利を挙げるなど、日本人選手の活躍も光りました。
ただ、先日行われた男子テニスの国別対抗戦『デビスカップ』のワールドグループ
残留をかけたプレーオフでは、残念ながら日本チームはイスラエルに2勝3敗で
敗れてしまい、来年は「アジア/オセアニアゾーンⅠ」に降格することが決まって
しまいました。この点に関しては、神さんも非常に残念そうでした。
☆神仁司さん 著書情報
『STEP~森田あゆみ、トップへの階段~』
(出版芸術社より、税別1400円にて発売中)